子育て情報『生きた体験から“ にんげん力”を育む「中里どろんこ保育園」の独自カリキュラムがスゴイ!』

2022年8月20日 15:30

生きた体験から“ にんげん力”を育む「中里どろんこ保育園」の独自カリキュラムがスゴイ!

中でも注目したいのは、3歳児から参加できる「田植え・稲刈りツアー」。

中里どろんこ保育園の運営元であるどろんこ会グループは、新潟県南魚沼市に株式会社南魚沼生産組合という農業法人を設立し、田んぼを所有。全園の給食米を自給自足しています。子どもたちは、その田んぼで田植えと稲刈りを体験できます。

どのようにお米ができているかを知るだけでなく、自然の美しさや土のにおい、感触を体感できるのが醍醐味。

ツアーは宿泊体験も兼ねており、他園(※)の子どもたちと一緒に食卓を囲み、朝を迎えるという貴重な機会にもなっています。実際の生産現場で体験できるのは大変魅力的でしょう。

※中里どろんこ保育園の運営元「どろんこ会グループ」の  各保育園。
全国に100カ所ほどある

PICK UP!大人顔負けの「座禅」で無を感じ、「焚き火」で危険と心地良さを知る

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中里どろんこ保育園では、「座禅」が朝の会の一環となっています。座禅の目的は、「静と動」のメリハリをつけること。電気を消した部屋で目を閉じて無になる時間は、心が落ち着くだけでなく、子どもながらに感じるものも多いよう。

風の音や小鳥のさえずりが聞こえるなど、普段は気づけないような生活の音や自然の音を知る貴重な時間になっています。


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子どもたち自身で枯れ葉や枯れ枝を集めて行う冬のイベント「焚き火」。「火は危ないから子どもは近づけない」というのが一般的ですが、危ないことを知ってもらいたいからこそ、自分たちで火を焚いて熱さや危険性を知る機会を設けています。揺れる 炎は、リラックスに深く関わると言われている「1/fゆらぎ」を感じることもできるそう。 

PICK UP!海外では早期教育がスタンダードな「性教育」で命の尊さを学ぶ

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子どもの「性教育」に関心が高まってきている現代。日本では小学校から性について学ぶ時間が設けられていますが、どろんこ会グループでは全園で5歳児に性教育を実施しています。

中でも中里どろんこ保育園では、任意で3歳児にも性教育をおこなう時間を設定。プライベートゾーンを守ることの大切さを伝え、命が生まれることの大変さや尊さ、自分が唯一無二の存在であることを知り、命を大切にすることを知ってほしいという願いが込められています。

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