上2人はスピード出産すぎたため陣痛がどのようなものなのかわからず、心の準備をする時間もバースプランの出番もなし。何が何だかわからないまま出産し、気付けばわが子は私の胸の上でした。今回3人目にして初めて「出産ってこうやって進んでいくのか」「陣痛なう!」ってこんな感じなのか、と実感しました。 そして、したかったことが全部叶った!と思えた出産のお話です。スピード出産すぎて陣痛がわからない1人目、2人目の出産時のことです。私はなんだかおかしい?と思い産院に行き、着いてから1人目は30分後、2人目は10分後に出産しました。到着時には子宮口全開、いきなり痛みMAXだったので、10分間隔、5分間隔のような「陣痛なう」というものを味わった経験がありませんでした。 母子健康手帳に記載されている分娩所要時間も1時間弱。雑誌で見る平均的なお産の進み方とはまったく異なり、「これから産むんだ!」という心の準備ができなかったこと、会陰切開の痛みやおっぱいトラブル、マタニティブルーなどの産後の体の変化についていけず、1人目のときは産後うつにもなりました。 3人目にして陣痛のイメトレ助産師さんと今回のバースプランを話していたとき、上2人の出産時間を伝えると顔色が激変!! 「陣痛何分間隔ではなく、少しでもおかしいと思ったら連絡してきてね」と言われ、改めて陣痛とはどんな感じなのかを経産婦のママたちに聞いたり、雑誌を見たりしながらイメージトレーニングしました。 妊娠38週ころから恥骨痛も限界に達し、出産予定日1週間前の夜中2時前、その“おかしい感じ”がついにやってきました。 これが「陣痛なう」!?おなかに違和感を覚え、間隔を計ると2分間隔。痛みはないものの、トイレに行くとおりものに血が混じっていたので、2人目の幼稚園のお弁当を念のために作ってから産院に連絡。「今までのことがあるから念のためにきてね」と言われ、家族を起こしてみんなで出発しました。 産院に着いて内診すると、子宮口が5cm開いているとのことで入院となり、その後破水。1人目・2人目のときと変わらず痛くもないし「生まれるのかな~?」と話していると、徐々に痛みが強くなり「これが陣痛なう?」と私は感動! 助産師さんは、私の「陣痛なう」発言に大笑いしていました。 次は「出産なう」! 「陣痛なう」発言からしばらくすると、どんどん痛みが強くなり、いよいよいきみ開始。分娩室は和室で、時代劇で見るような綱がぶら下がっていました。この綱につかまることで力が入りやすくなります。いきむタイミングで綱を引き、赤ちゃんの頭が出てくる感覚や痛み、「産んでいる」ということを3人目にして初めて実感しました。 そして、上の子どもたちも含めた家族に見守られて無事長女が誕生しました。性別を聞いていなかったので、女の子とわかった瞬間みんなで大喜び!! 初めての「陣痛なう!」を経験し、3人目にしてこうして陣痛が進み、出産が始まっていくんだと実感。そして家族みんなに立ち会ってもらい、バースプラン通りの理想の出産を体験することができました。心の準備をしながら出産に臨めたので気持ちも穏やか、心身ともに産後の回復が一番よかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO ◆関連動画出産ドキュメンタリー 原案/石井けいこ作画/やましたともこ
2022年05月04日ベビーカレンダーは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により各地で立ち会い出産や面会が制限されているなか、これから出産を迎える方の心の準備としてご覧いただくための出産ドキュメンタリー動画を作成しました。 ベビーカレンダーの出産ドキュメンタリーのなかでも人気の「十人十色出産動画」では、人それぞれ異なる、さまざまなお産のカタチを紹介しています。今回は、4人のママが違ったシチュエーションで出産に臨む様子を1本の動画にまとめました。 新型コロナウイルス感染拡大から約2年が経過した現在も、感染予防の観点から面会や立ち会い出産が制限され、思うような出産ができないという方が多くいらっしゃることでしょう。しかしそのようななかでも、日々新しい命は誕生しています。この動画を通じて、ひとつの尊い命が生まれる瞬間を共有していただければと思います。また、これから出産を迎える方は心の準備として、ぜひご覧ください。 【1人目】初産で助産院を選択ひなたんさん 初産(出産時の年齢28歳) 第一子を助産院で生むことに決めたひなたんさん。助産院を選んだ理由は、親友が紹介してくれたことがきっかけで、医療処置をおこなわず自然に分娩できるところに魅力を感じたそうです。「小さな助産院だったので、アットホームな雰囲気にも好感を抱き決めました」動画は、パパのサポートのもと、つらい陣痛に耐えながら出産の時を待つシーンから収められています。 【2人目】不妊治療を経て高齢出産ぽこたんさん 初産(出産時の年齢42歳) 不妊治療を続けて6年。年齢・経済的に厳しくなり、今回が最後と覚悟を決めて採卵したというぽこたんさん。体を整えて移植したいという思いから、移植はすぐにおこなわず2カ月休むことにしたそうです。お休み中に、鍼灸や漢方薬、運動などで体作りをおこなう傍ら、タイミング法による妊活もおこなったところ、なんと2回目で妊娠が判明。分娩台に移動してからわずか15分で出産というスピード感でしたが、陣痛に耐えているときに歯を食いしばりすぎて、歯が欠けてしまったというエピソードも……! 【3人目】上の子も出産に立ち会いりんごぱんださん 第二子の出産(出産当時の年齢35歳) 陣痛がきてから、ゆっくり病院へ行く準備をしていたら、病院から心配の電話がきたというりんごぱんださん。さすが第二子出産の余裕!? 到着するとすでに子宮口は7cm、分娩台に移動し1時間以内に出産となりました。ママと一緒になっていきんでいるパパ、そして長女ちゃんに見守られての立ち会い出産。誕生した赤ちゃんは、低体温の心配があり保育器へ入ることになったものの、驚異の回復力を見せ、翌朝には保育器から出られました。 【4人目】計画無痛分娩で穏やかなお産にじななさん 初産(出産当時の年齢36歳) にじななさんは、痛みに弱く、出産をトラウマにしたくない!との思いから無痛分娩を選択しました。「おかげで陣痛はおなかがキュッと痛くなる程度。冷静に出産できました!」動画では、途中に笑顔でパパと会話する様子も見られ、落ち着いて出産できたことがわかります。おしりとおなかのほうへと赤ちゃんが下りてきている感覚がわかったというにじななさん。痛みはないけれど、いきむ感覚は伝わっていたため、いきみやすかったそうです。 出産は十人十色、人の数だけ、さまざまなお産のカタチがあります。コロナ禍という状況に限らず、ママや赤ちゃんの状態次第では、思い描いていたカタチのお産にならないこともありますが、すべてのお産は同じように尊く、命の誕生という奇跡の瞬間であることに変わりありません。この動画を通して、すでにお子さんがいらっしゃる方も、そうでない方も、すべての方に、命の誕生の奇跡を感じていただけたら幸いです。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2022年03月29日長男を帝王切開で出産したため、次男も帝王切開を選択しました。2回目の出産ということもあり、入院・出産準備はバッチリ! 出産に対して何も心配していませんでした。ところが、そんな用意周到な私にまさかの展開が待っていたのです。 入院・出産準備は順調!私は、長男を帝王切開で出産したため、2人目の出産も帝王切開を選択しました。個人病院でお盆の時期に出産することもあり、少し早めの妊娠37週での帝王切開になりました。長男を出産したときは、母体の発熱や赤ちゃんの心拍が弱くなってしまったこともあり、自然分娩からの緊急帝王切開に。バタバタと忙しい出産だったのですが、母子ともに術後の経過は良好であったため、今回の手術に対する不安はありませんでした。 コロナ禍で立会い出産も面会もできないので、長男の面倒をみてもらえるように夫と母にシフトを組んでもらい、入院する荷物も用意。出産を終え、帰ってきたときのための部屋と備品も準備万端! 出産に対する不安はなく、のんびりと入院・出産準備をして過ごしていました。 体調が変化し、念のため入院出産予定日から2日前の真夜中。なぜか突然の吐き気と倦怠感に襲われました。さらに若干の腹痛を感じ、病院に電話したところ、「万が一陣痛だと困るので、とりあえずきてください」とのこと。体調不良と不安に襲われながら、長男を母に預け、念のため入院道具を持って夫と病院へ行きました。 病院に着くと、コロナ禍のため夫は院内に入れないとのことで、夫は車で待機していてもらい、私だけ病室に入りました。胎動や産道、尿や血圧を確認しましたが、異常はみられず、出産の兆候もないとのことでした。原因がわからず不安ばかりが募っていたところ、病院の先生より「念のため1日入院する?」とのひと言があり、その日は1泊することに。その間、血圧が低いこと以外、特別異常はなく過ごし、翌朝一時帰宅をしました。 不安ななか迎えた出産当日迎えた出産当日。助産師さんの指示に従い、体を斜めにしたり、持参した音楽をかけたり、先生が麻酔を始めたりと、いよいよ手術するんだと実感。私は不安に襲われ、息が荒くなってきました。すると先生が、「麻酔の影響で息がしづらくなることもあるけど、心配しなくていいからね。頑張って自分で深呼吸してね」と説明してくれました。 そして手術開始! おなかで何かが動く感触に気持ち悪くなり、パニックになりかけましたが、聞こえてくる大好きな音楽と、深呼吸を意識し、必死に過ごすうちに、先生が「赤ちゃん出てくるよ!」と、ひと言! ようやく生まれる……!! 出てきた瞬間、赤ちゃんのオギャーッという産声が聞こえ、安堵と感動と、自分でもよくわからないぐちゃぐちゃな感情で涙が出てきました。子どもが処置されているのを見ている間に、あれよあれよと手術が終了し、病室に戻ることになりました。 夕食後、突然の吐き気と腹痛が!出産翌日は、家族や職場に出産報告をしながら体を休めました。術後の経過が良ければ、母子同室になるとのこと。出産後、体調は回復傾向に向かっており、このままいけば母子同室も乗り越えられそうだと思い、助産師さんに母子同室に同意しました。 ところが、子どもを連れてきてもらった数時間後、夕食を食べ、にやにやしながら子どもの写真を撮っていると、突然の吐き気と腹痛が襲ってきたのです! 冷や汗が止まらなくなり、さらには手術の傷が痛み、ゴミ箱を抱えて床にうずくまってしまいました。吐こうとしても手術痕が痛んで吐けず、パニックになりながらナースコールをすると、あわてて助産師さんが駆け付けてくれ、子どもを一旦引き取ってもらうことになりました。 そこから数時間にわたって吐き気、腹痛、冷や汗、手術痕の痛みが続きました。薬を飲んでもおさまらない吐き気と痛みにパニック状態になり、ようやく落ち着いたころには、朝日が昇っていました。これは一体なんだったんだろう?と不安を感じ、母に連絡したところ、「後腹(後陣痛)じゃない?」とのこと。後腹って何? とすぐさま調べると、驚くことに出産後にも陣痛がある事が判明! 長男のときにはなかったのですが、経産婦は感じることが多いとのこと。病院によると、今回の私の症状は、後陣痛による痛みと、麻酔が解けて内臓が動き出したことによる吐き気を感じたのではないかとのことでした。 長男の出産時に陣痛も術後の痛みも経験していた私。今回は術後の痛みだけだし大丈夫!と楽観視していましたが、産前の体調不良に付随し、陣痛と術後の痛みでパニックになりました。インターネットなどによる情報が発達した時代。予想外のことが起きる前提で、事前にいろいろと調べておかなければいけなかったのかなと思います。まだ術後の痛みが残っているので3人目は考えられませんが、痛みが引いて3人目も考え始めたときには、情報収集に勤しみたいと思います。 著者:リオン2歳、0歳の2児の母。現在育休を取得し、育児奔走中。里帰り出産を経験し実家の有り難みを知ってしまい、なかなか実家から自宅に戻ろうと思えない今日この頃。
2021年12月09日「僕と帰ってこない妻」第45話。妊娠や出産について何一つ調べようとせず、出産準備も妻任せ……あまり赤ちゃんに興味を示さない夫。最後の妊婦健診も仕事を優先し、妻の誘いを断りました。「せめて立ち会い出産のときくらい、休み取ってよね……!」妻に念を押されたものの、会社には家庭の事情について無理解な上司が。 「立ち会い出産のときに有給が欲しい」と伝えると、とんでもない回答が……! 「僕と帰ってこない妻」第45話 「お前な、繁忙期だぞ、わかってんのか? ちゃんとそういうこと計画して子づくりしろよな!」 「里帰りならお前必要ないだろ。お前が立ち会ってどうするんだよ?」 心無い言葉をズケズケと言われ、さすがに困惑する夫。 帰宅後、妻に「有給は取れない」と告げました。 「周りに迷惑はかけられないじゃん」 え、出産に立ち会うことが「迷惑」ってこと……? 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年11月25日<<ほかのママの初マタ出産記を読む>>今月の初マタママのプロフィール伊藤愛子さん(仮名/38歳/IT/人事/生後5ヶ月の男子のママ)4歳年上の夫と2015年に結婚。自然妊娠が難しい体質だったこともあり、約3年の不妊治療を経て、ようやく妊娠。出産前はIT企業の人事として新卒採用に従事。現在育休中。【妊娠初期】不妊治療の末の妊娠で、安心できない毎日体調<夢が現実に!? 妊娠発覚時の驚きエピソード>妊娠は、検査薬でのチェックでわかりました。長い不妊治療でなかなか授かることができず、「今月もだめだろうな」とあきらめていたので、最初は喜びよりも驚きが大きかったです。また、たまたまかもしれませんが、前日の夜に赤ちゃんができた夢を見ました。朝起きたときに、「今回は妊娠している気がする!」と思ったら本当に妊娠していたので、予知夢だったと思っています(笑)。<食べづわりでジャンクフードが大好きに!>妊娠後の体調の変化としては、つわり、眠さ、倦怠感が主でした。つわりは軽い方で、食べつわりでした。塩からいものやこってりしたものを食べると楽になったので、ジャンクフードが大好きに。このころから食欲も増えてきました。また、とにかく毎日眠くてだるかったです。仕事を休むわけにもいかず、眠気と倦怠感が一番辛くて……。また、頻尿になり、夜中に起きて頻繁にトイレにいくのも煩わしかったです。気持ちとしては、つわりはあるものの軽めでしたし、お腹も出てないのでまだ実感は全然ありませんでした。過去に妊娠して流産した経験があるので、私も夫も手放しで喜ぶよりは、産まれるまで安心しないぞ、という思いが強かったです。<このころに気をつけていたこと>カフェインを摂らない、生物を食べない、妊娠線が出るのは嫌だったので、お風呂上りの保湿徹底、足を冷やさないということに気を遣っていました。仕事コロナの影響で、仕事は完全テレワークでした。満員電車で通勤がない、服装や化粧も適当でいい、家で休み休み仕事ができる、という状況だったので、しんどい妊娠初期にテレワークができたことは、振り返っても本当によかったと思います。上司へは安定期を過ぎた頃に報告をしました。不妊治療をしていることも知っていたのでとても喜んでくれました。フルフレックスの会社のため、テレワーク中に中抜けして病院にいったり、長めに休憩をもらったりもできました。自由な働き方の会社でよかったと思います。