赤ちゃんの服にベビーベッド、入院中のママのパジャマに授乳服…。出産前にはさまざまなモノを準備しなければなりませんが、買ったものの「あまり使わなかった」とか「いらなかった」というものも多い、という話を聞いて「何を用意したらいいの?」と迷っている方はいませんか。
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実際、意気揚々と買ったもののほとんど使わず、3人目のときにも新品に近い状態なモノ、あります! また、反対に1人目のときに入院中慌てて買ってきてもらい2人目からは入院セットに書かれていないけど必ず持っていっているものもあります。
そこで今回は、コレさえあればなんとかなる! という3人産んだママライターならではの出産準備品をご紹介します。(長男5歳、次男3歳、三男産まれたばかりです!)
出産準備に必要なものとは?
まず、出産準備とは、出産や産後すぐに必要なものを準備することです。出産をするママが使うものだけでなく、生まれてきた子どもが使うものも用意しなければならないため、はじめての出産のときにはワクワクしながらも、何を買っておけばよいのか悩みますよね。
「出産に必要」「産後必要」「新生児用」の3つに分けて用意する時期などをおさえておきましょう。
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▼出産に必要なもの
出産のときには、基本的に病院から伝えられているものがあれば問題ありません。入院中のパジャマは産院で用意してもらえるケースもありますが、なかには「お箸も持参」「洗濯機がないためタオルは多めに」など、用意するモノが多いことも。
入院用のしおりや書類に持ち物が記載されているので、早めに確認しておき、
36週頃にはいつでも持っていけるようにまとめておくようにしましょう。
また、リストに書かれていないものでも、入院中や陣痛逃しのときに、「これがあると安心する」モノがあれば一緒に用意しておきます。
▼産後必要なもの
産後退院してきてからママに必要なものは、「休息」です。
授乳しやすいパジャマもあったほうが便利ですが、前開きのボタンがなくても下からめくりあげれば授乳はできるので絶対なくてはならないモノではありません。
寝られる環境とサッと食べられるような食べ物もしくは料理をしてくれる家族がいれば、なんとかなります。
生理用品は多めに用意しておくと約1ヶ月間買い足すことなく過ごせるので安心です。入院準備と同様に、36週までに用意できていれば◎!
入院中でもネット通販などを使って購入することもできるので、そこまで焦る必要はありませんよ。
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▼新生児用のもの
退院すると赤ちゃんとの生活がすぐにスタートします。準備するも楽しいのであれこれ買いすぎてしまいますが、これも36週頃までに最低限揃っていればOKです。
あとは、必要に応じて購入していけばいいだけなので、着る服と沐浴できる環境、おむつがあればとりあえずは過ごせるとおおらかな気持ちで構えていて大丈夫です。
子どもの性別による準備の違いは特にないと思います! 洋服の色を男の子っぽい色(青系)女の子っぽい色(ピンク系)と変えたい場合にはそれぞれの色の服を購入するくらいです。
妊婦健診で性別を聞いていた場合でもよほどハッキリ写っていない限り、「出産したら、性別が違っていた」なんてこともよくあること。
新生児期に着る服は、白やアイボリー、黄色など男女どちらでもOKなものを用意すると2人目以降にも使いまわしできますね。もし、性別によって服の色を変えたいときには生まれてきてからの購入でも間に合いますよ。
▼入院中〜産後すぐの時期の上の子とパパの対策も
2人目以上の出産の場合には、上の子の対策準備は必要です。パパだけであれば、食事も家事もなんとかなっても、上の子がいるときにはしっかり準備しておかないと慌てたり、入院中にも気になってゆっくり休めなくなったりするので対策しておくようにしましょう。
まずは、パパが一通りの家事ができるようにしておくと安心です。さらに、カンタンに食べられる物を冷凍庫にストックしておいたり、上の子とパパだけで過ごすトレーニングをしておいたりするのもおすすめです。
私の出産準備品リストはコレ
3人目を2017年3月末に出産した私が今回準備したものをリストで公開します!
