「無責任ね」意を決し転職活動をするも娘が熱を出し最終面接を辞退⇒ある一通の手紙が届き思わぬ展開に
開けてみるとなんと「採用」の文字が!?誰かの採用通知が間違って届いたかもしれないと思い、電話をすると採用通知が間違いではないこと、可能なら会社に来て欲しいと言われました。会社に着くと、社長と上層部や役員、人事部長で面接官の女性が待ち構えていました。「突然の採用通知に驚いただろう?」と社長がひと言。そして「実はね、君に会えるのを楽しみにしてたんだ」と笑顔で言うので心当たりのない私は考え込んでしまいます。
話を聞くと、私が勤める会社の社長と旧友だと言い、私が転職試験を受けると聞き待っていたと言うのです。しかし、最終面接を自分から断ってきたと聞き人事部長に確認すると、最終面接を受ける気が無くなったという嘘の報告が。どうしても信じられず、旧友である社長に話を聞くと娘の高熱で辞退したと聞き慌てて手紙を出したというのです。そして今回の件で人事部長の女性は自分よりも仕事ができそうな人材を不採用にしていたということが発覚。
人事部長の判断で試験を落とされた人材は再度試験を受けてもらうことにしてあるといい、私はその場にいた層部、役員も満場一致でこのまま採用になったのです。
面接辞退からまさかの展開に!
事の発端を聞き、その上で一緒に働いてくれないかと社長直々にオファーを受けたのですが「自分のことしか考えられないような人間と同僚になるのはちょっと…」と本音がポロリと出てしまいました。すると社長が「その点は心配無用。彼女は会社を辞めることになるだろう」というのです。実は、人事部長は経費の不正利用、部下へのコンプライアンス違反など自分の立場を利用してやりたい放題していたのでした。人事部長が辞めるのであればと納得した私は、新たな職場で働くことを決意するのでした。
その後、人事部長は自分が犯した罪が明るみになり自主退職をすることに。一流企業にいたというプライドが邪魔して、転職先がなかなか決まらないと聞きました。
私は、転職先で全力で仕事に打ち込んでいます。可愛い娘のため、協力してくれる両親への感謝の気持ちも忘れずに今まで以上に頑張ろうと思います。
2024年1月29日 内容の誤りを訂正
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班