つわりで体調が悪いときには、上司の言葉に甘えて、昼休憩の時間を体調に合わせてずらしたり、腰痛がひどいときには少し横になったりしながら仕事を進めました。プライベート夫への報告は、検査薬で陽性反応が出たその瞬間に言いました。夫にとっても待望の妊娠だったので、飛び上がって喜んでいました。両親・兄弟へは、妊娠4ヶ月ころ、産院で心拍が確認できたあとに報告しました。妊娠3ヶ月ころに役所へ行き、母子手帳をもらったとき改めて「赤ちゃんがいるんだなー」と実感が湧きました。今度こそは無事産まれて欲しいという思いから、妊娠初期はほぼ外出せず家で安静にしていました。妊娠4ヶ月ころのエコー写真。人の形になっていて、足も見えています。エコー写真を見ては、「本当に赤ちゃんがお腹にいるんだな」と実感していました。【妊娠中期】フレンチで食事、旅行など、今のうちにできることを実行体調<止まらない食欲!>つわりはほぼなくなっていましたが、食欲だけは健在だったため、朝ごはんを食べながら昼ごはんのことを考えるなど、かなり爆食していました(笑)。また、食べ物の嗜好が変わり、甘いものが大好きに! 毎日のスイーツが習慣化していました。<精神的に少し不安定になってしまい……>眠気や倦怠感がだんだん落ち着いてきたこともあり、体調面はとてもよかったです。お腹が少しずつ出てきて、赤ちゃんがいることをより一層実感する一方、「今回もダメだったらどうしよう」という思いにかられ、寝る前に悲しくなったり、赤ちゃんがダメになった夢を見て泣いて起きたりすることがしばしばありました。産院の健診が1ヶ月に一度だったことや、胎動を感じる時期が少し遅かったことも不安だったので、頻繁に産院に行っていました。<足がつって目覚める毎日>引き続きの頻尿に加え、朝方必ず足がつるようになってしまいました。産院に相談したところ鉄分不足とのことだったので、鉄剤を服用していましたがあまり効かず……。妊娠後期まで足はつり続けていました。また、妊娠初期からお風呂上りの保湿を徹底していたにも関わらず、お腹に少しずつ妊娠線が見えてきたのを見つけたときは、ショックでした!仕事引き続きテレワークでの業務でした。上司以外のチームメンバーにも報告。3月いっぱいで産休・育休ということにしたので、少しずつ引継ぎの準備をスタート。かなり余裕をもって引継ぎをさせてもらったので、休み前の半月は業務が手離れし、むしろ暇になるくらいでした。上司や同僚にサポートしてもらい、ストレスなく産休を迎えることができました。プライベート何回目かの健診で性器が見え、おそらく男の子だと発覚。どちらかと言えば男の子がよかったので、心の中でガッツポーズをしていました!プライベートでは、クリスマスに毎年行っているフランス料理屋さんで食事をしました。「子どもができたら、しばらくは行けないだろうから」と、いつもより高いコースを堪能しました。また、コロナ禍ではありましたが、「産後は旅行もできないだろう」と思い、伊豆へ温泉旅行に行きました。2人だけで過ごす時間もあと少しなので、このころは積極的に遠出をしていた記憶があります。伊豆旅行でのひとコマ。途中立ち寄った大室山の頂上からの写真です。富士山を望むことができ、夫婦で安産祈願をしました。【妊娠後期】赤ちゃんを迎える準備は万全…なのに産まれてこない!?体調つわりは完全になくなり、体調もよかったです。食欲は相変わらず旺盛で、妊娠後期に入りさらに体重が増加。お腹がより大きくなってきて、妊娠線が一気にできてしまいました。早めからケアしていたのでかなりショックが大きく……。お腹のかゆみがひどかったのも、とても辛かったです。しかし、このころになると胎動が活発になってきて、お腹がぴょこぴょこ動く様子を夫と一緒に見るたびに、「早く会いたい!」という思いが強くなりました。また、お腹が大きいためどの体勢で寝ても寝苦しく、また出産への不安などもあいまって昼間に仮眠を取るという生活を送っていました。仕事妊娠8カ月で産休に入りました。最終出社日には、部のメンバーがオンラインでの送別会を開いてくれました。後輩たちから「いつも頼りにしてました」「伊藤さんには何でも話せたので、いなくなって淋しいです」といった言葉をかけてもらい、意外と慕われていたのだな~と少し得意げに産休に入りました(笑)。プライベート<出産前にしておいてよかった、大掃除>赤ちゃんが生まれてくる前は、家の大掃除に時間をかけました。赤ちゃん用の部屋が物置状態だったので掃除をしたり、背の高い家具などは別の部屋に移動したりしました。結構骨が折れましたが、産後ではできないことだったので、出産前にしておいてよかったと思っています。また、いつ産気づいてもいいようにスーツケースに入院グッズを準備しておきました。産休に入る前は、「資格を取ろう」とか「保活をしよう」とか思っていましたが、「第一子の産休は、自分だけの時間が自由に使える最後の休暇だ!」と思い直し、毎日ゆったり過ごしていました。<保険の加入・見直しをすることに>出産前に夫とお金について話す機会があり、「今は銀行に預けていてもなかなか増えないので、どうせ貯蓄するなら将来的に少しでも多く戻ってくる方法で貯蓄しよう」という意見で一致しました。そのため、夫婦で店頭での保険相談サービスを利用して、子どもの学費貯蓄のためにドル建ての終身保険に加入し、ついでに夫婦の保険も見直しました。時間に余裕があり、いろいろと比較検討する時間があったので、こちらも産前にやっておいてよかったです。<出産前に準備したもの>●車の購入→「子どもができたら、いろんな場所に連れていきたい」と夫と話していたので、これを機に購入。産後も赤ちゃんを連れても行動範囲が広がったので、思い切って購入してよかったです。●赤ちゃんグッズ→粉ミルク、哺乳瓶、消毒キット、おむつ、肌着、ロンパース、爪きり等。まわりからお下がりをたくさんもらったので、当初購入したものは必要最低限でした。●赤ちゃん部屋の家具→赤ちゃんの服や備品を入れるため、子ども用の整理棚を購入。「いよいよ赤ちゃんを迎えるんだ」という気持ちが沸いてきました。<出産のこと>予定日が10日過ぎても前駆陣痛も起こらず、「本当に産まれるの?」と少し不安が募っていました。産院と相談し、計画入院し誘発剤で出産しようということになりました。心の準備ができたことと、自宅でお風呂に入った上で入院できたことがよかったです(産院にもよりますが、産後はすぐにお風呂には入れないため)。入院後は誘発剤で陣痛を起こし、出産を迎えるという流れだったのですが、誘発剤でも子宮口がなかなか開きませんでした。1日半の誘発剤でも産まれる兆しがないので、「人工破膜」をして出産を進めましょうと看護師さんからの説明。その後、分娩台に移動させられましたが、この時点でこれ以上陣痛に耐え切れるメンタルではありませんでした。そこで、分娩台の上で先生に「もう帝王切開にしてください!」と泣いてお願いをしました。しかし、先生からは「あと少しで開いてきそうだから、下から産もうよ。ただ、無痛分娩に切り替えることもできるけど」という神の提案が! 二つ返事をして、無痛分娩で出産することになりました。看護師さんが慌しく準備をしてくれている間も、数分おきにくる陣痛にひたすら耐えながら、麻酔が効いてくるのを待ちました。やっと麻酔が効いてきたあとは、文字通りの無痛! 最初から「これやっときゃ良かった~」と心の中で後悔(笑)! 数時間の陣痛のあと、無事出産をすることができました。無事退院し、初めての我が家。この日は親しい友人も集まってくれて、みんなでお祝いをしました。病院では全然寝ない子だったのに、退院したこの日は夜まで爆睡。早速おうちが気に入ってくれたのでしょうか^^産まれたベビーは3,750gのビッグベビーで、看護師さんからも「これだけ大きいと、そりゃなかなか出てこないわ(笑)」という言葉が。ともあれ、元気に産まれてきてくれた我が子に、本当に感謝です!急な無痛分娩に対応してくださった先生や、夫の立会いができなかった代わりに分娩台の横で私の携帯でずっと動画を撮影してくださっていた看護師さんにも感謝しかないです!【産後】思い切って、産後1ヶ月で完ミに移行!体調<産後のお世話がこんなに辛いだなんて!>産後すぐの体調は寝不足、抱っこによる腕の筋肉痛、会陰切開による会陰部の痛みが辛かったです。また、3時間おきの授乳、おむつ交換、寝かしつけ……。わかってはいたものの、こんなにしんどいとは思ってもいませんでした。産後半月くらいは、精神的にも肉体的にもボロボロだったと思います。特に睡眠が細切れで、まとまって眠れない取れないことが辛く、赤ちゃんが寝たらすぐ自分も寝るようにして、睡眠をむさぼっていました。<体形について>妊娠中は最終的に20キロも体重が増加してしましたが、産前旺盛だった食欲が一気に収まり、加えて赤ちゃんの世話で食欲よりも睡眠欲が勝っていたので、5~6キロは何もせずすぐに落ちました。今では、筋トレやヨガをやる時間も取れており、産後5ヶ月現在で、やっと産前の体重に近づいてきたところです。<情緒不安定な毎日>正直な話、産後半月くらいは赤ちゃんのことをかわいいと思えず、辛かったです。具体的には、毎日の世話で疲れきっていたことや、顔が人間らしくない(新生児はみんなそうなのでしょうが……)こと、また夫や母が抱っこすると泣き止むけれど私のときだけギャン泣きする、といったことが理由でした。また、実家から手伝いに来てくれた母の言動にイライラしたり、夫に八つ当たりしたり、情緒不安定でした。しかし、生後1ヶ月経ったころ、赤ちゃんの表情がふと「自分に似ている!」と気付いたことがきっかけで、少しずつ赤ちゃんのことをかわいいと思えるようになりました。<完ミにして、負担を軽減>産後、おっぱいの出が悪かったため、生後1ヶ月で完全ミルクに切り替えました。これにより、自分の負担軽減に繋がり、育児を少しずつ楽しめる心の余裕が出てきたと思います。ミルクに完全移行するのは迷いましたが、おっぱいトラブルでストレスを抱える方がよくない、と割り切ることにしました。生後すぐのメンタルとは打って変わって、今では我が子のことを食べちゃいたいくらいかわいいと思えています!仕事<同僚たちと交流してます!>育休中の現在でも、私が採用した学生さんからお礼のメッセージをもらったり、後輩とオンライン飲み会をしたりと、頻繁ではありませんが仕事関係の人とも交流を続けています。ほぼ、育児だけの毎日なのでいい息抜きになっています!<保活に関して>出産が6月で、自治体への申込みが12月なので、産後に保活を始めても時間的な余裕があったのがラッキーでした。今は、申込みする保育園のピックアップや見学をしています。仕事復帰に関する漠然とした不安はありますが、今は目の前の我が子との時間を楽しみたいと思います!プライベート<お散歩を楽しんでいます>産後1ヶ月を過ぎたあとから、少しずつ外出をし始めました。ベビーカーに乗せて近所の公園やスーパーに行っています。また、車にも慣れさせたかったので、チャイルドシートに乗せたおでかけも頻繁にしています。はじめはチャイルドシートに座るのもかなり嫌がっていましたが、今はだいぶ慣れてくれました。生後3ヶ月ころに、はじめて家族3人で温泉旅行に行きました。長時間の車移動にも慣れてきてくれたようなので、年末は私の実家に車で帰省できたらいいなと思っています!<周囲の協力にありがたみを感じる毎日>夫は思った以上に協力的。赤ちゃんが生まれた当初、コロナの影響で夫の在宅勤務が多く、家にいてくれたことはとても助かりました。また、育児がきついときは素直に頼るようにしていたら、自発的に家事もしてくれるようになり、もっと早くから頼ればよかったと思っています。また、同じマンションに同じ年の赤ちゃんを持つママが何人かいて、マンション内で立ち話をしたり、家族ぐるみで夕飯を食べたり、という交流もしています。同じ状況のママが近くにいるのは、とても心強いと感じています。<家事に対する意識が変わった>出産してから完璧主義をやめ、手抜きをするようになりました。家事も最低限、ごはんもレトルト食品、手間がかかる清掃は業者さんに依頼するなど、今までは、「自分でやらなきゃ」「完璧でなくては」と思い込んでいましたが、今では「自分でなくてもいいことはやらない」という考えに変化。それよりも、我が子と一緒にいる時間、自分の時間、家族の時間を楽しむことを大事にするという考えに変わりました!生後1ヶ月半、お宮参りでの記念写真です。顔もしっかりしてきて、あやすと笑うようになってきました。愛しさ爆発中です!<産後、新たに購入したグッズ>●授乳クッション→産院で使っていたのと同じものを購入。ミルクをあげるときや、私のお昼寝用のクッションとして使っています。●スイマーバ→赤ちゃんの寝つきをよくするために、スイマーバをつけて浴槽でプカプカ遊ばせています。くるくる回ってとても楽しそうな姿に、愛おしさ爆発です!●バウンサー→生後4ヶ月くらいから寝返りをしだしたため、気が付くといろいろなところに転がっていて……。トイレなど、一瞬目を離すときの赤ちゃんの一時置き場所として、重宝しています。●ベビーカー(AB型)→生後1ヶ月を過ぎてから積極的に赤ちゃんとおでかけをしているので、生後0ヶ月から長く使えるAB型のベビーカーを購入。高価なものなので、フリマアプリなどで買おうかと思いましたが、買う前に赤ちゃんを試乗させたかったので、ベビー用品の専門店に行き新品を買いました。毎日使っているので元は取れていると思います(笑)。<出産前に準備していたけど、必要なかったもの>●産褥ショーツ→産後、まったく使いませんでした。ショーツのつくり的に普通のショーツとして使うには使い勝手が悪いし、下着だから誰かに譲ることもできなくて……。もし購入するなら、最低限でいいと思います!最後に、初マタのみなさんへ初めての出産で、不安なことや戸惑いも大きいかと思います。もちろん私もそうでした。しかし、産んでしまえば嫌でもこれまでの生活は強制終了! 赤ちゃんとの生活が始まります。そこでは、不安、戸惑い、イライラなど、体調不良も重なることでいろんな感情に向き合うことになると思います。しかし、結論から言えばなんとかなります! まずは、ひとりで抱え込まず、周囲に思いっきり助けてもらってください。産後は自分のことがおざなりになりがちですが、赤ちゃんと同じくらい自分の心と身体の健康を大事にしてください。しんどいときは、周囲の人に弱音を吐きながらサポートしてもらってください。そして、余談ですが……。私が加入している医療保険では、出産費用で10万円くらいの支給がありました!誘発剤投与などが保証の対象になったようです。これから出産するママは、産後の明細を保険担当者に見せて保証の対象になるものがないか、ぜひ確認することをおすすめします。最後に、みなさまが無事に元気な赤ちゃんをご出産されること、健やかなベビーとの生活をスタートされることを心からお祈りしています!(文:伊藤さん、編集:マイナビ子育て編集部)<<ほかのママの初マタ出産記も読む>>
