2022年12月22日 09:30
ルミナスM22 IPLによるマイボーム腺機能不全(MGD)・ドライアイの治療
毎月1回の4回連続治療をお勧めします。予約制で、毎日実施しています。
■IPL(光エネルギーの抗炎症作用)によるMGD治療
IPL(Intense Pulsed Light)機器は長年にわたり、身体を温めて炎症を取り除くために使用されてきた医療用光治療機器です。
以下の効果を期待してMGD治療に用いることが報告されていることから、IPLによりMGD・ドライアイの改善が目指せます。
●期待される効果
炎症を抑える効果
マイボーム腺のつまりを溶かす効果
デモデックス(顔ダニ)を減少させる効果
肌のコラーゲンを再生する効果
●照射方法
IPLの照射は、下記手順で行います。
手順
こめかみ・頬にIPLを照射します(所要時間3分程度)。
治療間隔は、3~4週間おきに4回以上実施すると効果が高いというエビデンスがありますが、重症度と罹患期間によって異なります。
ダウンタイム(一時的な症状悪化)は基本的にはありません。
●注意事項
ゴムではじかれるような痛みや、ひりひりした痛みなどを感じることがあります。
稀に、照射した部位に赤みやかさぶた、もしくは水ぶくれなどができ、治るまでに5~10日かかる場合があります。