パパになる自覚を持ってもらう方法! 妊娠を自分ごとに考えて、パパになる準備を
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赤ちゃんに早く会いたい、と予定日を心待ちにする一方「親になる自覚が持てない」という想いがあるのもまた、パパの本音ではないでしょうか。
親になる自覚とは、小さな有用感の積み重ねで養われていきます。
妊娠中であれば、ママが無事に出産に挑めるための一番のサポーターになること。例えばじっくりとママの話しを聞くことでも、買い物のサポートをすることでも、一緒にお散歩をすることでもいいのです。
ママに「この人と一緒なら妊娠生活も、産後の生活もきっと安心して過ごせる」という安心感を与えられるようになりましょう。
そうやって、パパ自身が「できること」や自分の「役割」を見出していくことで徐々に親になるんだと言う自覚が芽生えてきます。
妊娠中からそうした積み重ねをすることが「パパになる準備」になります。
パパになる自覚を持つメリット
パパになる自覚を持つということは、パパ自身の有用感を高めることにつながります。
自分も「ママを支えているんだ」という実感を得ることで、どこか他人事だった「妊娠」が自分事になってきます。
そうするとママの検診後の興奮した話しやお腹の変化も、生まれてくる子どもについて考えることも、より一層楽しめるようになります。
その「ぼくも一緒に妊娠生活を支えているんだ」という気持ちは、必ずママにも伝わります。それがママの安心感やメンタルケアに繋がるだけでなく、夫婦の関係をより深い絆で繋いでくれます。
夫婦間の関係が良好であることは、「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む」とされる“産後クライシス”の予防にもなります。
・産後クライシス
出産によって心身にストレスやダメージを受け、妊娠期間中から産後にかけてのホルモンバランスの変化などが起こったママの意識と、家事や育児への関わり方についてのパパの意識が大きくずれ、夫婦の関係が悪化することを指します。