2021年10月30日<<ほかのママの初マタ出産記を読む>>今月の初マタママのプロフィール中原麻衣さん(29歳/通信サービス/事務/8ヶ月の男の子のママ)5歳年上の夫と2019年に結婚。2020年に妊娠し、2021年に出産。産前は、通信サービスの企業で派遣社員として勤務し、現在育休中。【妊娠初期】情緒が安定せず、夫に当たってしまったことも体調<結婚後、妊活をスタート>結婚後、子どもが欲しかったため妊活を開始。カフェインを摂りすぎないように気を付けていて、普段は水かルイボスティーを、コーヒーを飲むにしてもカフェインレスやデカフェのものを選んでいました。また、葉酸サプリも積極的に飲むなど、妊娠しやすい身体作りを目指していました。いつ妊娠するかわからないので、妊娠初期の過剰摂取に気を付けなければならないビタミンAはなるべく口にしないよう(※)にしていて、大好きな鰻も我慢していました……(笑)。そのかいあってか、生理予定日の数日前に重い腹痛があり、その後に妊娠が発覚。今思えば、着床痛だったのかなと思います。※参考>>【医師監修】妊婦はビタミンAの過剰摂取に注意! その理由と上手な摂り方>>妊婦はうなぎを食べちゃダメ?知っておきたい注意点と摂取量【管理栄養士監修】<つわりについて>つわりは6週から始まり、とにかく水回りの臭いがダメでした。キッチンに立つのも、トイレやお風呂に行くのも、洗面所で手を洗うことすらキツかったです。食欲もなく、食べられたものはレモン水とグレープフルーツだけだったので、妊娠初期で3キロ痩せました。<情緒について>不安定なことが多かったです。夫が仕事の飲み会で夜遅くに帰ってきたときは、「私だけ、何でこんなに苦しい思いしないといけないの」と夫に当たってしまったときもありました。今振り返ると申し訳なかったなと思います。仕事つわりがひどく、夫が出張で家を留守にすることも多かったので、妊娠3ヶ月のときには直属の上司に妊娠を報告。上司には「「こまめに休憩を取りながら、無理せず過ごすように」と言われ、私の体調とお腹の中の赤ちゃんの健康に配慮してもらえてありがたかったです。このころ、ちょうどコロナが日本でも流行り始めたときで、仕事が在宅になりました。つわりで体調が悪いときには、上司の言葉に甘えて、昼休憩の時間を体調に合わせてずらしたり、腰痛がひどいときには少し横になったりしながら仕事を進めました。プライベート待望の赤ちゃんだったので、妊娠が判明したときにはとてもうれしかったです。夫には検査薬で陽性が出たタイミングに報告したところ、「来てくれると思ってたよー!」と喜びの舞を踊って喜んでくれました(笑)。両親には産院で心拍が確認できた日に報告をしたところ、「初孫だ! 会えるの楽しみに待ってるからね!」と喜んでくれました。その後、役所に行って母子手帳をもらったときには、「本当にお母さんになるんだなぁ」とあまり実感が湧かず、不思議な気持ちでした。また、妊活をサポートしてもらっていた産院は職場の近くだったので、妊娠9週になるころに家の近くの産院に転院しました。妊娠12週でつわりが落ち着いてきたころ、ディズニー好きの私のために夫がサプライズで東京ディズニーシーに連れて行ってくれました。いつもは電車移動なのですが、コロナが心配だったので車で行きました。短時間の滞在でしたがとても楽しかったです。<ジャンクフードが食べたい!>もともと夫は家事が得意なタイプ。つわり中は全面的に家事を担当してくれたので、かなりゆったり過ごさせてもらい、ストレスなく過ごせていました。食欲については、急にハンバーガーやピザといったジャンキーなものが食べたくなるときがあり、体調のいい日は夫と一緒においしいお店を探し求めて積極的に出かけていました。【妊娠中期】ジェンダーリビールで夫にサプライズ!体調おなかが少し膨らみ始めたので、「本当におなかの中に赤ちゃんがいるんだなぁ」とやっと実感し始めました。<つわりと食欲について>つわりが落ち着いてきて食欲が戻り、普通の食事ができるようになりました。急に体重が増えないように、野菜をたくさん入れた味噌汁やスープを作ったものを主菜にし、ヘルシーな食事を心がけていました。<原因不明のかゆみ>なぜか身体を横にすると、全身にかゆみが出る謎の症状に悩まされました。内科や産院に相談しても原因はわからず、今もなぜあんなにかゆみがあったのかは不明です……。1週間ほどである程度落ち着きましたが、結果我慢することしかできずとても辛かったです。<夫婦で妊婦健診に>3Dエコーになってからは夫も病院に付き添い、一緒に赤ちゃんの顔を見ては「かわいい」を連発して、すでに親バカを発揮していました(笑)。赤ちゃんはすくすく元気に育ってくれていて、順調でした。仕事在宅で仕事をしていたので、体調がよくないときには昼休みに横になって休憩していました。上司からも「自分のペースで仕事してくれていいからね」と言ってもらえて、ホッとしたのを覚えています。<仕事中、腰痛がひどくて……>仕事については、つわりが収まったので同僚に迷惑をかけることはなくなったのですが、今度は腰痛に悩まされるようになりました。円座クッションを購入したり、座りっぱなしにならないように仕事中に立ってストレッチをしたりと、できるだけ腰をいたわるよう気を付けていました。湿布薬は処方してもらえなかったので、コルセットを巻いて痛みに耐えていました。プライベート<お腹の写真を記録>おなかが少しずつ出てきたため、その変化を写真に収めようと1週間ごとにおなかの写真を撮るようになりました。毎週大きくなっていくおなかがとても愛おしく、胎動も感じられるようになってくると更に愛おしくなりました。出産後も、その写真をときどき見返しては、「このときはつわりがひどかったなぁ」「このころから胎動を感じ始めたなぁ」と、大変だったけどうれしかったときの気持ちが思い出せるので、現在妊娠しているプレママさんたちにもおすすめです!<戌の日にやっと食べられた!>戌の日参りは、都内で有名な神社にお参りに行きました。午前中から参拝に行ったのですが、戌の日当日だったのでとても混雑していました。コロナ対策のため、境内には妊婦さんしか入れないように制限されていて、夫は待合室で待ってくれていました。お参りのあと、ずっと我慢していた大好きな鰻を夫がごちそうしてくれて、とてもうれしかったです。鰻屋さんの前でパチリ。数ヶ月ぶりに大好きな鰻が食べられて、忘れられない味になりました。<夫にサプライズで性別発表!>20週のときに性別が男の子だとわかったので、夫に報告をする際にはジェンダーリビール(※)をしました。手作りケーキを作って、切ったときにケーキの中から出てくるのが麦チョコだったら男の子、アポロだったら女の子というサプライズです。夫はなぜか女の子だと思っていたらしく「えっ、男の子⁉」と驚いてました(笑)。その後、「一緒に遊べるぞ! やったー!」と喜んでいました。両親には、そのときの様子を動画に撮って報告しました。私の母はハンドメイドが得意なので、その後すぐに男の子用の服やスタイなどをたくさん作って送ってくれましたが、スタイが6枚、ズボンが4枚、肌着が2枚……とあまりにも大量だったので「そんなに使えないよー!」と夫婦で笑っていました。※家族や両親に、赤ちゃんの性別を発表するアメリカ発祥のイベント【妊娠後期】後期つわりと格闘しつつ、夫婦で思い出作り体調<ここにきて、再びつわりが!>「もうつわりは終わったもの」と思っていたのですが、後期つわりが出てしまいました。お米の炊ける臭いがダメで、毎日の食事作りがキツかったです。また、ファストトフード店のポテトが無性に食べたくなる衝動があり、つい何度も購入……。体重が増えてしまい、体重管理大変でした(汗)。<外出中は、杖が必須に>運動不足にならないよう、できるだけ家のまわりを散歩するように心がけていましたが、腰痛がひどかったり両足がつったりとマイナートラブルが続き、家で安静にしていることが多かったです。また、おなかが大きくなってきたことで足元が見えづらくなり、歩くのが大変に。外出するときは、転ばないように必ず杖を持つようにしていました。仕事育休に入る前から仕事の負担を減らしてもらっていたので、スムーズに引き継ぎを行うことができました。通勤服は、カジュアル過ぎないマタニティウェアをフル活用していました。主にマタニティ・ベビーファッション通販のエンジェリーベのワンピースや、アダストリア LEPSIMのマタニティパンツをフル活用していました。このころは動くのが大変になってきていたので、すべてネットで買うか、母が購入したものを送ってもらっていました。授乳用のトップスや下着も購入しましたが、私はあまり母乳が出ずほとんどミルクだったので、「赤ちゃんが産まれて、母乳の出を見てから買うか決めてもよかったかなぁ」と思っています。でも、すべて2,000〜6,000円くらいの安価な物を選んでいたのでそこまで後悔はしていません(笑)。プライベート<水通しに大忙し!>赤ちゃん用品の水通しを後回しにしていたので、バスタオル・ガーゼ・肌着・ロンパースなどを大量に洗濯機へ。妊娠後期は、人生で一番洗濯をしていたなぁと思います(笑)。<産院で役立ったグッズ&必要なかったグッズ>入院バッグは、赤ちゃん用バッグと自分用バッグにわけて用意しました。産院で役立ったグッズは、ペットボトル用のストローキャップと、スマートフォンスタンド。出産前後は横になっている時間が多いので、飲み物を飲む際にストローキャップが大活躍! また、私が出産した産院はリモートでの立ち合い出産が推奨されていたので、事前に100均でスマートフォンスタンドを購入。スマホを枕元に立て、夫や両親が見守ってくれるなか出産しました。なくてよかったなと思ったのは、テニスボールと洗面台周りのアメニティ。テニスボールは陣痛逃がしで使いたかったのですが、うまく使いこなせなかったです(泣)。アメニティは産院がシャンプー・リンス・洗顔・歯ブラシ・産褥パッド・母乳パッドなど必要な物をすべてそろえていてくれていました。私は化粧品以外に特にこだわりがなかったので用意されたアメニティを使用しましたが、こだわりがある人は普段使っているものを一式持っていくと安心だと思います。<マタニティフォトで思い出作り>先輩ママである友だちからすすめられて気になっていたのが、マタニティフォト。夫に相談したところ、「一生にそうそう撮れるものではないので、この機会に撮ろう」という話になり、すぐに家の近くのフォトスタジオを探し始めました。予約は撮影の1ヶ月前に入れ、妊娠32週に撮影。総額36,000円で80カット撮ってもらい、翌日にデータのみの受け渡しでお得でした。撮った写真はアルバムにしたり、部屋に飾ったりしています。マタニティフォトの写真のワンカット。“夫の表情が固い”とカメラマンさんに指摘され、その様子を見て私は爆笑。真顔の夫・爆笑顔の私で撮られた写真は、今見返しても笑えてきます(笑)。<夫婦だけの旅行へ>出産前にしておいてよかったことは旅行です。「子どもが生まれたら夫婦二人で旅行に行くこともしばらくないだろうな」と思い、近場の旅館に一泊二日で宿泊。おいしい料理と、ゆったりした夫婦水入らずの時間を楽しみました。今は育児で忙しいですが、子どもがある程度大きくなったら、また夫婦でその旅館に行ってみたいと思っています。【産後】周囲の協力もあり、育児と資格取得に励む日々体調出産直後は母のサポートのおかげで育児に集中することができ、特別不安なことはありませんでした。赤ちゃんのお世話で睡眠時間が足りなくなったぶんは、お昼寝で補いながら体調を整え、体形は出産して3ヶ月ほどで元に戻りました。初めて不安を感じたのは、母のサポートがなくなり、夫が出張で家にいない日が続いたとき。初めてのワンオペでいっぱいいっぱいだったので、このときのことはあまり記憶がありません(笑)。今は、夫の出張が減って夫婦一緒に家事育児をしていることや、私自身がワンオペに慣れたのもあり、気持ちに余裕が出てきています。仕事私の場合、派遣社員で派遣先によってお給料が変わるので、「産休明けに今までと同じ条件で派遣してもらえるのか」「そもそも私が働ける派遣先はあるのか」といった不安を抱えていました。そのため産休・育休中は、「とにかく資格を取得できるだけ取得しておきたい」という気持ちが強かったです。今は普通車免許を取得するために、教習所に通っています。教習所を選んだポイントは、託児所があるかどうか。育休中に免許を取得するため、子どもが寝ている間に問題集や過去問を解く時間を作るようにしています。産後、派遣の営業担当の人とあまりコンタクトが取れていないので、そろそろ復職に向けていろいろと相談したいなと思っています。新しい派遣先を探してもらう予定で、定時で上がれる仕事を見つけられたらいいなぁと思っています。プライベート家族でお七夜のお祝いをしたときの写真。袴デザインのベビーウェアは、楽天市場で見つけて3,800円で購入! お宮参りでも着せる予定です。<出産してわかった、母の偉大さ>コロナの影響で里帰りができなかったのですが、実母が1ヶ月半ほどサポートに来てくれました。家事や買い物はほぼ母に任せていて、私はゆったり赤ちゃんのお世話をすることができました。母にはとても感謝しています。<産後、買ってよかったのはハイローチェア!>出産してすぐ購入したハイローチェアは、今も大活躍してくれています。生まれてすぐからハイローチェアに乗っていたおかげか、ベビーカーデビューのときも泣くことがありませんでした。<夫との家事・育児分担>家事・育児での夫の担当は、皿洗いと寝かしつけ。最近は私よりもスムーズに寝かしつけするようになってきて、うれしいような悲しいような、複雑な気持ちです……(笑)。また、仕事が休みの日は夫に子どもを預け、美容院や歯医者などの用事を済ませるようにしています。<保活について>コロナの影響で見学会が中止になっているため、なかなか進んでいないのが実情。でも先日、候補に挙げている保育園から「質問があれば電話でも受け付けます」と連絡があったので、電話でできる限りの保活をしたいなと思っています。最後に、初マタのみなさんへ不安なことがたくさんあるコロナ禍での出産ですが、あなたのまわりの人たちや産院のスタッフさんが見守ってくれています! 安心して、リラックスして出産に臨んでください!(文:中原さん、編集:マイナビ子育て編集部)<<ほかのママの初マタ出産記も読む>>
2021年09月23日おのののかさん「おくるみ」をハンドメイドこの秋に出産を控えている、タレントのおのののかさん。最近ではかねてより購入するか迷っていたというミシンをゲットし、「生まれるまでにベビードレスとか、作れたら良いな〜」という思いもあり、赤ちゃんグッズを自作しはじめたそうです。そして8月30日には、早速作ってみたという「おくるみ」の写真を公開。かわいく、肌触りが良く、お求めやすいお値段の生地を見つけて選んだそうですが、この生地がなかなか扱いの難しい薄手のニットだったため、「伸びるわ端が丸まるわ、、ミシンにたどり着くまで果てしなかった、、」と、なかなか大変だったようでした。とはいえ、いざ縫い始めたら、高性能な最新ミシンのおかげもあって、「思ってたよりスイスイ」「薄手の伸びる生地も楽々縫えちゃった」そう。淡く美しい色味の記事を組み合わせて、カラフルで素敵なおくるみが完成しました。最新ミシンは様々な模様をつける縫い方のバリエーションも豊富で、可愛い赤ちゃんグッズがたくさん作れそうですね。色づかいが可愛い!おのさん自作おくるみ おくるみのメリットとリスクおくるみとは、生後間もない赤ちゃんを包む布。バスタオルぐらいの大きさのものが多く、形は正方形や長方形、フードがついているものなど色々あります。赤ちゃんをおくるみにくるむと、お腹の中にいたときの姿勢に近づくので落ち着いて、泣き止んだり寝かしつけに役立ったりする、と言われています。まだ首も腰も据わっていない赤ちゃんを抱っこするのはママやパパも緊張するものですが、包むことで抱っこもしやすくなります。退院や健診、お宮参りなどで外出する際には、赤ちゃんを外気から守ることもでき、おくるみを重宝します。出産前に1~2枚準備しておくと良いでしょう。ただ、おくるみは必ず使わなくてはいけないというものではありませんし、リスクもあるため、使用する際はよく注意してください。たとえば、下半身をきつく巻いてしまうと、「股関節脱臼」を起こす可能性があります。下半身は緩めに巻いて腰と膝のまわりにスペースを確保し、赤ちゃんが自由に腰と足を動かせるように。赤ちゃんの足をまっすぐに伸ばして巻くことはやめましょう。もうひとつ、おくるみには「SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを高める」可能性があると指摘されていることも知っておきましょう。SIDSの予防のため、おくるみを使用する際は次のことに注意してください。・おくるみをしてうつぶせや横向きに寝かせない。・寝返りができるようになったら使わない。・布が顔にかかると窒息の危険があるため、上半身はおくるみが緩まないようにする。※ただし、あまりきつく巻きすぎると、赤ちゃんの自然な呼吸を妨げたり、熱がこもって体温が上がったりする可能性も。赤ちゃんの胸とおくるみの間に、大人の指2~3本が入る程度は余裕を持たせましょう。