▼家で必要なもの
・生理用品(普通の日用・夜用)
・授乳パッド(上2人のときに、服がびしょびしょになるほど母乳が出ていたため)
・赤ちゃんの服(50~60cmのみ、お下がりを出しておいた)
・ガーゼ(お下がりを出してきた)
・バスタオル(普段から子どものお昼寝などのためにストックしているもの)
・おむつ(新生児用1袋)
▼産院に持っていったもの
・パジャマ2枚(パジャマ持ち込みの産院だったため)
・バスタオル2枚(自分のシャワー用)
・下着(2組/入院中はパパが洗濯して持ってきてくれると想定)
・授乳パッド2つ(入院中から母乳がピャーピャー出た場合に備えて)
・歯ブラシ、コップ、お箸
・スマホの充電コード(お泊り用のもの)
・コンタクトとメガネ
・赤ちゃん用爪切り(上2人は、生まれてすぐから切りたくなるほど伸びていたので)
・赤ちゃんの退院時の服
▼入院中に自宅で用意しておいてもらったもの
・ベビーバス(出し忘れていた)
・ベビーベッド代わりのカート(場所を取るため、ギリギリまで出したくなかった)
3人目の出産準備は◯週にやりました
3人目の出産準備はギリギリまでやらなくなるのかな、と思っていましたが、私の場合は、3人目のときも36週には入院グッズをカバンに詰めて置いておきました。というのも、2人目が36週0日に生まれてきそうになって、ここまできての自宅安静を言い渡され、37週0日に安静解除をしたら陣痛開始。
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結局、37週1日の朝7時に生まれてきたという経験をしているので、「36週=もう生まれるかもしれない!」という気分になっていたためです。
1人目のときには、出産への期待感から、はやる気持ちを押さえきれず、35週頃には準備万端でした。荷物もパンパンで、使わなかったモノもたくさん持っていっていたのを覚えています。
2人目のときには、パパが単身赴任中だったこともあり36週には準備しておこうと思っていたら、微陣痛が始まったため慌ててカバンに詰めて用意しました。
3人とも36週には準備をしていましたが、自宅にいるときなら陣痛がはじまってから荷物を詰めても正直、間に合うと思います。でも、2人目以降になると本格的に痛くなってから生まれるまでが早いケースも多いので、ギリギリまで用意しない場合でも「あれ?」と思った時点で準備しておくと安心かもしれません。
3人産んだからわかる、これさえあれば大丈夫!なもの
3人の出産を終えて、出産準備の段階で本当に必要なものが見えてきている今、基本的には最低限の準備さえしておけば、足りないものは、必要だと気がついたときに追加していけば“なんとかなる”と思えるようになりました。
たとえば、哺乳瓶。1人目2人目は完母で過ごしきったため使いませんでしたが、3人目は、よく飲むわりに代謝もよく、体重の増えが少なかったため、少しミルクを追加するよう言われて退院しました。
哺乳瓶初使用の我が家でしたが、病院から帰宅する途中で哺乳瓶とミルクを買って帰ったため、スムーズに退院後の生活もスタートできました。
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母乳は、実際に出産してみないと1人目で出ていても2人目以降も同じように出るとは限りませんが、完母の場合には買っておいても使わないままになってしまいます。
家族の協力を得られるのであれば、出産後様子を見ながら購入するのでも十分間に合うものなので、出産準備のマストアイテムではないかなと思っています。
それでは最後に、私の経験則に基づいた「これさえあれば大丈夫!」な出産準備品リストをご紹介します。
<ママのもの>
・入院中〜産後ずっと使えるパジャマ(前開きボタンのパジャマなら授乳が終わっても着続けられるためおすすめです)
・生理用品(帰宅する頃には普通の日用で足りるケースがほとんどです)
・授乳しやすいブラジャー
・サニタリーショーツ(産褥ショーツがなくても普段使っているサニタリーショーツで間に合う可能性は高いです。私は一度も産褥ショーツを使いませんでした。)
<赤ちゃんのもの>
・沐浴ができるもの(ベビーバスでなくてもOKですが、沐浴は退院した当日から行うため事前に準備しておくと安心です。)
・ベビー服(季節に合わせた肌着とロンパース・カバーオールなどそれぞれ5〜6枚もあれば当面十分です。)
・ガーゼ(15枚ほどあればOKです。)
・赤ちゃん用爪切り
・バスタオル(新品でなくても、おくるみ代わりにしたり布団に敷いたりと活躍するので洗い替えも含め6枚くらいあると便利です。)
・おむつ(布おむつであれば一揃い、紙おむつの場合は生まれてきてからでないとサイズがわからないので、新生児用を1袋くらい買ってあれば、なんとかなります)
今回ご紹介したものは、3人とも妊娠中から特に大きなトラブルもなく、出産・退院をした私の出産準備品ですので、必ずしもこれだけで済むわけではないかと思います。
また、「コレでなんとかすべき」というものではなく、突然の出産になったり準備にあまり時間が割けなかったりしたときでも、「とりあえずなんとかなる」もののリストです。
生まれてくる赤ちゃんのためやママが楽に育児をスタートさせるために、あれこれ購入する時間も楽しいものです。出産の準備も目一杯楽しみながら、赤ちゃんと対面できるその日までワクワクしながら過ごしてくださいね。
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