なぜ食べ方を変えられるだけで痩せられるのか?科学的な理由5つ
それで朝起きると、体内は血糖値とグリコーゲン(蓄積された炭水化物)が少ない状態になっています。
すると体は、「今あるエネルギー(カロリー)をもっと蓄えなければ!」と思い込み、どんどん代謝が悪くなるのです。
よって、マス氏は「まず起きてから、1時間以内に食べ物を摂ること」を推奨しています。朝は食欲がなくても、バナナ1/4個と少しのアーモンドバターなどで十分。朝食を食べる方が確実に痩せやすくなります。
■3:約3~4時間おきに食べると痩せられる理由
朝食を食べた後、少なくとも3~4時間おきに食べ物を摂ることで、インスリンの急上昇を防ぐことができ代謝もよくなります。
ちなみにインスリンとは、血液中の糖を脂肪細胞へ送り込んでおき、飢餓状態に備えて代謝をとっておくためのもの。
また、食事を摂る回数は身体の筋肉量にも影響を与え、さらに代謝を高めてくれるので、1日の食事回数が少ないよりも、こまめに少しずつ栄養を摂るほうがよいでしょう。
例えば、除脂肪組織量を増やすため、運動後もしくは起きている間4時間ごとに、20~30グラムの良質なたんぱく質を摂ることはとても効果的です。
これらに気を付ければ、代謝をあげる手助けをしてくれるだけでなく、血糖バランスを整え、あなたの体が余分な脂肪を蓄えることを防いでくれますよ!
■4:夕食を食べすぎないだけで痩せられる理由
オベシティオブリサーチとクリニカルリサーチの研究によると、多くの女性が1日のカロリーのほぼ半分を、夕食か夕食後に摂取していることがわかっています。