2021年08月31日<<ほかのママの初マタ出産記を読む>>今月の初マタママのプロフィール佐藤優子さん(29歳/人材サービス/制作/2歳の女の子のママ)社内恋愛ののち、2017年に結婚。結婚して約1年経ったころに妊娠し、2019年に出産。新型コロナウイルスの影響で数ヶ月育休を延長し、2020年7月より復職。産休前と変わらず求人広告の制作業務に携わっている。【妊娠初期】妊娠発覚後、慌てて保険を検討して加入体調妊娠6週頃から1ヶ月半ほど、軽い二日酔いのようなつわりがありました。お腹は空くけど、食べたいものが思いつかない状態……。唯一よく食べていたのが梅干しのおにぎりで、義理の母が梅干しを大量に送ってくれました。逆に「つわり中にいい」とよく聞くグレープフルーツや炭酸水は合わず、よかれと思って口にした日は、体調が悪くなってしまったこともありました。幸いにも、体調がすこぶる悪いという状態はほんの数日だけしかありませんでした。具合が悪い日は1日ずっとベッドの上で過ごして、安静にしていました。「どうせ動けないなら」と少年漫画の『ワンピース』を1巻から読み返そうと、朝から晩までずっと読んでいたこともあります(笑)。私の体調を心配して早めに帰宅した夫が、その光景に笑っていたのがいい思い出です。こうして思い返してみると、つわりでつらい時期も、比較的楽観的に過ごせていたなと思います。ただ、胃のムカつきや便秘に悩まされたので、病院では定期的に胃薬と便秘薬を処方してもらって飲んでいました。この時期はお腹のサイズも変わらず、胎動もあるわけなく、「本当にこの中に赤ちゃんがいるの?」と不思議な気持ちでいっぱいでした。赤ちゃんがちゃんと育っているのか不安になり、さらにすべてが初めてのことばかりで、このころからすでに検索魔になっていたと思います。妊婦健診に行くのが楽しみで、「早く受診日にならないかな」と毎日そわそわしていたこともあり、1日1日が長く感じました。このころから、お腹の赤ちゃんに胎児ネームをつけていました。仕事私の場合、仕事をしている方が体調がよくて、何かに没頭しているとつわりを忘れられていた気がします。仕事はデスクワークだったこともあり、身体への負担が少なかったと思います。また、体調の悪い日は無理せず休める環境だったので、適度に休みつつ無理のない範囲で仕事をしていました。上司には、母子手帳を受け取りに行ったタイミングで報告しました。産休に入る時期は繁忙期に差し掛かる時期だったので、少し申し訳ない気持ちもありましたが、報告した際の第一声が「おめでとう!!」と笑顔で言ってもらえたことがとてもうれしかったです。プライベート妊娠検査薬で陽性が出た日、夫が帰宅後に妊娠検査薬を見せてサプライズで報告。初めての妊娠でうれしさがあった半面、不安も大きかったので、夫に報告したあとすぐ両親にも電話で報告しました。妊婦健診のための産院は自宅の近くで土曜日も診察可能なところ、出産は実家のある九州に里帰りすることにしました。電話で母に相談して実家の近くの産院情報を集めてもらい、出産予定日が決まり次第、実家近くの産院に電話予約を入れました。また、当時保険に入ってなかったのですが、帝王切開や吸引分娩のリスクを考え、あわてて共済に加入しました。妊娠発覚後だと加入できる保険が限られるので、今思えば事前に保険加入を検討しておけばよかったと思います。妊婦健診で初めてエコー写真をもらっとき、まだ胎嚢しか確認できない状態だったので、とても不思議な感覚でした。夫とは、「ただの丸だね~」と言っていた記憶があります(笑)。妊婦健診でもらった、初めてのエコー写真。「これが赤ちゃんとして、自分のお腹の中で育っていくんだ」と考えると、不思議な気持ちになりました。3Dエコーになってからは夫も病院に付き添い、一緒に赤ちゃんの顔を見ては「かわいい」を連発して、すでに親バカを発揮していました(笑)。家事については、もともと夫が得意で全面的に担当してくれていたので、つわり中はかなりゆったり過ごさせてもらいストレスなく過ごせていました。食欲については、急にハンバーガーやピザといったジャンキーなものが食べたくなるときがあり、体調のいい日は夫と一緒においしいお店を探すために、積極的に出かけていました。【妊娠中期】いろいろなところに出かけて、思い出作り体調安定期に入ると同時につわりが落ち着き、スキップできるくらい身体が軽くなるのを感じました。食欲は回復したものの、嗜好が極端に変化し、クレープ、タピオカ、シェイク、いちごなど、妊娠前と真逆の食べ物をよく食べるようになりました。また、妊婦にいいという乳酸菌飲料を教えてもらったので、家にストックして毎日飲んでいました。胎動を感じ始めたのは、6ヶ月ころ。生まれて初めての感覚に、とても驚いたのを覚えています(夫が触ると胎動が止まってしまうのは、妊婦あるある?)妊娠中期に地元の友人の結婚式が重なり、帰省のため飛行機に乗る必要があったので、事前に航空会社のホームページなどで妊婦へのサービスなどを調べておきました。また、徐々にお腹が大きくなり始めていたので、ニベアと無印良品のオイルをこまめに塗るようにして、妊娠線予防のケアをはじめました。このケアのおかげか、妊娠線はまったくできませんでした!仕事安定期に入ったタイミングで、同僚に妊娠の報告をしました。もともとお酒が好きだったのが、お誘いを断ることも増えていたため、同僚はうすうす妊娠に気づいていたそうです(笑)。妊娠を報告してからは、残業や忙しそうにしていると、「大丈夫?」「無理しないでね」とまわりが気遣ってくれたのがありがたかったです。また万が一を考えて、長距離の移動を伴う仕事はこのころからお断りしていました。優しい同僚のみなさんに温かく見守っていただけたので、無理なく仕事を続けられたと思います。また、このころから具体的な産休・育休の日程、引継ぎに関して上司や周囲と話を詰め、スムーズに産休に入れるように準備をしていきました。プライベートつわりが落ち着いたので、「今のうちにたくさん出かけよう!」と思い、思い出作りを積極的に行った時期が妊娠中期です。具体的には、妊娠5ヶ月を過ぎた戌の日の前後の土日に、義理の両親と一緒に安産祈願に行ったり、ディズニーランドに行ってミッキーとミニーにお腹をなでてもらったり、義理の家族のお誘いで北陸旅行へ行ったりもしました。また、子どもが生まれたらゆっくり外でご飯を食べることも、しばらくできなくなるだろうと思い、常日頃から気になるお店をピックアップしておき、無理のない範囲で外食も楽しみました。クリスマス前には、性別が女の子と判明。「名前はどうしようか? 画数は? 響きは? キラキラネームになってないかな?」など、毎晩夫婦で話す時間がとっても楽しかったです。妊娠6ヶ月のころには、自治体が開催する両親学級に夫婦揃って参加しました。夫が妊婦ジャケットを着用した際の一コマ。着用した夫は「重っ! 足元が見えない!」と言って驚いていました(笑)。疑似妊婦体験では、夫が妊婦ジャケットを着用し、歩いたり寝転んだりして、夫婦で妊婦の体の負担を共有するいい機会になりました。ただ、当時の私のお腹はそこまで大きくなっていなかったので、「もう少ししたら、こんなに大きくなるんだ……」と少し不安を感じてしまいました(笑)。【妊娠後期】令和ベビーのはずが、ギリギリ平成のうちにスピード出産!体調後期づわりはなく、とても健康的な日々でした。食欲がアップし、里帰りで実家に帰ると妹が引くくらいよく食べていました(笑)。ただ、食べすぎが原因で、ソファなどに横になったときに胃が圧迫されて吐き気をもよおしてしまい、眠れないことがありました。また同時に、妊娠10ヶ月ころから母子手帳に「体重増加」のハンコを押され、主治医から指導が入るように……。いくら食欲があると言っても、食べすぎには注意が必要だと痛感しました。体重管理のためにも、スクワットや階段の登り下り、近所のショッピングセンター内の散歩といった軽い運動をするようにしましたが、出産2~3週間前あたりから足の付け根が痛くなり、歩きづらくなってしまいました。そのほかにも頭部の左側が痛む、頻尿というマイナートラブルもありました。しかし、出産前日まで地元のお祭りに行くなど、基本的にはとても元気な妊娠後期期間を過ごしました。また、平日の日中はひとりで実家にいたので、いつ何があってもいいように、事前に「陣痛タクシー」の登録を済ませておいたのもこのころです。仕事妊娠8ヶ月の途中から有給と組み合わせて、早めの産休に入りました。最後の1ヶ月は、繁忙期と引継ぎ業務などが重なり、残業が増え気味で、同僚に心配されることも……(笑)。そんな忙しい日々のなかで、これまでお世話になった方たちが、お祝いを兼ねた送別会をたくさん開いてくれました。送別会で温かい声を掛けていただいたり、励まされたりしたことで、「元気な赤ちゃんを産んで、またこの場所に戻ってこよう!」と前向きな気持ちでお休みに入ることができました。職場の同期とたまたま同じタイミングで産休に入ったので、合同でお祝いをしてもらったときの写真。仕事の引き継ぎや体調を気遣ってもらうなど、同僚には本当に感謝しかありません!服装に関しては、内勤で比較的自由だったので、手持ちのワンピースを着たり、夫のニットを借りて着たりしていました。お腹が大きくなりはじめてからは、ユニクロのマタニティジーンズやレギンスを買い足しましたが、それ以外に特別マタニティ用の服を買うことはありませんでした。プライベート<この時期にしていたこと>妊娠9ヶ月に入ると、すぐに里帰りをしました。こんなに実家でゆっくり過ごせるのも最後だと思い、思う存分家族に甘え過ごしました。このころは食欲が爆発していたので、家族の休みに合わせてよくパフェやケーキを食べに連れって行ってもらいました。また、役所や会社への手続きも里帰り期間中にあらかじめ確認し、必要書類に記入できるところはすべて記入しておきました。また、在住の役所での手続きが必要なものは夫にやってもらえるように事前に共有し、認識をすり合わせておきました。<入院バッグ・育児グッズについて>いざ育児グッズを買いに行っても、肌着や洋服の種類がたくさんあり、どれを何枚買えば足りるのかわからなかったのですが、新生児期のほんの数ヶ月しか使用しない肌着や服・ベビーバスなどは、幼馴染がお下がりをくれたのでとても助かりました。入院バックの中身は、SNSや病院でもらった資料などを参考にざっくり準備。足りないものもありましたが、入院中に母に買い足して持ってきてもらっていました。入院グッズや育児グッズについては、買っても使ってないものや、お祝いでもらって重複してしまったものもチラホラあったため、出産前に必要最低限を準備し、出産後に必要なものを買い足す形式がちょうどいいなと感じました。<出産前にしておけばよかった!>この時期にやっておけばよかったことのひとつが、内祝いの準備です。産後はめまぐるしい毎日が待っているため、大まかでいいので、どんなものをあげるのか、どのサービスを使うのかをあらかじめ決めておけばよかったと後悔しました。<出産について>予定日が2019年5月6日だったため、「令和ベビーだね~」なんて悠長に構えていたら、予定日1週間前、平成も残りあと2日、という日の朝におしるしがありました。思い返せばそのまま前駆陣痛に入っていたのですが、当時はそれがよくわからず、気づいたら本陣痛がはじまっていた感じです。病院に行くものの、「初産だからこれからが長いよ~」と言われ、一度実家に帰されました。その後、実家で1~2時間痛みに耐えていましたが、限界が来て再度家族に病院へ連れて行ってもらいました。病院に着くとすでに子宮口が8センチ開いており、すぐに分娩台へ。午前中のうちに妹が夫に連絡をしてくれて、夫が慌てて関東から向かってくれたのですが、残念ながら間に合わず……。急遽妹が出産に立ち会ってくれました。そこから30分ほどで破水、出産とスムーズに進み、その日のお昼には娘が産まれました。3,484gのビックベビーだったため、産まれた直後の妹の第一声が「なんか大きくない!?」だったのは今でも笑える思い出です(笑)。夕方には夫が病院に到着し、我が子と対面。娘の名前は夫と事前に決めていたのですが、まだ家族には秘密にしていたので、夫と2人で家族に娘の名前と由来を発表。家族からは、「いい名前だね」「かわいい名前!」と言ってもらえて、ホッとしました。【産後】メンタル崩壊も、家族と夫に救われた日々体調産後は少し遠方に住む兄をはじめ、親せきや友人たちがたくさん会いに来てくれて、たくさん祝福してもらえました。そのおかげで産後ハイになっていたのですが、ホルモンバランスの崩れ、体や環境の急激な変化が原因で、メンタルが次第にズタボロに……。赤ちゃんのお世話のため、大好きな睡眠時間が削られたり、すべてが不安になったりして、たくさん泣きました。母が仕事から帰宅すると、娘と私が2人して泣いていて、その光景に大爆笑されたこともあります。ただ、本当にメンタルがやられているときは、家族の誰かが仕事を休んで、そばにいてくれたのが心強かったです。産後2ヶ月は、家族の明るさに本当に救われた日々でした。そして、「私もこんな明るい家庭を作っていきたい」と思えた貴重な経験でした。授乳はスムーズに進んだほうだと思いますが、授乳中どうしても汗が止まらず、ドキドキしてしまうことがあり、授乳そのものがだんだん苦痛に感じるようになりました。そんなとき、ちょうど娘と一緒に私も発熱し、里帰りも終える予定だったので、生後2ヶ月で母乳をやめることを決意。自宅に戻って家族3人の生活になってからは、完全ミルク育児に切り替えました。最初は罪悪感もありましたが、「別にミルクでいいじゃん、そしたら俺もあげられるし!」と、夫のポジティブな声にとても救われたのを覚えています。今では、家族みんなにとって最適な選択ができたのではないか、と感じています。仕事保活はゆるくしかやっておらず、申し込みは毎日の通園に無理のない保育園のみにしました。一応、無認可の保育園のキャンセル待ちにも登録しましたが、認可保育園がダメだったら復職を延期しようと考えていました。でも運よく第3希望の認可保育園に内定し、0歳児4月で入園することが決まりました。復職に向けて、念のため病児保育の登録も行いました。当初はGW明けに復職予定だったのですが、ちょうど新型コロナウイルスが流行しはじめ、市の自粛要請により復職が延期に。いざ復職と思うと不安な面もあったので、延期になって正直ホッとしている自分もいました。そして、当初の予定より3ヶ月ほど後ろ倒しになりましたが、2020年7月に元の部署に復職。復職前面談の際には、「子ども優先で仕事します」と人事と上司に伝えました。同僚にはパパ・ママが多くいたので、仕事と育児の両立に理解があり、子育てしながら働くにはとても恵まれた環境でした。時短での勤務を5ヵ月ほど行い、現在は時差出勤に変更し仕事を続けています。