産院から車で帰宅するなら、その時点でチャイルドシートが必要になります。すでに幼い子がいれば、さらにもう一個買わなくてはなりません。
出産後はただでさえ何かとお金が必要なのに、たまにしか使わないチャイルドシートを買うのは大変ですよね。
何かと悩ましい存在ですが、自治体によっては補助制度があります。ホームページをチェックしてみましょう。
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■レンタル業者のあっせん
チャイルドシートは必要なアイテムとはいえ、子どもが大きくなれば不要に。また、たまにしか車を利用しない場合は、わざわざ買うことにためらう気持ちもわかります。
そんなときは、レンタルするという手もあります。
業者によって条件は異なりますが、1週間から半年契約など、指定の期間、借りることができるのです。
東京都目黒区では、このレンタル業者のあっせんを行っています。利用期間は半年で、1歳児未満用は4,800円から。そのほかのものは15%オフで利用できます。
ほかにも、東京都江東区、千葉県松戸市などでも同様の助成が行われています。多くの自治体でみられるので、問い合わせてみるといいでしょう。
■購入代金のサポート
チャイルドシートの購入代金を補助してくれる自治体もあります。
たとえば、埼玉県鴻巣市の場合、購入金額の半分、1,000円未満は切り捨てで上限4,000円まで補助してくれます。
ただし、国土交通省の定める安全基準に適合したものでなくてはならず、2,000円未満は申請不可。市税を完納している場合に限るなどの条件があります。
鳥取県境港市でも購入金額の半分、100円未満は切り捨てで上限5,000円の補助を受けられます。ただし、ポイントカードなどのサービスを利用した場合は対象外です。
購入代金のサポートは、都市部よりも車社会である郊外のほうが充実していると感じます。出産後もマイカーを利用したい場合は、こうした条件を踏まえて新居を選ぶのもひとつの手です。