いくらあげてる? イマドキの子どものお小遣い事情


■子ども同士のコミュニケーションにもお小遣いは必要

あまり多くのお金を1度に渡すと、“お金を貯めて欲しいものを買う”というステップを学ぶことができません。しかし、友達と一緒にゲームをしたりお菓子を買ったりするなど、子ども同士の遊びの場にもお金は必要。わが子だけお小遣いが極端に少ないと、子ども同士のコミュニケーションに支障をきたしてしまうことも考えられます。


■お小遣いとセットで実施したい「お小遣い帳」

お小遣いを渡したら、すぐにお小遣い帳に記入し、お金を使った日の夜には、必ずお小遣い帳に記入する癖をつけさせましょう。

ただお小遣い帳を渡して「つけておきなさい」というのでは効果がありません。必ず親が一緒になってお小遣い帳をつけるよう見届けること。どれだけのお金を使い、どれだけお金が残っているか、子どもと毎回確認する。それにより、子どもにも自分がお金を管理しているという実感が生まれるのです。

子どもが主体となってお金の大切さを学ぶことができるのがお小遣いです。しかし金銭感覚を身につけていくには、子どもに任せっぱなしにするのではなく、親も一緒になってお金の大切さや使い方を教えていくことが大切です。

(参照)
「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」/金融広報中央委員会
https://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/kodomo2015/


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