ビューティ情報『~10月は骨の健康月間!~ 日本人の食事摂取基準の見直しとビタミンK2の新たな効能に関するコラムを公開』

~10月は骨の健康月間!~ 日本人の食事摂取基準の見直しとビタミンK2の新たな効能に関するコラムを公開

多くの国で設定されているビタミンKの必要量(約1μg/日/kg体重)では、骨の健康に役立つ効果には十分ではないことも研究で分かってきています。

72μg/日のビタミンK摂取では、オステオカルシン活性率が低下する

~10月は骨の健康月間!~ 日本人の食事摂取基準の見直しとビタミンK2の新たな効能に関するコラムを公開

ビタミンK摂取量試験

多くの国で設定されているビタミンK必要量(約1μg/day/kg 体重)では、オステオカルシンの活性化には不十分である。
Sato et al.Nutrients(2020)12,965

また昨今では、納豆摂取量と骨折リスクについて研究も行われています。骨粗しょう症を発症しやすい閉経後の女性約1,400名を対象とした約15年間にわたる追跡調査では、納豆を週7パック以上食べる人において、骨折頻度が大幅に低いとの報告があり(Kojima et al. The Journal of Nutrition 2020)、納豆に含まれるビタミンK2(MK-7)の影響によるものと推察されています。現代の日本においては、旧来の栄養失調のような生存に最低限必要な栄養不足状態になることは少なくなっており、疾病の予防に必要な栄養素が不足する新型栄養失調が懸念されています。

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