<保育園トラブル> 「自分のような子どもを減らしたい…」思いとは裏腹に園児からは拒絶され思わず…
新しい保育園へ移ったはちみつこさんは、意地悪な同僚や園長先生、理不尽な仕事の分担、不審な給料明細など様々な問題に悩まされます。さらに、早番の6:30に勤務を開始しても、皆んなが帰る夜の19〜20時くらいまで帰れない黒井奈保育園。なぜか、はちみつこさんと谷先生は早番ばかりで、2人の勤務時間はとんでもないことになっていました。そんな中、限界が来ていたのは、はちみつこさんだけではありませんでした。ある月曜日、出勤日なのに谷先生が保育園に来ず……。
話を聞きに家まで行くと、謝罪と共に「初めて無理かもしれないと思った」と話してくれた谷先生。はちみつこさんは、前に働いていた保育園の休憩の様子を話しました。思い返すと、前の保育園の休憩中も働いてはいましたが、黒井奈保育園とは比べ物にならないくらい楽でした。
「はち先生、私……」
月曜日に異変が
「大変ですけど、やっぱり1年は頑張って続けようと思います」親の反対を押し切って保育士になった谷先生は、もう少し頑張ってみることに決めたようです。
良かったと思う反面、本当に辞めたいのは自分だと気づいた、はちみつこさん。
この時は、まだ5月。「入ったばかりで辞められない」と、必死に自分を奮い立たせていました。
はちみつこさんが、保育士になった理由は2つ。
1つ目は、両親が共働きで夜家にいなかったので、幼少期に自分が寂しい思いをしたこと。
もう1つは、幼稚園の時に理不尽な理由で先生に怒られたこと。自分は絶対そんな風にはならない!と思ったのです。
しかし、今は子どもと一緒に泣きたくなっている情けない自分に、胸を張って保育士です!と言えるのか、不安でいっぱい。
谷先生が辞めてしまうのかと思いましたが、残ってくれて良かったですね。でも、はちみつこさんの方が辛そうで気になりますね。
著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
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