その言葉、子どもはわかってないかも!?(しからずにすむ子育てのヒント特集3)


(A)とにかく「早く! 早く!」と、同じ指示を何度も繰り返すと回答した人

同じ指示で状況が変わらなければ、視点を変えて

「早く!」と繰り返しても子どもが動かない時は、「どうして伝わらないのかな?」と考えて、指示の仕方を変えてみよう。子どもの行動を理解する4つの視点を使って考えてみて。
「子どもに合わせた指示に変えて、しっかり伝えるといいかも」と見方を変えるだけで、きっと何かしらの発見があるはず!

(B)「早くしなさい!」と叱ると回答した人

「早く」の意味が理解できず、子どもも困っている?

大人が「当然わかるだろう」と思っている言葉が、子どもにとっては理解できない言葉ということは、実はよくあること。「この言葉、子どもにはわからないかも…」と想定しておくと、子どもを叱らずにすんで、親子ともにストレスを減らすことができる。

(C)「この間も遅れちゃったでしょ! そういえばあの時も…」と、ほかのことまで持ち出すと回答した人

ほかのことまで言いそうなときはクールダウン

いったん怒りがこぼれ始めると、芋づる式に出てきてしまうことがある。そんな時は体や心が疲れている場合が多く、どんどん怒りの焦点がズレていく上に、周囲の人も傷つけ、自分をも傷つける悪循環に陥りがち。次のような方法で少し間を置くなど、まずクールダウンしよう

<クールダウンの方法あれこれ>

  • 深呼吸
  • 6秒ルール(6秒までカウントする)
  • 落ち着く言葉を繰り返す
  • 体を動かしながら考える
  • 水を飲む
  • その場から離れる



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