産育休中は取り残されている気持ちになり焦ったり、復帰直後は以前のように自分のペースで仕事ができないことにもどかしさを感じたりしましたが、今では気持ちを切り替え、”こんな時期も、人生のなかでほんの一時” ”今は、いつか思う存分仕事ができるようになるときのための準備期間”と捉えられるようになりました。育児だけをしていた時間も幸せでしたが、今は仕事がいいリフレッシュにもなっています。また、復職した今の方が生活にメリハリがつき、時間を有効に使えていると感じています。プライベート生後12日にニューボーンフォトを撮影。お願いしたフォトグラファーさんは、なんと4児のママ! 新生児の貴重な瞬間を残せてうれしかったのと同時に、撮影の合間に赤ちゃんが落ち着く姿勢や音などを教えてもらえたことは、私自身のリフレッシュにもなりました。ベビー服(特に60cmなど、新生児サイズのもの)やスタイ、おくるみは事前に買う必要はなかったと思います。実は一度も使わず、クローゼットにしまったままにしてあるものも……。0歳児期は、定期的に私のメンタルが崩壊し、爆発することがありました。そんなときは、夫が「友だちとご飯に行っておいでよ」と気遣ってくれたり、彼の仕事が休みの日はお昼までゆっくり寝させてもらったりと、リフレッシュする機会を積極的に作ってくれました。自分でできることとしては、家の中で娘と2人きりで過ごす時間が長いと感じていたので、積極的に外に出て気分転換するように心掛けていました。ときには、朝から2時間たっぷりお散歩に行くこともありました。自治体のファミリーサポートには登録していたましたが、会員が少ない地域に住んでいることもあり、一度も利用したことはありません。ただ、振り返ると0歳児期は孤独になりがちだったので、サポート施設や機関をもっと利用してもよかったのではないか、と思っています。産後は些細なことで不安になったり、ストレスがたまったりと、大変なことだらけでしたが、小さな成長を常に隣で見ることができたこの時期は、とても尊い時間だったんだな、と今は感じています。現在は、娘が生まれてから容量がパンパンになったカメラフォルダの整理に苦戦中です(笑)。最後に、初マタのみなさんへまずはご懐妊おめでとうございます! 初めてのことで小さなことで不安になったり、細かいこだわりをもったり、検索魔になったり……、そんな時期ですよね。私もそうでした! でも、それって当たり前のことだと思うんです。やらないであとから悔やむより、思い切ってやってみて「たいしたことなかったね」と笑えるほうが絶対いいと思います。●気になるならとことん調べる●心配ならすぐに病院に行く●そんなに気にしなくてもいいと言われても、こだわりたいと思ったことならこだわる●この記事をわざわざ読んでくださっているその行動一つひとつが、大袈裟かもしれないですが「母」になっている証拠なんだと思います。ただひとつ気を付けてほしいこととしては、「孤独にならないでください」。 あなたやお腹の中のその子のまわりには、手を差し伸べてくれる人がたくさんいますよ。たくさん声にして、話を聞いてもらいましょう。そして暗い気持ちのときは、誰かに笑い飛ばしてもらいましょう(笑)。子どもによって役立つ育児グッズが違うように、妊婦さんも十人十色。あなたらしい十月十日を過ごせることを願っております。(文:佐藤さん、編集:マイナビ子育て編集部)<<ほかのママの初マタ出産記も読む>>
2021年08月20日初めての出産・育児を控え、何をおこなっておくべきか悩んだ妊娠中。私自身がおこなっておいてよかったことは、夫と“共有すること”です。里帰りをせずに夫婦2人で始まった育児でしたが、出産や育児の情報・方法を共有していたおかげでスムーズに開始できました。私が夫と一緒におこなっておいてよかったことをご紹介します。 産前に各種手続きを確認・夫とシェア出生届や児童手当などの申請に、何が必要でどうやっておこなうのかまったく認識していなかった私。そこで妊娠33週のころに私が役所へ行って手続き方法を聞き、確認した内容や、マイナンバーカードや印鑑などの準備物、役所の何階のどの窓口といったことまでメモにまとめ、夫に内容を伝えました。 提出する書類を事前に役所からもらっていたので、産後は2人で書類を書いて夫に提出をお任せできたのです。準備物も抜かりなく用意していたので、スムーズに手続きができ、産後の慌ただしいときに助かりました。 親族の連絡先を共有・産後の連絡を依頼出産報告やもしものトラブルに備えて、夫に私の実家や親族の連絡先、また、出産の報告をしてほしい親族もリストアップして書面で伝えました。 結婚から数年経っていましたが、SNSでの連絡がほとんどであったため、実家の固定電話や両親の携帯電話番号を夫が知らなかったことがわかり、確認する良いきっかけになったというメリットも。また、出産の報告は夫に任せていましたので、産後に絶え間なく届く連絡に慌てて返信する必要がなく、ゆっくりと休めました。 育児について2人で確認・練習妊娠24週のときに自治体の両親学級に参加し、さらに2人で育児用ミルクの作り方やチャイルドシートの取り付け方を確認。退院後、私が授乳している間に夫がささっと育児用ミルクを作ってくれたので非常に助かりました。哺乳びんの消毒グッズやおむつ用ゴミ箱のように使い方がやや難しいものは、使い方の紙を壁に貼っておいたので、お願いするときもスムーズに。さらに、赤ちゃんの日用品の買い物も事前に一緒に行ってよかったです。 育児用ミルクや紙おむつだけでなく、哺乳びん用の洗剤やベビー用の洗濯洗剤なども種類が膨大で悩むベビーグッズの買い物。事前に一緒に行って商品を確認していたので、産後は夫に買い物をお任せできました。ほかにも、入院中に医師や助産師さんから受けた育児のアドバイスはスマホにメモをして夫に共有していたので、情報の伝え忘れを防ぐことができてよかったです。 「紙に書いておく・スマホのメモ機能を共有する・実物を一緒に確認する」といった目に見える方法で育児準備の情報を共有していたので、何度も夫に伝える必要がなくてよかったです。夫と情報を共有しておくことで、自分にもしものことが起こったときでも、子どもや夫に迷惑がかからないと感じました。子どもが生後5カ月になった今でも予防接種や健診のことなど、育児関連のことを夫と共有するようにしています。 監修/助産師REIKO著者:田淵 未希0歳女児の母。管理栄養士の資格を取得。病院管理栄養士の経験を生かして主に栄養や食のジャンルに関わる記事を執筆中。
2021年08月17日<<ほかのママの初マタ出産記を読む>>今月の初マタママのプロフィールTさん(39歳/編集/1歳の女の子のママ)2020年に出産。雑誌編集や、冊子などの制作・進行管理などを行う。2021年の春に育児休業から復帰。【妊娠初期】自分のにおいすらダメに……妊娠悪阻に翻弄体調予定より生理が遅れたため、妊娠検査薬で検査。陽性が出たので産婦人科を受診したところ、胎嚢と心拍の確認ができ、妊娠が判明しました。妊娠8週のころです。それから特に体調不良もなく元気に過ごしていたのですが、妊娠12週を過ぎたあたりから突然つわりに。食欲がなくなり、食べ物も飲み物も受け付けなくなってしまいました。あらゆるもののにおいがダメで、麦茶を沸かすにおい、電車内のにおい、自分のにおいまで苦手に……。料理もできなくなってしまったので、このころの家事はすべて夫に頼っていました。また、ホルモンバランスのせいか涙腺がゆるくなって、悲しくないのに涙が出て仕方ない、ということもありました。仕事「周囲への報告はまだ早いかな」と思って誰にも伝えていなかったのですが、つわりが悪化して妊娠悪阻になり、通院して点滴を打つ事態になり、そのタイミングで上司に妊娠報告をしました。仕事の繁忙期で申し訳ない思いがあったのですが、幸い上司も同僚も「体調優先で」と言ってくれる人ばかりだったので、周囲のサポートを受けながら無理のない範囲で業務を続けることができました。同時に、混雑する通勤電車を避けるため、会社の人事部に妊娠を報告し、時差出勤の申請をしました。仕事では撮影現場に出ることも多かったのですが、激しい動きはしないように気をつけ、つわりがひどいときはこまめに休憩するなどしながら乗り切りました。妊娠悪阻が回復してからは、とにかく口に入れられそうなものはなんでも口にして、少しでもカロリーを摂るようにしていました。私の場合は、ツナサンドやファストフードのポテトなどが食べやすかったです。プライベート妊娠検査薬で陽性が出た時点で夫に伝えて、病院に一緒に来てもらいました。また、妊娠が判明してすぐに母子手帳の交付を受け、両親にも電話で伝えました。里帰り出産をしたかったのですが、実家近くの産院に問い合わせたところ、「コロナ禍のため、早めに実家に戻って隔離期間が必要」と言われ、仕事との両立が難しいと判断して断念。自宅近くの総合病院での出産を決めました。この段階で準備したグッズは母子手帳ケースくらいで、かさばる検査結果などの書類を保管するのに重宝しました。妊娠悪阻がひどかったので赤ちゃんの様子が心配でしたが、妊婦健診の結果は特に問題なく、安心して過ごすことができました。母子手帳ケースは、現在も子供の医療証や診察カード、予防接種の予約票などを入れたりして大活躍しています。【妊娠中期】コロナ禍で突然の発熱! まさかと思い内科を受診体調引き続きつわりに悩まされていたのですが、後半くらいから吐きづわりが食べづわりに変化し、仕事中も常にアメや梅昆布などを口にしながら過ごしていました。体調的に少し余裕が出てきたので、赤ちゃんの成長によいレシピ本を買ってきて作ったりもしました。ただ、相変わらずジャンクフード熱は収まらず……。我慢しすぎるのもよくないと思い、あまり気にせずほどほどに食べていました。コロナが流行ってきたころだったので、感染対策や体調管理を徹底していたのですが、ある日、体の節々が痛くなって発熱。「まさか!」と思い近所の内科にいって検査したところ、インフルエンザにかかっていることが判明。産婦人科の主治医にも問い合わせて、「薬を飲んでも大丈夫」とのことだったので処方してもらった薬を飲みました。一日ほどで熱が下がり回復できたので、ホッとしました。仕事仕事が繁忙期だったためあまり穴を開けられない状況だったのですが、体調がどうしてもすぐれないときはお休みさせてもらったり、半休をとらせてもらったり、無理のない範囲で仕事をさせてもらうことができました。一方で、万が一自分が動けなくなったときに、抱えている案件がブラックボックスに入ったままというのが一番よくないと思ったので、情報を整理して同僚に共有しておくことを常に意識していました。このころはリモートワークの仕組みも整っていなかったので、「在宅で仕事ができたらよかったな……」と今なら思います。安定期を過ぎて体調もよくなってきたころ、徐々に仕事のやり取りをしている社外の人にも報告していきました。プライベートインフルエンザから回復してからすぐに、念のため産婦人科を受診。以降、感染の影響がないか、念のため毎回エコーでしっかりチェックしてもらえて安心でした。妊婦健診は毎回ドキドキしていたのですが、夫がいつも一緒に付き添ってくれました。戌の日のお参りは、コロナの感染予防のため密を避け、空いていそうな戌の日以外の日を選んでお参りしました。このころはとにかく仕事を滞りなく進めることや引継ぎで手いっぱい。コロナもあったため、お出かけしたりおいしいものを食べに行ったりといった妊婦ライフを楽しむ余裕もなかったのですが、天気のいい休日にゆっくり散歩したり、穏やかに過ごしていました。水天宮で戌の日のお参り。ようやく体調も安定してきたころで、やっと落ち着いて妊娠をかみしめることができました。【妊娠後期】骨盤が小さく帝王切開に! 不安なひとりぼっち出産体調後期に入り、つわりもすっかり収まってやっといつも通りの生活ができるように。お腹が大きくなって寝がえりがうてない、胃痛がする、足の爪が見えなくて切れないといったトラブルはありましたが、目立った問題もなく穏やかに過ごすことができました。また、大きな胎動を感じるようになり、「もうすぐ会えるんだな」という楽しみがどんどんふくらんでいきました。そろそろ出産に向けて、陣痛タクシーを申し込んだり、入院グッズをそろえたり、陣痛が起きた時のシミュレーションをしておこうと思っていたころ、私の身長が低いため、念のため骨盤のレントゲン検査をしようということになりました。そして、最後の妊婦健診の日に検査をしたところ、児頭骨盤不均衡(骨盤の大きさに対して赤ちゃんの頭が大きい状態)が判明して安全のために帝王切開が決定。ずっと経腟分娩を想定していたのでかなり動揺しました。正産期に入るころだったので、「じゃあ、この日かこの日どっちがいい?」と主治医に聞かれる形でとんとん拍子に手術日(出産日)が決定。気持ちを切り替える間もなく、その日はどんどん近づいてきました。仕事関わっている雑誌や制作物がすべて校了し、仕事のきりがよくなったタイミングで、有給休暇&産休に入りました。体調が悪いときに代理で進行してくださったり、体調を気遣ってくださった上司や同僚には本当に感謝しています。「休みに入ったら、どこかにでかけたりおいしいものを食べにいったりしたいな」と考えていたのですが、ちょうど緊急事態宣言が発令。結局どこにも行けず、部屋の片づけをしたり、ドラマを見たり、赤ちゃんグッズをネットショッピングで買いそろえたりと、家で静かに過ごしていました。プライベート手術予定日はコロナ感染者数が日に日に増えているころだったため、入院前に私もPCR検査を受けました。また、感染予防のため、入院中はお見舞いの制限があり、手術当日の家族の待機も不可という状況でした。入院するときは夫についてきてもらったのですが、夫が帰ってしまったあとは、手術が終わるまでひとりぼっち。かなり不安で孤独を感じたのですが、病院のスタッフの方々や、元気に動いているお腹の赤ちゃんに励まされながら耐えることができました。入院は大部屋か個室か選べるのですが、産後は母子同室ということもあり私は個室を希望。妊娠がわかったころ、念のためにと帝王切開手術にも適用される医療保険にはいっていたのは本当に良かったと思います。それとこのころ、家にくる赤ちゃんのためにエアコンクリーニングを専門店に依頼しました。産後に病院で出たお祝い膳。お赤飯、ステーキ、天ぷら、デザート、果物と盛りだくさんの内容で食べ応え満点でした。【産後】術後の激痛に耐えつつの母子同室。体力的につらかったけれど……体調産後一番つらかったのは、手術の傷の痛み。麻酔が取れるにつれてお腹の痛みがズキズキと全身に響き、1センチ体を動かすだけでも涙が出るほどでした。また、術後2日ほどは絶飲食のため、お腹が空いているのに食べられないという状況がかなりつらかったです。基本的には母子同室の病院のため、産後はすぐに赤ちゃんが病室にやってくるのですが、さすがに身動きが取れないため術後24時間は新生児室で預かってもらいました。おかげで、ゆっくり体を休めることができました。尿カテーテルが取れ、少し体が動くようになってきたら、赤ちゃんを部屋に連れてきてもらってお世話が始まりました。手術当日に少し顔を見たきり離れ離れだったので、やっとゆっくり抱っこできるようになってとてもうれしかったです。赤ちゃんはよく寝てくれるほうだったようで、授乳の時間以外は私も一緒に眠ってしっかりと体を休めることができました。また、看護師さんから「できるだけ動いたほうが傷の治りが早い」と言われたので、点滴スタンドを押しながらがんばって病院内を歩くようにもしていました。傷の痛みが本当につらかったです。術後のお世話は体力的につらかったですが、とにかくよく寝てくれる子だったので、夜泣きで悩むこともあまりありませんでした。仕事コロナ禍だったため復職するころの状況が読めず、不安や焦りを感じることもありましたが、人事部から定期的に会社の状況を知らせてもらったり、同僚から連絡をもらったりして、会社や社会との繋がりを感じることができました。また、復職のタイミングについては、「次の4月で保育園に入園させて、春から職場復帰したい」と上司と人事に伝え、保育園探しを並行して行っていました。プライベート赤ちゃんグッズは最低限のものしか用意していなかったのですが、リビングで赤ちゃんにくつろいでもらう場所としてハイローチェアとバウンサーを追加で購入。心地よさそうに乗っていてくれていたので、どちらも重宝しました。また、着替えのお洋服があまりなかったのでネットショッピングで追加購入。赤ちゃんグッズについては、生まれる前よりも、実際に生まれてから買い足すほうが多かったかもしれません。コロナの影響で両親のお手伝いもお願いできなかったので、買い物や料理などの家事は完全に夫任せでした。また、夫も仕事を調整して赤ちゃんのお世話をしてくれたのでとても助かりました。保活については、コロナで見学不可のところが多かったため、ネットのみで情報収集をしていました。最後に、初マタのみなさんへ今はコロナがあって、なかなか人に会えなかったり出かけられなかったりして孤独を感じてしまう方も多いかもしれません。私も、「こんなはずじゃなかったのにな……」と思うことが多々ありました。そんなときは大好きなドラマを見たり、漫画を読んだり(東村アキコさんの『ママはテンパリスト』がおすすめです!)、お取り寄せでおいしいものを食べたりして気分をあげるようにしていました。世の中の状況だったり、自分の体調だったり、思い描いていた理想どおりにはいかず戸惑うこともあるかもしれませんが、あとから振り返ると全部いい思い出になっています。まずはご自身と赤ちゃんの体調を第一に、無理せず過ごしてくださいね。(文:Tさん、編集:マイナビ子育て編集部)<<ほかのママの初マタ出産記も読む>>
