睡眠の質向上に繋がる柔らかい「おやすみ入れ歯」が一年間で製作数2.5倍となったことを発表
今は無呼吸も減ったようで熟睡できたと感じるし、日中に頭がボーっとすることも減った」「私のいびきで妻がいつも不機嫌だったが、着けて寝るといびきが減ったと喜ばれた」との声も。歯磨き後に装着し、就寝までの家族団らんを楽しんでいる人も多くいます。
【日本初の柔らかい入れ歯は、利用者の声から生まれた】
きっかけは災害時の備えと誤嚥性肺炎予防のため、2021年から提供を開始したプラスチック素材の予備入れ歯でした。最も多かった利用用途が就寝時で、歯ぎしりや噛締めで翌朝顎が怠いとの声がありました。寝るときなら柔らかい方がいいのでは。素材の研究を行い、少し弾力のあるちょうど良い固さにするために試行錯誤を重ね、2022年8月から夜専用おやすみ入れ歯の提供を開始しました。
代表の声「就寝時の無呼吸を改善することは認知症予防にも繋がります。海外では歯科医が睡眠治療を行うことが一般的ですが、日本ではまだ浸透していません。
しかし私は歯科医として多くの高齢患者の入れ歯治療を行っているため、睡眠の質改善にも力を入れていきたいと考えています。今後も快適な眠りと健康のため、利用者の声を聴きながら改良を重ねる予定です。」