妹ばかりかわいがる父と母→大人になってその理由が発覚！両親が隠していた秘密とは…

私の家庭はステップファミリーで、父の再婚を機に母と1歳違いの妹ができました。当時、家族が増えたことが嬉しくて、はしゃいでいたことを今でも覚えています。しかし、再婚してからというもの、何故か両親は妹ばかりをかわいがるようになり、私にはあまり愛情を注いでくれなくなってしまったのです。そのころは「お姉ちゃんだから仕方がない」くらいにしか考えていませんでしたが、大人になった今、信じられない事実を知ってしまいました。

結婚を控えた私は、引っ越しに向けて実家の片付けをしていました。それをきっかけに、両親の秘密を知ってしまったのです。

妹に事実を伝えると…

両親の秘密を知ってしまった私は、妹に連絡をとり、久しぶりに会うことにしました。

初めて会った日のことを覚えているか？ と私が聞くと、妹はもちろんと言って当時の思い出話を始めます。私は、本棚の奥で見つけた写真を妹に手渡し、よく見るように言いました。

それを見た妹は動揺を隠せません。父と妹は両親の再婚によって親子になったはずなのに、写真には生まれたばかりの妹を抱いてほほえむ父が写っていたのです。写真の裏には「パパと」と言うメモ。両親は再婚する前から不倫関係にあって、その間にできた子どもが妹だと考えるのが自然です。

妹だけ2人の実子ということなら、私が冷遇されていたのも納得がいきます。私たちは、真実を本人たちの口から聞きたいと考え、早速、週末に2人で実家にいくことにしました。

両親が話した真実

久しぶりに帰ってきた妹を見て両親は嬉しそう。妹はいきなり本題を突きつけました。

「この写真何？ なんで赤ちゃんの私とお父さんが一緒に写ってるの？！」

両親の顔からサーッと血の気が引いていくのがわかりました。やはり、両親は不倫関係にあったのです。本人たちは本気だったと言い張りますが、お互い籍が入った状態で交際していれば、不倫に変わりありません。

そんな話の最中、玄関のチャイムが鳴りました。出てみると、高校生くらいの男性が立っています。

「初めまして、お父さん」

さすがに私たち姉妹も予想していなかった展開にビックリ。なんと父には、私たち姉妹だけではなく、外に子どもがいることが判明したのです

特大ブーメラン！

当然、母は鬼の形相で父に喰ってかかっていました。