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マタニティハラスメントの事例。実態と対処法を紹介


・事例3
「君が休む間、君の代わりの子を採用しなきゃならないんだよね。だったら会社としてはその子を育てていきたいんだ。君も出産後復帰するのは大変だろうから…わかるよね?」

これは30代のWさんが会社の役員から言われた言葉です。Wさんは「わかりました、辞めます」としか言えなかったそうです。

・事例4
20代のKさんは、育休期間が終わり職場復帰しようとしたところ出た辞令は札幌支社勤務。Kさんは当時ご主人の社宅で神奈川県に住んでいたので1歳になりたての子を抱えて一人で札幌勤務は現実的には難しい、実質の退職勧告だと復帰を辞めたそうです。

■マタニティハラスメントを受けたときの対処法とは?・妊娠・出産を理由とした解雇は、明確な法律違反
女性が妊娠した際にそれに伴って不当な扱いをすることや、解雇するために行われると思われる行為は男女雇用機会均等法で禁止されています。

・マタハラを受けたらまずは上司・人事に相談
精神的なストレスはお腹の子にもマイナスです。
まずは直属の上司に相談し、それでも解決しないようであれば人事・労働管理部に相談してみましょう。会社としては社外に法律違反を知られるのはまずいので多くの場合は相談に乗ってくれるでしょう。

・一人で抱え込まない
マタハラを受けたら一人で抱え込まないことが重要です。夫・両親・友達など周りに相談しましょう。ホットラインもありますし、インターネットにはマタハラ被害者のコミュニティもあります。「私が悪いわけじゃないんだ!」と分かるだけでもストレスが軽くなりますよ。

女性の社会進出が進んでいても、まだまだ女性の妊娠・出産には厳しい現状があるようです。誰しもがお母さんから産まれて、育ててもらったはずです。
妊娠・出産している女性を素直に喜べる、女性が安心して働くことができる社会になるといいですよね。

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