「母親が好きで何が悪い?」開き直り夫のマザコンっぷりにドン引き…!さすがにもう限界!
私と夫、1歳の息子と、3人暮らしのわが家。やさしい夫とかわいい息子との生活は、まさに幸せそのもの。しかし、夫に直してほしいところが1つだけあります。それはマザコンなところ。自他ともに認めるマザコン夫は「母さんのことが大好きで何が悪い!」といつも言っていました。たしかに家族を大切にするのはいいことです。責めているわけではありません。ただ、度を越しているのです……。
夫にとっての一番は義母!
ある日、家族でテレビを見ていたときのこと。年をとってもきれいな女優さんを見た私は「本当にきれいな人だね」と夫に話かけました。すると、夫は「うちの母さんのほうがきれいじゃない?」と一言。しかし、この発言はまだかわいいほうです。
私たちは2~3週間に1度は実家へ帰省するのですが、そのたびに必ず夫は「母さんの好物だから」という理由でケーキを買います。また、私が作る料理はいつも義母と比べられ、「母さんの味付けと違う」など、義母に教えてもらえと言わんばかりの言い方をされます。たしかに義母の料理はおいしいのですが、さすがに私はうんざり。義母と比較されるのは気持ちの良いことではありません。
さらに、夫からは義母のことを「理想の母親像のような人」と、よく自慢されます。そんな私は息子の子育てをしながら「度を越した母親愛は奥さんを嫌な気持ちにさせてしまう……」と、将来の奥さんについて考えることがあります。
ある日、あまりにも義母の料理と比べられるのでがまんできず、「そんなふうに比較されると悲しくなる」と正直に言うと、夫もさすがにまずいと思ったのか「ごめん、そんなつもりじゃなかった」と謝ってきました。もし息子に将来奥さんができたときには、「ママよりも奥さんを大事にしてね」と伝えられる人になろうと決心した出来事でした。
作画/Pappayappa
著者:稲垣くみ
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