ビューティ情報『胃食道逆流症の真実――胃腸は睡眠障害に影響を与えていた』

2016年2月15日 19:00

胃食道逆流症の真実――胃腸は睡眠障害に影響を与えていた

胃食道逆流症の患者は、ゲップや嚥下のとき以外にも下部食道括約筋が開いて、逆流が起きてしまうことがあります。つまり、その状態は睡眠中にも逆流が起こりうることを示しているのです。

睡眠中に胃食道逆流症の症状が頻繁に現れることで、睡眠不足になるケースもあるそうです。さらに、「ニワトリが先か、卵が先か」ではありませんが、睡眠不足が胃食道逆流症をさらに悪化させる可能性もあるのだとか。

さらに、胃食道逆流症の患者は睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害の症状がよく見られるともいわれています。

胃食道逆流症になりやすい人

胃食道逆流症になりやすいのは、生活習慣に問題がある人と、おなかに圧力がかかる姿勢をとっている人、そして肥満体質の人、といわれています。

生活習慣から見ていくと、例えば早食いや大食いの人は胃に大きな負担がかかるので、逆流を起こしやすいのだそう。アルコールや喫煙も悪影響を及ぼすという報告もあります。


ほかにも、仕事柄、常時、前かがみの姿勢をしている人や肥満体質の人は、おなかに圧力が常にかかっている状態なので、逆流が起こりやすくなるといわれています。最近、胸焼けがひどいと感じる方は、胃食道逆流症の可能性もあるので、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

photo by acworks


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