2021年07月31日初めての出産で何を準備したらよいかまったくわからず、インターネットなどで調べると哺乳びんも準備するもののなかに入っていました。出産したら母乳が出るからいらないだろうと思って準備せずにいたら、退院直前に混合育児になってしまったのです。哺乳びんを準備せずに退院し、大失敗してしまった体験談です。 眠り続けてうまく母乳を飲めないわが子娘は生まれてから昼夜問わず眠り続ける子でした。3時間ごとの授乳のときも眠り続け、助産師さんたちがあの手この手で起こそうとしますが、まったく起きてくれません。授乳しようとしても1回口をあけるかどうか。おっぱいをくわえても寝てしまい、なかなか吸ってくれません。 なぜか哺乳びんをくわえさせるとよく飲むので、毎回哺乳びんに搾乳し、足りない分は育児用ミルクを足すことに。搾乳する量が少しずつ増えていたのですが、おっぱいは全然吸わないのです。 混合育児に決まって退院!でも哺乳びんがない!退院が間近になっても、娘はたまにしか起きません。3時間ごとに直接授乳、搾乳、育児用ミルクを飲ませることを繰り返し、へとへとに。退院後の生活に頭が回らず、哺乳びんを購入しなければいけないことにまったく気づきませんでした。助産師さんから「退院後も1カ月健診まで混合でいきましょう」と言われたとき、哺乳びんが必要なことにやっと気づいたのでした。 慌てて調べると、哺乳びんだけではなく育児用ミルクや消毒グッズなどたくさん準備が必要です。なにより哺乳びんの種類の多いこと! 夫にも任せられず、いつ買いに行こうか悩みました。 慌てて哺乳びん購入。大泣きの娘にごめんね結局哺乳びんは退院日にしか買いに行けず、家に着いてすぐ娘を私の両親に預けて買いに行きました。あらかじめ決めておいた哺乳びんや必要なものを猛ダッシュで購入。家に帰ると、部屋の中から聞いたことのないほど泣きわめく娘の声が。おなかをすかせて泣いていたようです。 すぐに授乳してもうまく飲めず、大急ぎで慣れない物品でミルクを作ってあげると、ようやく泣き止んで眠りにつきました。そのときは本当に申し訳ない気持ちになりました。 出産したら自然と母乳が出て、哺乳びんはいらないものだと思い込んでいました。まさか娘が1日のほとんどを眠っていて授乳できないなんて。産後にふらふらの体で大慌てで買い物に行くのもつらいし、何よりも私の準備不足で娘を大泣きさせてしまったことが大きな後悔です。入院中、誰かに買っておいてもらえばよかったという大失敗でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/おもち著者:佐藤りさ4歳の女の子の母。病院看護師として働きながら隙間時間に自身の体験をもとにライターとしても活動中。主に育児、健康について執筆している。
2021年07月28日32歳で結婚した私には、高齢出産は他人事ではなく、いろいろと調べていました。高齢出産の場合、早産や妊娠高血圧症候群になるリスクが高まること。成功例のような芸能人の高齢出産報道の裏で、苦しんでいる母親がたくさんいること。それらを知った私は34歳までに妊娠しなかったら子どもは諦めようと決めていました。しかし私が妊娠し、告げられた出産予定日は35歳の誕生日をとっくに過ぎた日付でした。 とにかく自重正直、諦めかけていたときに妊娠した子です。私でも妊娠できたんだ!と驚いたのと同時に、大丈夫なのか?と不安が襲ってきました。情報や知識がある分、恐怖心も強かったのです。だからとにかく自重しました。 無理、無茶、頑張る、は一切しない。早寝、早起き、朝ごはん。おなかを冷やさないように飲み物は温かいものにし、散歩をして血行が悪くならないように過ごしました。その結果、定期健診のたびに助産師さんに誉められ、不安もやわらぎました。 気持ちに余裕が持てる妊娠がわかると同時に子ども中心の生活に切り替えましたが、不満はほとんどありませんでした。というのも結婚が早くはなかったおかげ(?)で、仕事も遊びもたくさんしてきました。結婚してからもしばらく子どもができなかったので、夫と2人で過ごす時間も十分に持てました。 その結果、仕事のキャリアに対する不安や遊びへの未練はほとんどなかったのです。妊娠中は自炊をしたり、散歩をしたり体調を整えることに専念できました。 体力はないけど楽しむ知恵はある出産は想像以上に体力を消耗しました。しかも回復する隙を与えてくれない、怒涛の育児。オシャレをして、おでかけするママたちをネットや雑誌で見ると、まぶしいやらうらやましいやら。けれどしょうがないと受け入れ、今の自分ができることを考えました。 とことん子どもと一緒に過ごしたり、写真をはがきに加工してネットを見られない祖母に子どもの近況を伝えたり、本を読んだり。体を使わず知恵を絞って、みんなと同じではない、私だけの新米ママ生活を作り上げました。 この先、子どもに障害があることがわかるかもしれない、そんな不安は今でもあります。けれどリスクを取って産んだのは私だと腹も据わりつつあります。先のことばかり考えて不安になるのではなく、今を大切に子育てしたいと考えています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2021年07月19日■前回のあらすじ検診時に「お腹の張りが気になる」と相談すると、念のためノンストレステスト(NST)をすることに。その結果、急遽入院するよう言われ…。■入院の期間は…?自宅でのんびり過ごすつもりが、出産まで入院するかもしれないというまさかの事態に…。仕事も出産準備も中途半端な状況に焦りが募ります。■帰宅後は慌ただしく…やらなければいけない仕事を終わらせ、入院の準備をしたものの、この状況を受け入れることができないまま夜は過ぎていきました…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月16日白鳥久美子さん「ヘルプミー!」と呼びかけ「たんぽぽ」の白鳥久美子さんが、妊娠9ヶ月に入り、出産予定日が近づくにつれて何ともいえない感情に襲われていると綴りました。白鳥さんは2018年11月にお笑い芸人のチェリー吉武さんと結婚。今年4月に妊娠を公表し、夏頃に出産の予定です。6月29日に更新したブログでは、妊娠9ヶ月の近況を明かしています。「お腹も身体もでっけえ!です」「ここにきて、ようやくというか、いよいよというか、突如というか、実感が湧き出して、現実味を感じて怯えております。痛いの怖いよ!」「昔から頭でっかちで、妄想力強めなので、想像するだけでぐったりしちゃいます」とはいえ、いつ入院することになってもいいように、着々と準備を進めている白鳥さん。ベビー服やガーゼタオルの水通しをしたり、産院から提示された必要な物リストに沿って物を用意しているようです。ブログでは大きめのトランクいっぱいに荷物を詰めた写真を公開。「あれもこれもと不安になって、詰めているので、絶対的に荷物が多い気がします」とのことですが、足りないよりは多いほうが、いざというとき「あってよかった!」と思えるはず。ともかくも、リラックスして出産に臨んでくださいね。また、白鳥さんは「入院時に持っていった方がいい物これあると助かったよ!なんて物があったら是非とも教えてください!ヘルプミー!」と呼びかけており、コメント欄には様々なアドバイスが寄せられています。産休直前、ラジオ収録に臨む白鳥さん。お腹はすっかり大きく「たんぽぽ」の相方・川村エミコさんがTwitterに投稿した、ラジオ番組『たんぽぽの綿毛time♪』収録中のひとコマ。チェリー吉武さんと白鳥さん。本当にお似合いの夫婦! 妊娠9ヶ月、「出産準備」はどんなことをしておく?妊娠9ヶ月は、ママの体も出産に向けて準備が始まる時期です。臨月を前に大きくなった子宮が周囲の臓器を圧迫し、頻尿や尿もれ、動悸、貧血などのマイナートラブルが起こりやすくなります。腰や骨盤周辺の痛みも現れやすい時期なので、同じ姿勢を取り続けないよう意識してみてください。入院グッズの準備や、産院までの移動手段の確認などは、事前に家族や医療機関と相談をしておくと安心です。また、産後には出生届の提出、乳幼児医療費助成や児童手当の申請、保険加入手続きなど、やることがたくさんありますが、多くの場合そのときにテキパキ動く必要があるのはパパです。これも事前に情報を整理して、シミュレーションしておくとスムーズですね。白鳥さんもしていた「ベビー服の水通し」ですが、これは新しい服や寝具の糊を落として、汗を吸いやすくするためとホルムアルデヒドを取り除くために必要なことです。ホルムアルデヒドは水に溶けやすい性質を持つので、必ず水通しを行ってくださいね。手洗いでなくていいので、洗濯機の「ソフト」「手洗い」「弱洗い」コースなどを使い、さっと洗って干しておきましょう。洗剤は使わず、水洗いで十分。肌着の紐はほどいておき、型崩れが心配な服はネットに入れたほうが良いでしょう。
2021年06月30日Amazonベビーレジストリとは?Amazonのベビーレジストリは、豊富にそろうベビー用品やマタニティ用品の中から自分の気に入った商品を集めてリストを作成できるサービスです。出産予定日を登録すると自分のレジストリページが作れます。ベビーレジストリは出産準備リストや先輩ユーザーの人気商品など、商品情報がわかりやすくカテゴライズされています。必要な商品が探しやすく、出産準備がさくさく進みますよ。条件を満たせばお得に買い物ができる特典や、出産準備お試しBoxがもらえるサービスもそろいます。0~12歳以上までの年齢別商品がピックアップされているので、出産後も長く使える便利な機能です。ベビーレジストリの6つの特典は?出産準備お試しBoxおむつやミルクなどは種類が豊富で赤ちゃんに合ったものが選べる反面、はじめはどれを買えば良いか迷ってしまいますよね。Amazonベビーレジストリでは、出産準備や赤ちゃんのお世話に必要な商品のサンプルを集めた「出産準備お試しBox」を用意しています。サンプルで使用感を試せるので、ぴったりの商品をみつけることができますよ。出産準備チェックリストAmazonベビーレジストリの出産準備チェックリストには、出産準備で必要な商品が細かくカテゴリーごとにラインアップされています。マタニティ・ママ用品からおでかけ用品まで幅広くチェックできますよ。何が必要なのかが一目でわかり、探す手間が省けます。コンプリート割引ベビーレジストリを作成し対象商品を20,000円以上購入すると、その後の買い物に5%の割引が適用されます。プライム会員なら10%まで割引が拡大されてさらにお得です。割引特典はレジストリを作成してから14日後に適用となり、出産予定日の60日前から出産予定日の365日後まで利用可能です。100,000円の購入金額を上限に最大2回の注文までと回数が決まっているので、計画的に利用したいですね。100万点以上の豊富な品揃えAmazonのベビー&マタニティストアは世界最大級の品揃えが売り文句です。100万点以上の品が豊富にそろい、Amazon限定ブランドやAmazon限定パックなどここでしか買えない商品もあるのが魅力です。他のユーザーがチェックしているアイテムを参考にすると、これまで知らなかった商品がみつかることもありますよ。ベビーレジストリの共有・公開ベビーレジストリに登録した商品リストは、親や友人と共有できます。出産祝いのリクエストを伝えやすく、贈る側も他の人とお祝いの品がかぶってしまう心配がないので便利ですね。30日間返品無料ベビーリストから贈られたギフトは、ほとんどの商品が原則として到着から30日以内であれば返品・交換が可能です。同じものをすでに持っていたり、サイズや好みと合わなかったりしたときにも安心ですね。出産準備お試しBoxをもらうには?プライム会員に登録が必要出産準備お試しBoxをもらうには、いくつかの条件があります。そのうちのひとつがAmazonプライム会員への登録です。Amazonプライム会員のアカウントでログイン後、ベビーレジストリを作成して商品をそのベビーレジストリに追加していきましょう。30商品以上をリストに追加ベビーレジストリページ内の出産準備チェックリストから30商品以上を選び、自分のレジストリに追加することも申し込み条件のひとつです。出産準備チェックリストはマタニティ・ママ用品、ベビー服、授乳・食事、お風呂・バス、ベビー寝具、おむつ・トイレ、ベビーケア、家具・おもちゃ、セーフティ、おでかけ用品、メモリアルとあらゆる項目がそろっています。項目ごとに必要な商品が細かくまとめられているので、条件をクリアするのは難しくありませんよ。合計700円以上購入リストに追加した30商品の中から700円以上の買い物をすれば、出産準備お試しBoxの申し込みが可能になります。700円以上を買い物した時点で、特典ページにある「出産準備お試しBox」下部に申し込みボタンが表示されます。レジストリ内のものであれば700円分の商品は誰が購入してもよく、ギフトとして贈られた金額も合算されます。ボタンをクリックして出産準備お試しBoxをカートに追加したら、支払い方法選択ページで「920円分のAmazoギフト券、Amazonショッピングカード、クーポン」を選んで申し込み完了です。対象外の商品に注意ほとんどの商品が特典の対象となりますが、ギフトカードは対象外です。ギフトカードを700円以上購入しても申し込み条件のクリアにはならないので注意が必要です。この金額には送料や税金も含まれません。出産準備お試しBoxには何が入っている?出産準備お試しBoxには、おむつやおしりふきなど妊娠・出産準備に使えるアイテムが入っています。サンプルの内容は定期的に変わり、申し込むタイミングによって取り扱いがない商品もあります。ベビーレジストリは売り切れる?ベビーレジストリの出産準備お試しBoxは販売商品ではなく、サンプルの詰め合わせを送るサービスです。サンプルの取り扱いは期間限定で行っているため、予定数がなくなり次第終了となります。ベビーレジストリのお得な特典を利用しよう妊娠・出産準備品にはまとまったお金がかかります。ベビーベッドやベビーカーなど、ある程度の予算が必要な物は特典を利用して賢く買い物したいものですね。ベビーレジストリなら、欲しい商品をリスト化するだけで920円分のサンプルがもらえたり、最大10%の割引が適用されたりとお得です。頻繁にAmazonを利用する場合は、Amazonプライムに会員登録してベビーレジストリを活用してくださいね。※この記事は2021年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。【ママ&プレママ対象】無料プレゼントキャンペーンままのてでは、子育てにお役立ちのアイテムが全員に当たるキャンペーンを実施中です。専用のキャンペーンサイトからコープの資料請求をすると、子育て応援グッズをもらえますよ。さらに地域によって生協のグッズや人気商品サンプルなどももらえるので、コープに興味のある人はぜひキャンペーンに応募してみてくださいね。※応募には対象地域がありますので、あらかじめご了承ください。
