「え…?」母に息子をみてもらい私はお風呂へ→ドア越しに母がかけてきたのはショックな言葉だった…!
子どもが生まれたばかりのころの話です。実家に里帰り出産していた私は、子どもをしっかり寝かしつけてから急いで入浴していました。私が入浴している間、子どもを見てくれていたのは実の母だったので安心していたのですが、突然、耳を疑う言葉が聞こえてきたのです――。
実母の知らなかった一面
お風呂に入っている間に子どもが泣き出すと、母がお風呂場のドア越しに「早くお風呂から出てきなさい!」「あなたの子どもが泣いてるのよ!?うるさいし迷惑でしょ!」とキレていたのです。
それも1回や2回ではありません。子どもの泣き声以上に怒鳴り散らす母を見て、早く我が家に帰りたくなりました。
育児経験のある母ですし、私自身はかわいがってもらったように思っています。けれども血のつながった孫のことはわが子でないからか、かわいくないのかなと思いました。
息子をうっとうしそうに見ているだけの母を見て、私はとても残念な気持ちに……。
その後――。
母は私の子どもと会うことは嫌がることはありません。しかし、子どもの目の前で「子どもがいるからあれができない」「子どもがいるとうるさい」と言うのです。おそらく、母はもともと子どもが嫌いなのでしょう。
子どもが傷つかないように、母と子どもを2人きりにはしないようにしています。「何か手伝おうか?」という母の申し出には、子どものお世話ではなく、母の得意な家事をお願いするなどして、良い関係を保つよう心がることに決めました。
イラスト/海乃けだま
著者:ひらちまゆこ
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