汗や臭い対策に!制汗剤(デオドラント)の効果と選び方
制汗剤の香りはほのかに漂えば好感度を上げられる要素となりますが、時に体臭と混ざって悪臭となる場合もあります。きついワキガなど、特にニオイの心配がある場合には、無香料の制汗剤を選ぶようにしましょう。
制汗剤を使うときの注意点
汗のケアに便利な制汗剤ですが、使用方法を勘違いすれば、メリットを得られるどころかデメリットによるトラブルを招く場合もあります。実際のニオイがそれほどでもないのに、強い殺菌作用のあるものや複数の制汗剤を重ねて使用すると、肌の常在菌の状態を変え、かえってニオイを悪化させてしまうことがあるのです。自分に適した制汗剤を、必要な分量だけ使うことが大切です。
気温の高いときに出る人の汗は、体温調節の役割を担っています。ワキから分泌する汗は、体全体の約1%なので、これだけを抑えたところで体温調節に影響するおそれはあまりありません。しかし、制汗剤で汗腺を塞ぐ範囲が広がれば、それだけ体に負担をかけることになります。
むやみに範囲を広げて、必要のない部分にまで使用することは避けましょう。
制汗剤のデメリットについて詳しくは、『制汗剤の多用は肌トラブルを招く』 (https://www.skincare-univ.com/article/000233/)の記事もご覧ください。
監修:コッツフォード 良枝
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