子どもが寝がえりをうつようになると、さまざまなクセが見られることがあります。寝相が悪い程度ならかわいいものですが、変な声を出したりすると心配してしまうはず。そんな眠りにまつわるクセについて紹介します。
© Igor Mojzes - Fotolia.com
■寝相が悪い
子どものころの私は寝相が悪く、母は布団から出ないように見張るのが大変だったそう。あまりにも動くので、部屋中に布団を敷いていたといいます。
このように寝相が悪い赤ちゃんは多いですが、動くことで体の疲れをほぐす効果があるのだとか。とくに眠りが浅いときに見られるようです。また、寝ている間に脳が1日に起こったことを復習していて、その過程で体が動くともいわれています。
ほかにも、暑さを感じているため、体を動かしながら熱を逃がしていることも。寝相が悪くても意味があることなので、心配し過ぎる必要はないかもしれませんが、寝冷えやケガには注意して。
とくにベビーベッドに寝かせている場合は、柵などにぶつかりやすいので気をつけましょう。柵にマットなどをつけるといいのですが、寝ている子どもの顔にかからないよう、しっかり固定する必要があります。
■寝ながらうなり声をあげる
寝ているのに、体を動かしながらうなり声をあげる赤ちゃんもいるのだとか。明け方に見られる場合は眠りが浅いためであり、それ以外の場合は授乳や排便が近いのかもしれません。
生後1カ月前後の子に見られることで、とくに心配しなくても大丈夫。うなり声が聞こえたら、抱っこしてあげると落ち着きやすくなります。