2022年2月16日 10:00
クリルオイルが主要な心血管系疾患のリスクを大幅軽減 世界最大規模の臨床試験で判明
・クリルオイルを投与した患者群では、26週間後の血中中性脂肪値は基準値から33.5%減少したのに対し、プラセボ群では20.8%の減少となり、-12.7%という有意差が確認されました。
【クリルオイルとは】
サクラエビに似た動物プランクトンの一種「南極オキアミ(クリル)」から抽出される油のことで、クジラをはじめとする南極生物の最も重要な栄養源のひとつとなります。我々人間にとっても有用とされる4つの主要成分が豊富に含まれております。
南極クリル
(1)オメガ3脂肪酸(EPA・DHAなど)
世界で最も研究されている栄養素である必須脂肪酸のひとつ。心臓や目、肝臓、脳などに幅広い健康効果が期待される
(2)リン脂質
オメガ3が細胞膜への吸収を促す乳化作用があるため、一般的な魚油に比べて効率的に体内の器官へ吸収される
(3)コリン
肝臓や筋肉などの多くの身体機能に必須の栄養素。体内で十分な量を生成するのが困難であり、食物によって摂取する必要がある
(4)アスタキサンチン
クリルオイルのキレイな赤色の正体。強い抗酸化作用があり、オイルを酸化から守り、保存料の使用を最小限にすることが可能
クリルオイルは先行研究により、オメガ3脂肪酸を含むどの製品よりも心臓の健康状態を左右する3つの指標を適切にサポートすることが臨床試験で報告されています。