出産直前、申請書類の内容や提出方法を夫婦で打ち合わせ!

目次

・出生届けは、生後2週間以内に提出を!
・「児童手当」の申請のタイミングは、「出生届けと同時」
・「赤ちゃんの保険証」手続きも忘れずに!
・「乳幼児医療助成」は赤ちゃんの健康を守る強い見方!
妊娠●ヶ月で考えるお金のこと

© taa22 - Fotolia.com


いよいよ妊娠10ヶ月、出産目前! 赤ちゃんに会うのは楽しみだけれど、重いお腹、圧迫される胃など、ママの体も大変な時期。赤ちゃんと一緒にいられるのもあと少しと思って、今の時期を乗り切ろう。

そんな今月は、パパとのコミュニケーションの意味合いも込めて、出産後の手続きについて、夫婦で打ち合わせをしておくのがおすすめ。産後、身動きがとれないママに代わって、パパが書類申請に行ってもらうこともあるからだ。


出生届けは、生後2週間以内に提出を!

赤ちゃんが生まれて、まずやることは、住民票がある市区村の役所に出生届を提出すること。出生届けの提出の期限は、赤ちゃんが生まれた日を含めて14日以内。里帰り出産のときは、出産した市区町村の役所で出生届を提出することもOK。
役所が記入する箇所があるので母子手帳も忘れずに!

「児童手当」の申請のタイミングは、「出生届けと同時」

児童手当は、申請しなければもらうことができない手当。また、過去にさかのぼっての支給もないので、児童手当は、出生届けと同じタイミングで提出したいもの。提出した日の翌月から支給が開始される。ただし、児童手当は里帰り先では申請ができないのでご注意を!

「赤ちゃんの保険証」手続きも忘れずに!

赤ちゃんが生まれたら、赤ちゃん個人の健康保険証も必要になる。健康保険証の加入受付窓口は、パパやママが加入している健康保険によって違ってくるので、下記の表でチェックを!
また、健康保険証の申請タイミングも違ってくる。国民健康保険の場合は、出生手続きと同時に市区町村の窓口で申し込みができる。勤務先で健康保険に加入している場合は、出生届けの提出後、役所で「出生届受理証明書」を発行してもらい、勤務先へ申請しよう。

子どもの健康保険


「乳幼児医療助成」は赤ちゃんの健康を守る強い見方!

赤ちゃんが病気になったとき、医療費を助成してくれる乳幼児医療助成の制度。助成の内容や対象年齢は、自治体によって違うので、あらかじめ役所で制度の内容や手続きなどを確認しておくと安心だ。届け出をせずに支払った医療費は、さかのぼって助成してくれない場合もあるので、できるだけ早く申請したいもの。こちらも里帰り先の役所窓口では申請ができないのでご注意を!

10ヶ月間お付き合いいただいた「お金について」も、これにてひとまず終わり。ベーシックなお金のことは整理できたはずだ。

さぁ! どうぞ安心して、赤ちゃんと一緒に暮らす、「ママへの扉」を開いてください!

(監修:ファイナンシャルプランナー 畠中雅子/文:楢戸ひかる)
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