2021年06月28日<<ほかのママの初マタ出産記を読む>>今月の初マタママのプロフィール浜田晴子さん(仮名/41歳/Web/編集/3ヶ月の女の子のママ)メーカー勤務の夫と2008年に結婚し、フルタイム共働きで慌ただしく過ごす。書籍編集を経て、産前はWeb記事の企画、編集、制作業務に携わる。2021年2月に女の子を出産し、現在は育休中。【妊娠初期】結婚12年目で妊娠! 喜びもつかの間、つわりで入院体調結婚12年目のおめでた発覚には、うれしさ半分、不安半分で……しばらくは夫婦二人だけで見守ろうと決めたものの、妊娠7週ごろから猛烈なつわりがスタート。もともとは“食べるの大好き人間”だったので、まさか自分が食べられなくなるなんてと驚き、動揺しました。何もなくてもえづいて、吐いて、食欲はゼロに。水だけは飲まなきゃと思っていたつもりですが、真夏だったこともあって脱水症状を起こし、結局、妊娠9週から11週まで妊娠悪阻で入院しました。ベッドで点滴を受けながらも、吐くためのトレイを片時も手離せず、吐いてしまうたびに「いつまでこうなんだろう」と涙が出ました。入院中に撮ってもらったエコー写真。つわりのしんどさと赤ちゃんの元気さは本当になんの関係もないそうで、赤ちゃんが元気なことだけがこの時期の救いでした。仕事上司への報告のタイミングに悩んでいたころ、異動の内示があり、また体調が悪化し遅刻や休みをとらざるを得ない日が出てきたため、妊娠7週で上司に報告しました。入院に伴い休職が決まってからは、人事部のサポートも受けながら、仕事は完全にオフに。なんとか食べられるようになって退院し、13週から仕事に復帰しましたが、つわりがしばらく続き、在宅勤務や時差出勤も活用しながら、なんとか仕事と折り合いをつけていました。プライベートコロナ禍での入院だったため、入院前に簡易PCR検査を受けました。検査を待っている間に待合室で座っていることもできなくなり、呼吸が荒くなったので夫が慌てて看護師さんを読んでくれて、処置室のベッドで待たせてもらうことに。そこで夫とは離れてしまい、入院中の面会も不可だったため、以降はLINEのやりとりになりました。結婚してから、3週間も離れていたのは初めてだったかも? また、人生で一番体調の悪い時期で、一気に7kg痩せたのも人生初でした。もっとも、つわり明けにおつりがくるほど太っちゃいましたが。【妊娠中期】体調も落ち着き、妊婦生活を楽しめるように23週のエコー写真。目鼻立ちがわかってきて、感動しました。もうすっかり人間!体調妊娠16週ころからぐっと体調がよくなり、気持ちも前向きになってきました。食欲も復活し、スモークサーモンやフレッシュチーズが食べたいなあと思いながら、妊娠中だからと我慢していたのを覚えています。便秘と下痢を繰り返す、むくみやすいといったマイナートラブルはありましたが、つわりがなくなったのがとにかくうれしくてたまりませんでした。仕事体調がよくなってきたタイミングで、異動となりました。職場ではかなり心配されていて、引き続き在宅勤務も使っていい、残業も無理をしないでと言っていただきました。ただ、早く仕事に慣れたい気持ちもあり、異動当初は基本出勤していました。「こんなに働けるのも、もしかして人生で最後なのかなあ」といったことを考えていました。プライベートちょうど季節は秋で気候がよく、つわりも落ち着いたので、休みの日に少しだけ車で遠出することができるようになりました。「コロナになっても困るし、あまり人の多いところはやめようね」と、御殿場の胎内神社(たいないじんじゃ)という小さな神社に、夫婦で安産祈願に行ったことも(ほかに1組だけ家族がいるだけで、誰にも会いませんでした)。ただ、24週頃に「胎盤の位置が子宮口に近い(低置胎盤)」と診断され、自覚症状はまったくなかったものの、そこから少し慎重になりました。【妊娠後期】帝王切開の同意書を目の前に、不安だらけの出産当日署名させられた同意書の山。しっかり読むと結構怖いことが書いてあるのですが、署名しないわけにもいかないし……。体調体調はますますよく、体力もすっかり戻ってきて、つわりだったことのことが遠い昔のような気がしました。基本的には元気だったのですが、トイレが近くなったことと、お腹の圧迫感で夜眠れずにいると、ついスマホで「低地胎盤リスク」などと検索してしまい、精神衛生上よくなかったです……。幸い、健診に行くと赤ちゃんはいつも標準より少し大きめで、毎回元気に動いていてくれて、救われる思いでした。仕事コロナが再び流行していたため、後期に入ってからはほとんど在宅勤務にさせてもらっていました。おかげで体調に悩むこともほとんどなく、むしろ少し運動不足気味なのではと、昼休みに散歩に出るなどしていました。34週になる1月中旬から産前休暇に入ることにし、12月に入ったころから徐々に引き継ぎを進めていきました。プライベート妊娠後期に改善する可能性があると言われていた低置胎盤は結局ほとんど改善せず、大量に出血する可能性があるということで、38週で帝王切開することになりました。赤ちゃんが元気で生まれるのが一番だと思いつつ、通常分娩でないことにモヤモヤしたり、提出しなければいけない同意書の山に内心ビビったりしました。産まれる日が決まっているので、夫は仕事の都合がつけやすく、助かったと言っていましたが、コロナのため結局立ち合いができるわけでもなく……。帝王切開当日に合わせてとってくれた休みも、家でハラハラしているだけに終わってしまいました。【産後】夫の育休は、計画を立てて取得するのがおすすめ!体調術後の経過は良好だったのですが、起き上がる動作がとても痛くて、一度起き上がったら横になるのが怖いくらいでした。麻酔が切れた後は処方されたロキソニンで我慢できる程度の痛みでしたが、授乳には苦戦しました。完母希望でしたがどうにも量が出ないようで、「なんだかゴクゴク飲んでた気がする!」と思っても体重を測ると4gしか増えておらず、朝の4時にミルクを作りながら凹んだり、切れてしまった乳首が痛くて授乳し始めに悲鳴をあげてしまったり……。ただ、帝王切開で入院が10日と長く、コロナで面会がないため病棟もゆったりしていたので、助産師さんにしっかり母乳指導していただけたのは結果的にはよかったなと思います。仕事2月生まれなので、4月にすぐ復帰するのは現実的に難しく、どのタイミングで復帰しようか悩み中です。10月からだと期初できりがいいけれど、離乳食がある程度進んで食品アレルギーがあるかないかわかってからにしたい気持ちもあり、8ヶ月健診を待ちたい気持ちもあり……もう少し考えようと思います。プライベート出産翌日。エコー写真でも、よく顔の前に手がきていたのですが、こういう格好だったのかーと納得しました。産後2週間は母が実家からきてくれて、家事全般を担当してくれたので、とても助かりました。ただ、夫も2週間育休をとってくれたので、狭い家に仕事のない大人が3人……。ちょっと人余りでした。もう少し計画的に育休をとってもらえばよかったと後悔しました。「すぐ使わなくなるからいらないかな」と思いつつ買ったものにベビーベッドがありますが、これは買ってよかったです。高さがあってお世話が楽になることよりも(むしろ思ったほど高さはなく、それほど楽でもなかったです。夫は低すぎてしんどいと言っています)、とにかく赤ちゃんをそこに置けば安全という場所があることが、精神的に楽だと感じました。そして、保育園について。娘は2月生まれのため、4月の時点では生後2ヶ月。預けるにはまだ早く、でも次の4月には1歳になってしまい認可保育園は厳しそう……ということで、認可保育園を狙った保活は早々に諦めて、家から近い認可外の保育園に、秋〜冬ごろの入園枠をキープしてもらいました。離乳食の進み具合などを確認しつつ、タイミングを見て預けて、仕事に復帰する予定です。最後に、初マタのみなさんへ現在、月齢3ヶ月。顔を覗きこむと目があって、動くと視線が追いかけてきて、笑いかけるとニコッと笑い返してくれるようになりました。めちゃくちゃかわいいですよ! 妊娠中はしんどいことも多かったですが、報われまくっているなと思います。記事を読んでくださっているプレママさんたちにも、どうか元気な赤ちゃんが生まれてきますように!(文:浜田晴子さん、編集:マイナビ子育て編集部)<<ほかのママの初マタ出産記も読む>>
2021年06月01日■前回のあらすじ いよいよ予定していた入院日。実母から聞いた陣痛促進剤にまつわる話に不安を覚えつつ、産院に到着して…。なんと、マスク外せませんでした!外す気満々だったので、ちょっとショックでした…。でも、「マスクは絶対!」という時期なので、仕方ないですね。パパは園の準備をやったことなかったので、大変だっただろうなと思います。幼稚園をお休みしようかとも思いましたが、母に子ども2人を預けるのも大変なので、登園する事にしました。園の先生には、私がいなくて不安定な娘のサポートをしてもらって、本当に感謝です。たぶんこの助産師さんは夜勤で、もう直ぐ上がりだったんだろうなと思います。めちゃくちゃ疲れていました…NST何回も外してごめんなさい。今思えば、促進剤を入れてすぐに陣痛が来ていたら、この助産師さんが出産担当になっていたんですよね。そうしたら、上がる前に大仕事が入って大変…。助産師さんって、めちゃくちゃ大変なお仕事…!!! 尊敬します。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。また、出産時のコロナウイルス感染対策は病院によって対応が異なる場合があり、すべてのケースには当てはまりません。
2021年05月30日■前回のあらすじ陣痛間隔が10分になってから、夫に無茶を言いながら痛みと闘っていました。子宮口はついに8cmに! もういつ産まれてもおかしくない状況ですが、助産師さんたちはバタバタ忙しそう。産まれるギリギリまで、自分たちだけで耐えみせる! と決意しました。この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月14日■前回のあらすじ陣痛間隔5分で、コーヒーを淹れだすマイペースな夫。夫をせっつきながら準備を進めます。必要なものは事前にリスト化していたため、準備はすぐに完了!起きてきた長男のお出かけ準備も済ませ、車に乗り込み、いざ病院へ出発!(所要時間3分)この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月07日初めての出産で陣痛が怖かったママ。不安を紛らわすためにいろいろな人の体験談や動画を見て心の準備をしていましたが、想像とはまったく違うものになったそうです。 昨年、初めての子となる女の子を出産しました。出産するにあたって一番不安だったのは、なんといっても陣痛! 私は不安を紛らわすため、いろいろな人の体験談や動画を見まくっていました。しかし実際は、自分が想像した出産とはまるで違う驚きの結果になりました。 陣痛への恐怖私は痛がりの怖がりで、妊娠がわかったときも、うれしさよりもまず先に「陣痛に耐えられなかったらどうしよう。ちゃんと産めるのかな?」という不安がありました。いろいろな人に話を聞いても、「大丈夫! 大丈夫! みんな産んでるし」ということでしたが、出産が近づくにつれて不安は増すばかりでした。 動画を見て予行練習出産1カ月前になり、実家でお世話になることに。ごはんの準備も洗濯もしなくてよかったので、暇で暇で仕方ありません。やることがなかった私がしていたことといえば、いろいろな人の出産体験談を見たり、出産の動画を観ること。それをすることで不安になる人もいるかと思いますが、私は気が紛れました。 私が見た動画では、出産の始まりはどの人もたいてい「飛び上がるような痛みで起きました」とか、「破水をしたので病院に走りました」というもの。なので、私自身も「あーきっと、陣痛や破水から始まるんだろうなぁ」と勝手に思っていました。また、動画や体験談から呼吸が大事だということも学び、出産までひたすら呼吸の練習もしていました。 おしるしが出た! けれど…妊娠39週目のある日。トイレに行ってみると、ショーツに血が付いていました。「あ! おしるしだ!」とすぐにわかりました。でも、おしるしではすぐに生まれないということも体験談を読んで知っていたので、「もうすぐ出産かなー」くらいしか思いませんでした。その日の診察でも、子宮口はまだ全然開いてきていないとのことだったので、普段通りに過ごしていました。 次の日になっても特に痛みはありません。ただ前日にあった、おしるしの量がどんどん増えているだけです。「まぁこんなもんかなー?」と思っていましたが、なかなか出血はおさまりません。少し心配になり母に相談すると、「それちょっと診てもらったほうがよくない?」とのこと。「まぁ母が言うなら……」と軽い気持ちで病院に行きました。 もう生まれる!?病院に行って診てもらうと、なんと子宮口6cm。先生からは「痛くなかったんですか?」と言われました。たしかに生理痛のような痛みはずっとありましたが、どの動画も体験談も、出産の始まりは飛び起きるような陣痛か破水です。そう信じて疑わなかった私は、まさかもうそんなにお産が進んでいるとは思いませんでした。 そのままどんどん子宮口が開き、いつのまにやら分娩台へ! 呼吸法の練習の成果を発揮することもなく、分娩台に上がったのでした。しかしここからが大変!「さぁ、いきんでもいいですよ!」先生にそう言われたものの、呼吸法ばかり練習していた私はいきみ方がわかりません。「どうやっていきめばいいんですかー!?」そう叫びながらも、なんとか無事出産したのでした。 出産を通して学んだのは、出産は一人ひとり違うということ。ひたすら動画を見たり体験談を読んだりして、「絶対に自分もこういう始まりで出産するんだ!」と思い込んでいましたが、実際はまったく違っていました。へたくそないきみ方でも無事に生まれてきてくれた娘に感謝です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:aky0920一児の母。小学校教員として働いているため子育てなんて楽勝!と思っていたが……。初めての育児にバタバタの日々!
