2023年8月21日 16:20
「ごめんね…お母さんのせいで」子どもの病気は親のせい?つい責めてしまい <息子が歩けなくなった>
東京から夫の実家がある地方に引っ越したかおりさん一家。体を動かすことが大好きな息子2人をのびのびと育てられると喜んでいました。しかし、ある日突然、元気だった息子に異変が! とある病気が判明し、急に歩けなくなってしまったのです。
長男・かんたくんと次男・こうたくんと地域の子育てセンターに遊びに行きました。トランポリンでピョンピョン跳ねて遊ぶこうたくんでしたが、急に足を痛がったのです。
近所の整形外科に行くと、「膝にヒビが入っていますね。全治1カ月です」という診断が。さらに医師から「壊死してます」と衝撃的な診断結果を告げられます……。
医師によると、「ペルテス病」の可能性があると、診断をされたのでした。
母としてしてあげられることは…!?
※発生率は1万人に1.5人とも言われている。発症年齢は4~9歳で7歳くらいに好発する。
医師に「膝のヒビが治ってからペルテス病の治療をしましょう」と言われたかおりさん。突然の診断に頭が着いて行けずに、とりあえずインターネットでペルテス病について調べてみることに。
ペルテス病とは股関節にある大腿骨頭への血行が何らかの原因で途絶され、骨の壊死してしまう病気。はっきりとした原因はわかっていないなどの情報が出てきました。
調べていくうちにどんどん暗くなり、「もっと早くに病院に行けばよかったのかな……。私が健康に生んであげられなかったから……」と自分を責めてしまいます。
検索すると実家の近くに名医がいる病院があることが判明。ただ通院することを考えると近所のほうがいいと思い、後日別の小児整形外科に行ってみることに。
そこでは名医がいるといいう大学病院の紹介状を書いてもらうのでした。
親ができることは寄り添い、心の支えになること以外に、最善の病院に通わせてあげることぐらいかもしれません。お母さんが自分を責めてしまう気持ちもわかりますが、病気は誰のせいでもありません。無理せず、家族みんなで向き合っていきたいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。