ビューティ情報『喫煙者と非喫煙者のアンケートデータから探る分煙に関する意識調査(2023年6月)』

喫煙者と非喫煙者のアンケートデータから探る分煙に関する意識調査(2023年6月)

これは席で吸えるような対策を取っていたとしても、喫煙者にとっては気を遣わせている状況を生み出してしまっているのかもしれません。喫煙ブースを設置している店長によると、この傾向は、接待の相手、上司、異性が非喫煙者である場合などは、席で煙草を吸える状況であっても、逆に煙草を吸う場所がなくなり、外などに行ってしまうこともあるようです。
またニオイについても非喫煙者が気にするのと同様に十分に配慮しており、ニオイがつかないという要因はとても大切な要素であることがわかります。最近、増えている加熱式タバコの愛用者の中には、紙巻きタバコのニオイが、服や髪につくことを好ましく感じていない人もいます。

(10) 分煙環境
最後に非喫煙者、喫煙者その双方に、理想の分煙環境を聞きました。特徴的な回答をまとめると次の通りになります。

<非喫煙者>
・非喫煙者のうち61.8%が完全禁煙を望んでいる。
・40%程度の人は、分煙を望んでいる。

まず非喫煙者にとっては完全禁煙を求める声が最も多いものの、分煙を求める人も40%いることがわかります。喫煙者への配慮や尊重の姿が見て取れます。

<喫煙者>
・喫煙者のうち85.2%が喫煙できる環境を望んでいる。

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