「任せなさ〜い!」義父に1歳の次男を預けて長男とトイレへ⇒しかし義父はテレビに夢中!次男に危険が
義実家は片づけが行き届いておらず、義父の私物が散乱状態。夫が「片づけて」と頼んでも聞き入れてくれません。そんな中、ある出来事が起こるのです……。
片づけは大事
義母に用事があったため、当時4歳の長男と1歳の次男を連れて義実家を訪れました。義母は外出中で、帰りを待つため少しの間お邪魔することに。義父は息子たちをかわいがってくれますが、物が溢れた部屋では、まだ小さい次男がけがや誤飲をしないか私はヒヤヒヤしてしまいます。何か事故が起こらないように次男のそばについていましたが、突然長男が「トイレ行きたい!」と騒ぎ始めます。次男からを離れるのは心配でしたが、義父が「見ているから大丈夫」と言うので任せることに。
なんとか長男のトイレを済ませ、私がリビングに戻ると、義父はなんと野球中継に夢中です。次男に目をやると、クッションを足場にして、机の上に置かれた義父愛用のタバコとライターと取ろうとしていました! 慌てて「次男くん、だめ!」と私が叫ぶと、義父はびっくりした様子。事の重大さを理解した義父は「すまん」と謝り、危なそうな物はその場ですぐに片づけてくれました。義父は「もう片付けたから大丈夫」と自信満々でしたが、それでも義父の食べかけの菓子パンが投げ出されていたり、交換した乾電池が置きっぱなしだったり……。「ありがとうございます」と義父の気持ちには感謝しつつ、義父の「大丈夫」をもう信用しないことにした私。義母に事情を説明して、「すみませんが、私たちが来る前にお義母さんの最終チェックをお願いします」とこっそり頼みました。義両親ともに事の重大さを理解してくれたため、息子たちが遊びに来る間だけは部屋の掃除を徹底してもらえるようになったのです。
私たちが「片づけて」と言っていた理由を身をもって知ることになった義父。
今では息子たちのために片づけの習慣をつけるなど、少しずつ変わろうと努力してくれています。これからも育児に関する情報を共有しながら、息子たちに危険が及ばないようにみんなで気をつけていきたいです。
作画/Pappayappa
著者:谷 ふみ
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