義実家は車で1時間圏内ということもあり、生後7カ月の娘も連れて家族でよく遊びに行っていました。ある日、いつも通り義実家へ遊びに行き和やかに談笑していたところ、義母が突然叫び声をあげたのです!叫び声をあげた義母の目線の先には……。
いつもの義実家訪問で、事件が勃発!
まだ娘が生後7カ月のときのこと。義実家は車で1時間圏内とあって、よく遊びに行っていました。義父も義母もとてもやさしい人で、娘のお世話もよくしてくれます。そのためか、義両親に抱かれても娘は泣くことがなく、私も安心しきっていました。その日も娘を抱っこし、ベッタリの義父。娘もキャッキャと笑いながら楽しそうです。私は少し離れたところで夫とおしゃべりをしていたのですが、突然、義母の「あー!」という声が部屋に響き渡りました。
義母の焦ったような声に危機感を抱き、急いで娘の方に目をやると、義母が「今、口にキスしたでしょう!」と義父に怒っていました。
「バレちゃった?」と悪びれる様子もない義父。普段から虫歯予防として口移しやスプーンなどの共有はせず、嫌がる娘の歯磨きも毎日必死でおこなっていた私は、呆然として言葉も出ませんでした。
夫も「虫歯になったらどうしてくれるの!」と義父に激怒。しかし義父は「大したことない、大丈夫」とまともに謝らず、それどころか「口じゃなくてほっぺだった」と言い訳する始末。この義父の態度に私はモヤモヤしましたが、嫁という立場もあり何も言うことができませんでした。しかし、夫は必死に義父を説得。
普段から虫歯予防に努めていることや、キス自体をあまりよく思えないことをその場で夫がはっきりと根気よく伝えたことで、義父も理解してくれたようです。
帰宅後に夫と話し合い、今後同じようなことがないように、娘にされて嫌なことやスプーンなどを共有して食べさせてはいけないことを義両親へまとめて伝えました。
今もたびたび遊びに行っていますが、衝突するようなできごとは起こっていません。今後も良い関係でいたいので、私たちの気持ちを汲んでくれる義両親たちに感謝しながら、娘のことは細かく共有するようにしたいと思います。
作画/yacco
著者:中川みかん
マイペースな3歳の娘を育てるワーママ。自然を感じられる場所にプチ遠出するのが好き。
「あら、お母さん…」スーパー中に響き渡る娘の泣き声。すれ違った高齢女性たちに声をかけられて!?