親子で考えたい、お金の大切さ――無駄遣いを楽しく減らす方法

今は、現金がなくてもクレジットカードや電子マネーで買い物ができ、ATMで簡単にお金を借りられ、インターネットでいつでも好きな物が買えてしまう時代です。ゲームアプリの課金で高額請求されるといったトラブルも起きており、金銭教育の必要性が見直されています。

目次

・大量消費、お金の流れが見えにくい時代に金銭教育を
・「おねだりを我慢したら旅行に行けるよ!」作戦で無駄遣いを減らそう
・「買う前にできることを考える」DIYも有効
・お金の使い方には、「うちのルール」があることを教えよう


親子で考えたい、お金の大切さ――無駄遣いを楽しく減らす方法

© Syda Productions - Fotolia.com


大量消費、お金の流れが見えにくい時代に金銭教育を

子どもの周りひとつとっても、おもちゃやゲーム、子供服、文具類など、新しいものが次々と発売され、激しい販売競争が繰り広げられています。

物があふれ、お金がなくても買えてしまう時代、お金や物を大切に、と言われても、ピンとこないもの。こうした中で、お金との付き合い方をじっくり考えていく必要があるといえるでしょう。

といっても、何か特別なものをするということではありません。たとえば、子どもの服が必要になった時、新品を買うか、リサイクルショップで買うか、おさがりをもらうのか、手作りするのか、リメイクして使うのかなど、さまざまな選択肢がありますが、そこでどういう選択をするか、ということも大切な金銭教育です。


「おねだりを我慢したら旅行に行けるよ!」作戦で無駄遣いを減らそう

また、子どもが「おねだりを我慢できるようにすること」も立派な金銭教育のひとつです。子どもにねだられて買ってしまったものの、「無駄遣いだなぁ」と感じることも少なくないのでは? 

無駄遣いが多いと思ったら、事前に買うものリストを作ったり、使う金額の上限を決めてから買い物に出かけたりすると、無駄買いを防止する効果があります。

また、予定外の欲しいものを見つけた時は、すぐにカゴに入れずに一度その場を離れて、本当に買うべきか考えましょう。店内を1周して、それでも欲しかったら買うと決めます。

これは、小さな子どものおねだりにも有効です2~3歳ぐらいだと欲しいものを我慢するのは大変ですが、買い物に行く前に「○○できたら1つ買ってあげるね」など約束をして、守れたら思い切りほめてあげましょう。

欲しいものを買わずにすんだら、買わなかった物の金額、または500円など定額を貯金します。ある程度お金が貯まったら、家族で話し合って旅行や外食など、好きなことに使うのです。この方法だと、子どもも一緒に我慢と貯金の両方を楽しむことができるでしょう。



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