食育に悩むママたちのヒントがここに! 西荻窪の人気店「たべごと屋 のらぼう」セミナーに潜入
野菜をしっかり食べてもらおうと栄養バランスを考えたごはんを食卓に並べても、まったく食べてくれないこともあるものです。
子どもをとりまく食環境に不安を感じるママたちのヒントになるべく、「予約が取りにくい」といわれる西荻窪の野菜料理店「たべごと屋 のらぼう」店主の明峯牧夫(あけみねまきお)さんの試食つきセミナーに潜入しました。
その日料理に使用する野菜を毎朝生産者の畑を訪れて調達する明峯さん。店名にもなっている“のらぼう菜”の畑で (撮影/広瀬貴子)
■採れたて野菜で作る“牧夫さんの味”
セミナー会場の明るいキッチンスタジオには、使いこまれた土鍋や蒸し器が置かれています
2016年で15周年を迎えた「たべごと屋 のらぼう」。明峯さんは、高校を卒業して八王子の料理店で(8年間)修行をしたあと、お姉さんがお店をされていた場所にお店をオープンしました。
人懐こい笑顔が印象的な店主の明峯牧夫さん。お客さんからは親しみをこめて「牧夫さん」と呼ばれているそう
のらぼうは季節の野菜を使ったサラダやかき揚げ、年間で30種類にも及ぶという土鍋ごはんなど“牧夫さんの味”を求めて遠方から訪れる人も多い人気店です。
お店で使われている野菜は、地元で採れたもの。
■「食べること」の奥にあるストーリー性を大切にする
セミナーは、「調理+トーク」と「実食+トークショー」の2部構成で行われました。第1部の調理デモンストレーションで作ったのは、下記メニュー。本来は3品だったところに煮びたしが追加されました。
・白菜と豚肉の蒸しもの
・ほうれん草の金柑 クリームチーズあえ
・ルッコラとオイルサーディンの混ぜご飯
・白菜とじゃこと油揚げときのこの煮びたし
(左上から時計回りに)白菜とじゃこと油揚げときのこの煮びたし、白菜と豚肉の蒸しもの、ルッコラとオイルサーディンの混ぜご飯、ほうれん草の金柑 クリームチーズあえ
煮びたしに使われたのは、白菜の外側の葉の周りや芯。明峯さんは、「はしはし」と呼んで活用しています。家庭では、うまく使いきれずに捨ててしまうことも多い部分。
「ほうれん草の金柑 クリームチーズあえ」は、ある冬の日の畑の景色をお客さんに伝えようと考案されたそう。農家の軒先につるされた干し柿と、庭に植えられた金柑の木、そして、畑で育っているのは甘みを蓄えたほうれん草…。エピソードを聞くと、料理に奥行きが広がります。
ほうれん草の金柑 クリームチーズあえ。干し柿の甘みがいいアクセントになっています。自宅で作ったところ、ほうれん草嫌いの娘(4歳)も食べてくれました!
この日のレシピには、のらぼうの店舗裏で作られた干し柿も入っています。食べて終わりではなく、その奥にあるストーリー性を大切にする。明峯さんの人柄も、のらぼう人気のひとつなのでしょう。
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