高齢者の孤独死が急増、夏場は要注意!8月9月は熱中症による孤独死の清掃依頼が20件越え、他の月5倍
特殊清掃とは孤独死をした後の部屋の清掃です。亡くなっている方の多くは65歳以上の高齢者で、原因のほとんどは熱中症や脱水症などです。新聞や郵便物がたまる、ハエや虫が発生している、悪臭がするなどの苦情で発見されるパターンが多く、大家さんや親族などから依頼が入ります。
死後数週間から数か月経っている部屋は、すさまじい異臭と腐敗した遺体からの体液の浸透でできた黒じみ、そこに寄ってくる虫が発生します。まずは部屋に消毒剤を噴射し殺菌、そして汚染した箇所を解体するなどの処置をして、最後に消臭を行います。部屋や家の大きさや状況によっても異なりますが、一般的に2日から1週間程度の作業になります。
【家族や地域、訪問サービスで高齢者の見守りを】
お客様の声「認知症を患っていて、家はゴミ屋敷になっていました。死後一か月以上経過していたため扉を開けた途端、ハエが100匹ぐらい飛び交っているのを見て途方にくれました。
家族ではどうにもできない状況を助けていただき本当に感謝しています。」
代表のメッセージ「高齢者は体力や身体機能が低下していることから体への影響も大きく、ごみ屋敷である状態が続くことで病気や、最悪の場合孤独死などに直結してしまいます。