世帯所得200万円以内の“重症/難治性喘息患者”の方向けに日本アレルギー協会が「重症/難治性喘息患者医療費一部助成事業」を10/17より開始
に助成申請を郵送にて行っていただきます。この申請は、主治医のアドバイスを受け、患者自身が主治医とともに応募いただくものです。
申請に必要な書類など詳しくは「重症/難治性喘息患者医療費一部助成事業」の公式サイトをご確認ください。「応募要項」、「審査選考等規程」、「申請書(患者用、主治医用)」の応募書類がダウンロードできます。
公式サイト:
https://www.jaanet.org/medical/namelist/
■新規事業設立の背景
国内の喘息患者は約300万人存在し、喘息死は抑えられつつありますが「重症/難治性喘息患者」は喘息患者の5%を占める15万人存在し、そのうち年間世帯所得200万円以内の患者が15%の22,500人存在しています(協会調べ)。一方、喘息は指定難病とされていないため医療費助成の対象外となっています。
そうした背景から当協会では、生物学的製剤による治療が必要にもかかわらず経済的理由や自身への効果の懸念から治療の開始を躊躇する患者に対して、基金を設立し医療費助成を行うことで、「重症/難治性喘息患者」に対する生物学的製剤の適正使用を推進してまいります。資金は、本基金に賛同する企業及び個人からの寄付を原資として、寄付額に見合う患者数を設定します。