日本腎臓病協会と協和キリン 慢性腎臓病(CKD)の疾患認知度に関するアンケート調査を実施
においては3割程度の認知度であるが、年齢層が上がるにつれて認知度が向上し、70代では72.0%でした。「症状を含めてよく知っている」は、全体で7.0%から7.5%に上昇していました。
図:慢性腎臓病(CKD)の認知度
慢性腎臓病(CKD)の予防策に関する設問に対して、「定期的に健康診断や人間ドックを受ける」と回答した割合が60.0%と最も多く、次いで「減塩・減量や禁煙等、生活・食習慣に気を付ける」回答は46.9%でした。また、健康診断や生活習慣病への治療にあたる「尿蛋白陽性やeGFR低下を指摘されたら、指示通りに医療機関を受診する」や「糖尿病や高血圧」等、「慢性腎臓病(CKD)の原因となる疾患の治療を継続する」の回答はそれぞれ37.7%、33.2%と確認できました。
健康診断あるいは人間ドックを定期的に受けない理由として「費用がかかるから」が最多(37.4%)、特に30代(46.3%)と40代(43.0%)で多い結果でした。また40代では、健康診断や人間ドックを受けることに不安・抵抗があるからの回答も多くみられました(25.8%)。今回の調査結果について、日本腎臓病協会理事長、川崎医科大学 高齢者医療センター 病院長、特任教授の柏原 直樹先生は次のように述べています。