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妊娠中にやっておくべき、お金の手続きTo doリストを作ってみよう

目次

・(1)妊娠中、全員がやること
・(2)出産後、専業主婦ママがやること
・(3)出産後、仕事を続けるママがやること
・(4)仕事を退職するママがやること
妊娠4ヶ月で考えるお金のこと

© taa22 - Fotolia.com


妊娠4ヶ月はそろそろ、つわりが治まってきた人もいる時期。少し現実的になって、公的制度を利用するための To doリストを作ってみよう。
公的制度利用のためには、自分で手続きをするのが基本。そのためには、「知っておくこと」が必須条件だ。「知っていれば申請したのに!」はたまた、年度末になって「領収書を集めておけば良かった!」などということのないよう、早め早めのリサーチが大切だと言える。


(1)妊娠中、全員がやること

□妊娠届けを提出
□児童手当の申請方法をチェック
□産院でかかる費用をチェック
□乳幼児医療費助成をチェック
□産院が「出産育児一時期の直接支払制度」に対応しているか?をチェック

<ワンポイントメモ>
■帝王切開の場合は事前申請を
事前に帝王切開が決まっている場合は、健康保険が適用されるので高額療養費の給付対象になる。健康保険限度額適用認定証を事前に手に入れて、お産入院するまでに提出すると、医療費全額ではなく自己負担金額のみ用意すればよく、事前に準備するお金が少なくて済む。



(2)出産後、専業主婦ママがやること

□出産育児一時金の直接払制度の手続きと精算
□出生届の提出
□児童手当の申請
□赤ちゃんの健康保険証の発行
□乳幼児医療費助成の申請
□確定申告の準備(家族全員で1年間の医療費が10万円を超えた場合)

<ワンポイントメモ>
■児童手当の15日特例を知っておく
児童手当は申請の手続きをした翌月から支給されるが、出産が月末で名前がまだ決まっていないなど、やむを得ない理由で手続きができなかった場合は出産翌日から15日以内に申請し、認定されれば、手続きをした月も支給対象になる特例がある。


(3)出産後、仕事を続けるママがやること


□出産育児一時金の直接払制度の手続きと精算
□出産手当金と育児休業給付金について確認
□傷病手当金の申請(つわり、切迫早産などで会社を休んだ場合)
□出生届の提出
□児童手当の申請
□赤ちゃんの健康保険証の発行
□乳幼児医療費助成の申請
□出産手当金の申請
□育児休業給付金の申請
□確定申告の準備(家族全員で1年間の医療費が10万円を超えた場合)

(4)仕事を退職するママがやること

□出産育児一時金の直接支払制度の手続きと精算
□傷病手当金の申請(つわり、切迫早産などで会社を休んだ場合)
□失業給付の受給期間延長の手続き
□出生届の提出
□児童手当の申請
□赤ちゃんの健康保険証の発行
□乳幼児医療費助成の申請
□失業給付の申請(再就職を考えたとき)
□確定申告の準備(家族全員で1年間の医療費が10万円を超えた場合)

【公的制度の手続きの流れについて知りたい人は、こちらもどうぞ】

妊娠・出産でもらえるお金の基本~手続きから申請まで~


(監修:ファイナンシャルプランナー 畠中雅子/文:楢戸ひかる)

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