2023年1月11日 09:30
2023年1月11日(ワンワンワンデー)、イヌのがん発見検査システム『リキッドバイオプシー』事業化本格スタート!
のアカデミアの支援を受け、伴侶動物(ペット)向けに事業化された世界最先端の革新的検査技術です。
エクソソーム内のマイクロRNAを解析
ヒトのがんの克服は、長年のテーマとして様々な治療法が研究・開発されてきました。しかし、いまだヒトでは約27%が、がんによって尊い命を失っています。
実は、ペットにおいてはさらに顕著で、イヌの死因の約54%、猫の約38%が、がんによるものなのです。
イヌの死因の2頭に1頭は「がん」
がんは早期に発見できれば、ヒトもペットも根治できる可能性が高い、決して怖い病気ではありません。しかし、特にペットにおいては、がんの早期発見は至難の技でした。
なぜなら、全身麻酔によるCTやMRIの画像診断が必要で、高額な検査費用と全身麻酔や被曝のリスクもあり、早期にがんを発見することは、極めて困難でした。
また、ペットのがんは、ヒトの5~7倍で進行するため、見つかった時にはすでに末期症状ということも珍しくありません。
そこで、このリキッドバイオプシーによる検査は、ほんのわずかな血液だけで、がん種の特定とそのステージまで、高い感度と特異度で補助的に判別を可能にしました。