子育て情報『性交後でも避妊できる「アフターピル」って?使い方から副作用まで解説!』

性交後でも避妊できる「アフターピル」って?使い方から副作用まで解説!

 

アフターピルの副作用は?

「国内処方で承認されている緊急避妊薬は1錠内服するだけなので、副作用は数%と少ないです。
吐き気、嘔吐などの消化器症状が主ですが、頭痛、めまい、傾眠、不正出血などもあります」

アフターピルはすぐに処方してもらえる?

「最近では中高生の性教育でも緊急避妊の手段としてアフターピルを教えているくらいなので、産婦人科で出ししぶるようなことはありません。

ただし、頻回に使用するような薬でもなく、金額的にもハイコストですので、常にパートナーがいて計画的な避妊が必要な場合は低用量ピルをおすすめします。

あくまで緊急用だと思ってください」

その実態をあまり知られていない「アフターピル」。なんとなく使うことに抵抗がある人もいると思いますが、先生いわく中絶手術をする方が体に負担が掛かるので、妊娠が心配な場合は飲んでおいた方がいいとのことでした。

とはいえ、薬に頼りすぎるのは良くありません。自分の体を守れるのは自分だけなので、妊娠を望まない場合はしっかり避妊をすることが大事です。

監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。
日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

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