6月に設立した「一般社団法人“漢方マイスター協会”」が2023年10月15日に第5回『漢方マイスター祭り』を開催! ~「はじめの漢方」として東洋医学・漢方を身近に~
それは、概念的なところと経験的な部分が多いからなのかもしれません。
確かに代表の久保田は漢方の世界に飛び込んで30年になりますが、学びは尽きません。
しかし、学ぶほどに漢方とは「気持ちよく、楽しく生きるための術」であり、かつ、それはお一人おひとりの生活の中にあると強く確信しています。
みなさまは、ただ気づいていないだけなのです。
今、フレイルという言葉をよく耳にします。フレイルとは「Frailty(フレイルティ)」からきており、直訳すると「虚弱」や「老衰」「脆弱」などとなります。
日本老年医学会は高齢者に起こりやすい「Frailty(フレイルティ)」に『早めに正しく介入すればもとに戻る』という意味があること知り、その部分を強調したかったため「フレイル」という言葉に訳し、その願いを込めたと聞いたことが
あります。
漢方では『健康である』ということを「陰陽、気血、臓腑、経絡などが調和していること」と定義しています。
反対にそれが維持できない、自然にもとに戻せないことを『疾病』といいます。
また「健」という字は身体が健(すこ)やかで「康」という字は心が康(やす)らかと書きます。
まさに「フレイル」