「待ち合わせ」は難易度高いお約束!? トラブルにあわない家庭ルール作り

小学生になると、子ども同士で遊ぶ約束をして帰ってくることがあります。でも「待ち合わせ」は、じつは難易度が高いお約束。ママも、子どもも安心できる、家庭での「待ち合わせルール」を作りましょう。

目次

・子どもにとって冒険と希望に満ちた「待ち合わせ」
・待ち合わせをするために子どもと約束すること
・子ども同士で約束をしてきたら4つのポイントを確認
・待ち合わせ場所で会えなかったら
・放課後遊び場事業って?

「待ち合わせ」は難易度高いお約束!? トラブルにあわない家庭ルール作り

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■子どもにとって冒険と希望に満ちた「待ち合わせ」

友だちと待ち合わせをするということは、子どもにとってちょっぴり大人になったみたいで、うれしさいっぱい。学校などで、ご機嫌で約束してきちゃいます。

しかし、子どもが小さいうちは、待ち合わせの内容自体がきちんと決められていなかったり、時間や待ち合わせ場所もいい加減だったりして、友だちと会えないということが起こりがち。そうすると、ひとり遊びをすることになったり、友だちに迷惑をかけてしまったりと、危険が伴ってきます。

待ちぼうけすることも、子どもにとっては貴重な体験のひとつになるかもしれませんが、現代では、外で長い時間ひとりで過ごすことは、やはり避けたい事態です。
待ち合わせをする前のお約束と、待ち合わせしたときのお約束を決めるルールについて紹介します。

■待ち合わせをするために子どもと約束すること

低学年のうちは、子ども同士で待ち合わせをさせないというご家庭は多いかもしれません。その場合には、子どもにも「子ども同士で待ち合わせはしてはダメ」ということをきちんと伝えておきましょう。

しかし、適正な時期を親がみながら、待ち合わせして遊ぶことを許可する場合には、事前に次のことを子どもと確認しあいましょう。

(1)遊び相手の親と確認してから遊ぶ
待ち合わせ場所、時間などをお互いの親同士で確認できるので、とくに子どもが小さいうちは、連絡先がわかっていると安心です。

子どもには、約束する前に「帰ってから遊べるか、ママに聞いてから電話するね」とお友だちに伝えるように言っておきましょう。子どもは、習い事などの予定が入っているのを忘れて約束してきちゃうことも多くあります。

そのためにも子どもが仲良くしているお友だちは、家庭でも把握しておくことが大切。
学校のイベントなどで会ったときに、あいさつをして、「〇〇ちゃんと学校以外でも遊びたいと言っているので、もしよろしかったら連絡先を交換させていただけませんか?」と連絡先を聞いておきましょう。

小学生になると保護者同士で顔を合わせる機会も少なく、働いている人とのコンタクトは難しいこともあります。確認が取れない場合は、ほかの日に改めさせるのが無難です。万が一何かあったときに責任問題になってしまうので慎重に対応しましょう。

(2)待ち合わせの場所を決める
遊び相手によって、待ち合わせする場所を事前に決めておきましょう。待ち合わせ場所は、次のようなところを選んであげましょう。
・お互いの家からなるべく同じくらいの距離
・お互いに確実にわかる場所
・人目につく安全な場所

なるべく具体的に設定するのがポイント。「学校の前」だと門が複数ある場合もあるので、「学校の正門の前」というようにピンポイントで決めさせることが大切です。


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