2021年05月04日上2人はスピード出産すぎたため陣痛がどのようなものなのかわからず、心の準備をする時間もバースプランの出番もなし。何が何だかわからないまま出産し、気付けばわが子は私の胸の上でした。今回3人目にして初めて「出産ってこうやって進んでいくのか」「陣痛なう!」ってこんな感じなのか、と実感しました。 そして、したかったことが全部叶った!と思えた出産のお話です。スピード出産すぎて陣痛がわからない1人目、2人目の出産時のことです。私はなんだかおかしい?と思い産院に行き、着いてから1人目は30分後、2人目は10分後に出産しました。到着時には子宮口全開、いきなり痛みMAXだったので、10分間隔、5分間隔のような「陣痛なう」というものを味わった経験がありませんでした。 母子健康手帳に記載されている分娩所要時間も1時間弱。雑誌で見る平均的なお産の進み方とはまったく異なり、「これから産むんだ!」という心の準備ができなかったこと、会陰切開の痛みやおっぱいトラブル、マタニティブルーなどの産後の体の変化についていけず、1人目のときは産後うつにもなりました。 3人目にして陣痛のイメトレ助産師さんと今回のバースプランを話していたとき、上2人の出産時間を伝えると顔色が激変!! 「陣痛何分間隔ではなく、少しでもおかしいと思ったら連絡してきてね」と言われ、改めて陣痛とはどんな感じなのかを経産婦のママたちに聞いたり、雑誌を見たりしながらイメージトレーニングしました。 妊娠38週ころから恥骨痛も限界に達し、出産予定日1週間前の夜中2時前、その“おかしい感じ”がついにやってきました。 これが「陣痛なう」!?おなかに違和感を覚え、間隔を計ると2分間隔。痛みはないものの、トイレに行くとおりものに血が混じっていたので、2人目の幼稚園のお弁当を念のために作ってから産院に連絡。「今までのことがあるから念のためにきてね」と言われ、家族を起こしてみんなで出発しました。 産院に着いて内診すると、子宮口が5cm開いているとのことで入院となり、その後破水。1人目・2人目のときと変わらず痛くもないし「生まれるのかな~?」と話していると、徐々に痛みが強くなり「これが陣痛なう?」と私は感動! 助産師さんは、私の「陣痛なう」発言に大笑いしていました。 次は「出産なう」! 「陣痛なう」発言からしばらくすると、どんどん痛みが強くなり、いよいよいきみ開始。分娩室は和室で、時代劇で見るような綱がぶら下がっていました。この綱につかまることで力が入りやすくなります。いきむタイミングで綱を引き、赤ちゃんの頭が出てくる感覚や痛み、「産んでいる」ということを3人目にして初めて実感しました。 そして、上の子どもたちも含めた家族に見守られて無事長女が誕生しました。性別を聞いていなかったので、女の子とわかった瞬間みんなで大喜び!! 初めての「陣痛なう!」を経験し、3人目にしてこうして陣痛が進み、出産が始まっていくんだと実感。そして家族みんなに立ち会ってもらい、バースプラン通りの理想の出産を体験することができました。心の準備をしながら出産に臨めたので気持ちも穏やか、心身ともに産後の回復が一番よかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO ◆関連動画出産ドキュメンタリー 原案/石井けいこ作画/やましたともこ
2021年04月21日新型コロナウイルスの影響で、生活、環境、価値観が大きく変わってしまいました。子育て世帯、妊娠中のプレママ・プレママにも影響を与え、改めてこれからのことを考えた人も少なくありません。今回「ミキハウス ベビークラブ」が、7,600人の全国の男女にコロナ禍の子育てリアル調査を実施。その結果が発表されたのでご報告します。また、「コロナ禍1年の子育て」をテーマにした川柳を募集。3765句もの作品が寄せられ、優秀作品として13句が発表されたので併せてお届けします。家族で乗り越えるコロナ禍!(1)コロナにより、生活様式に変化はありましたか?(出典:PRTIMES)94%の人が「衛生意識が上がった」と回答。特に変化はないと答えた人は0.6%にとどまりました。出典:PRTIMES普段の買い物ひとつとっても変化がありますよね。お客さんの少ない時間帯に行ったり、週末、家族での買い物をやめたり、スーパーのチラシもデジタル化されたりなど、皆さんの取り巻く生活状況を大きく変化させたといえます。(2)この1年、家族といる時間は増えましたか?(出典:PRTIMES)かなり増えた(36.8%)どちらかというと増えた(31.5%)変わらない(28.8%)出典:PRTIMES約7割近い人が家族といる時間が増えたと回答しています。さらに家族との時間が増えたことを好意的に受け取っているコメントも目立っています。・ よく会話をするようになり、主人も仕事の話もよくしてくれるようになり、お互いの有り難みのようなものが増した気がします。(33歳女性)・夫の出社頻度や飲み会の回数が減り、ふたりで自宅にいる時間が増えた。 一緒に食卓を囲むことも多くなり、これから生まれてくる子のことについて話す機会も増えた。(33歳女性)出典:PRTIMES普段、遅くにしか帰って来れない、週末しか遊べなかったパパも家族との時間が増えたことにより、子どもの成長をじっくり見守ることができたとの声も上がり、改めてコロナ禍で家族との向き合い方を考えた人も多かったようです。まだまだ、不安定な状況が続きますが、各家庭で工夫しながらおうち時間を楽しんでいいる様子が伺える結果となっています。第二回「ミキハウス子育て川柳」ベスト5今回で2回目となる「ミキハウス子育て川柳」。テーマは「コロナ禍1年の子育て」です。どんな川柳が選ばれたのか楽しみですね。3,765句中から厳選な審査の上、優秀作品13句が選ばれました。今回は、5句を抜粋してお届けします。(1)手をつなぎ 家中さんぽ 何十回(さなおさん)家の中をぐるぐるお散歩、小さな子どもたちにとってはおうちの中もママやパパと手をつないで歩けば、そこが一番のお散歩コースになるんですね。(2)じじばばも 必死に習得 フォトアプリ(あきばままさん)コロナ禍で遠く離れたおじいちゃんおばあちゃんにも会えない中、フォトアプリで元気な姿を送りあっていた方も多いと思います。おじいちゃんもおばあちゃんも画面越しの孫を見るために必死に習得です!(3)マスクした お出かけサイン うれしそう(親子とも水瓶座さん)外出時のマスクは必須!子どもたちもマスクをしたら外出サインとすぐ覚えたのでは。子どもたちの察知能力は侮れませんね。(4)やるせない気持ちの先に子の胎動(ニャンちゅーさん)緊急事態宣言で先行きの見えない不安に落ち込んでいたとき、お腹の赤ちゃんの胎動に救われたそうです。同じ体験をした方は多いのではないでしょうか。(5)除菌除菌 手は綺麗だが 家カオス(AMICOさん)手洗いに除菌で手は綺麗になったのかもしれませんが、家の中はおもちゃが散乱。片付かない!という現実に共感する声が多そうです。いかがでしたか?どれも逸品ばかり!他の川柳も読み応えのあるものばかりです。思わず、うまい!と言ってしまいそうなものや、ほっこりできるものが選ばれています。気になる人は出産準備サイトをチェックしてください。出産準備サイト:※出典:PRTIMES(三起商行株式会社)画像:(C)fizkes/shutterstock
2021年03月13日初めてのお産。気持ちよくスタートラインに立つために、冷静に行動できるといいですよね。今回は、出産を控えた私が、入院までにやっておいてよかったことをお伝えします。 お風呂やごはんを済ませておく不規則だったおなかの張りが15分間隔へと変わっていきました。そろそろ本格的な陣痛が始まりそうです。いよいよお産だと思うと、ドキドキが止まりません。 ジッとしていると痛みを感じやすいため、私はお風呂に入ってリラックスしました。そして食べられるだけごはんも食べておきました。何か気をそらせることをすると気分が変わります。 入院準備グッズの再確認と家族への連絡事前に準備した入院準備グッズの最終チェックをおこないました。ひとりのときは荷物を最小限にし、あとで家族に届けてもらってもいいですね。 また、パパや家族が一緒にいない場合、どのタイミングで連絡するのか打ち合わせておくこともポイントです。私は里帰り出産だったため、入院が決まってから夫に連絡をしようと思っていたのですが、自分から連絡をする余裕すらありませんでした。スムーズに連絡し合える準備も必要だと感じます。 産院へ連絡したときに聞かれることを確認しておく入院前に事前に産院へ電話をするときは、名前と出産予定日のほか、診察券番号や陣痛の間隔、産院までの所要時間などを聞かれました。スムーズに答えられなかったこともあり、電話で聞かれることを把握しておくべきだったと感じました。思ったよりも細かいことを聞かれることも多いとか。 電話での声の調子も、産院に向かってもらうかの大切な判断要素のようです。私の場合、声が元気そうだからと最初の電話をしたときは入院にはなりませんでした。結果的には3回目の電話でようやく入院OKに。 陣痛の間隔が狭まってくると、心に余裕がなくなっていました。最後、産院へ電話をしたときは落ち着いて答えられないほどでした。冷静になることから意識したいですね。あとは自然に身を任せるだけ。もうすぐ会える赤ちゃん、楽しみですね! イラスト:ニシカタ著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2021年03月01日現在、新型コロナウイルス感染予防の観点から、面会や立ち会い出産を制限している産院も多々あります。その影響で、思い描いていたお産の形とは違うお産となってしまった、あるいは違ってしまうという方もいらっしゃるでしょう。 しかし、出産のカタチはさまざまでも、命が生まれる瞬間は尊いもの。そして一人ひとりに物語があります。今回は、3人のママのリアルな出産シーンと命の物語をご紹介します。これから出産を迎える方の心の準備として、ぜひご覧ください。 【コロナ禍でリモート立ち会い】ayumiさん コロナ禍で2人目の出産となったayumiさん。上の息子さんに立ち会ってもらいたかったそうですが、叶わず、スマホのビデオ通話で息子さんとパパに様子を伝えながらの出産となりました。 陣痛の間隔が短くなってもなかなか子宮口が開かず……。ayumiさんにとってはそれが一番つらかったそうです。産院到着から約10時間後、身長51cm、体重3,300gの男の子を出産されました。実際の立ち会いはできませんでしたが、離れていても気持ちをひとつにして新しい命を迎えることができたのではないでしょうか。 【意識もうろうのなか必死で…】kikuさん 初めての出産となったkikuさん。真夜中の陣痛、吐き気と便意に耐え、意識もうろうとなるなかでの出産となりました。痛みの波も感じにくくなったというkikuさんですが、助産師さんの声かけに合わせて必死で痛みを感じ、夢中で踏ん張り、「産み出した」そうです。 産院到着から約17時間後、身長50cm、体重2,856gの男の子を出産。赤ちゃんに触れたときのkikuさんの表情、動画を撮影していた旦那さんの笑い声からも、安堵と喜びが伝わってきます。 【出産まで約3日!】すすさん 陣痛がきたものの、なかなか間隔が短くならない初産婦のすすさん。心が折れそうになりながらも、助産師さんの励ましを受け、気持ちがラクになってお産を乗り越えられたそうです。 産院到着から約3日後、身長48.8cm、体重2,980gの男の子を出産。赤ちゃんが生まれてすぐ泣かず少しハラハラしますが、医師が赤ちゃんを吸引したり体を拭いたりして刺激すると、元気な産声が聞こえてきました。医師と助産師さんからかけられた「今日は寝られるね」の言葉からも、すすさんの頑張りが伝わってきます。 出産のカタチは十人十色。人の数だけさまざまな出産のカタチがあり、ママも赤ちゃんも頑張っています。そして、コロナ禍であっても多くの新しい命が誕生しています。この動画を通して、皆さんにもひとつの尊い命の誕生の瞬間に立ち会っていただけたら幸いです。また、すでにお子さんがいらっしゃる方も、そうでない方も、すべての方に、命の誕生のキセキを感じていただけたらと思っています。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2021年01月28日出典: PRTIMES出産を控えているママはお産だけでなくコロナ禍も収まらない中、不安な日々を過ごしているのではないでしょうか。臨月が近づくとお腹もグッと大きくなり体の変化に対応するだけでもひと苦労。赤ちゃんを迎える準備をしっかりしたいけれど外に出るのはなるべく避けたいもの。そんな不安だらけの日々に参っちゃいますよね。そこで今回は、そんな不安を解消できそうな出産準備セットのご紹介です。新米パパママをしっかりサポートしてくれる助産師さんのオンライン講座もついているのでお見逃しなく!出産準備の不安を解消!ピープル株式会社から出産準備品が揃えられるお得なセットが発売になっています。今回、発売になった出産準備セットは2種類ありどちらのセットも助産師さんのオンライン講座がついています。これから子育てを始めるパパママの役に立ちそうな内容がたくさんありそう!気になる人はチェックしてみてください。(1)助産師さん監修 出産準備セット沐浴・授乳に便利なグッズが欲しい方におすすめ!ベビーバスLaccoHugと、マタニティから抱き枕として10WAY以上で使えるテディハグクッションをセットにしました。(2)ロングユース25WAY パーフェクトセット便利な出産準備品を一度にセットで揃えたい方におすすめ!ロングユースでママの満足NO.1(※)のHugシリーズだから、このセットだけでなんと25WAYの使い方!様々なシーンで長く便利にお使い頂けます。出典:PRTIMES出産準備セットHP:※出典:PRTIMES(ピープル株式会社)
2021年01月11日出典: shutterstock生まれてくる赤ちゃんを迎えるために出産準備は完璧にしたいもの。しかし、初めての出産準備だと何をそろえたらいいのかネットや育児本で調べてはみるものの、本当にこれでいいのか?準備はこれで十分なのか、足りないものはないかなんて不安になりますよね。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにもできる限り妊娠中は外出を控えたいもの。そこで!育児経験豊富なスタッフとともに、オンラインで出産準備をしてみませんか?出産準備もトータルコーディネート!阪急百貨店うめだ本店で「HAPPY BIRTHフェア」が開催されています。今回は、出産準備のスペシャリストがZOOMを使って出産準備のお手伝いをしてくれますよ。不安なことや疑問、何でも質問してくださいね。もちろん、購入したい商品も店舗 に行かずにお買い物できます。おすすめは先輩ママ達の声から作られた「本当にほしい定番アイテムセット」。出産準備に必要なアイテムがトータルコーディネートされた7点セット(33,000円)になります。ほかにもいろんなアイテムがそろっているのでマタニティライフのラストスパートはおうちでゆっくり出産準備をしましょう。HAPPY BIRTHフェア詳細:画像:(C)Kaspars Grinvalds/shutterstock出典:
2020年10月25日登場人物ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型パパ/ゆたか:女子力高い雑学王な子煩悩がすぎるパパさっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さんれーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きなちょっと大袈裟さんしーちゃん:2020年4月生まれ。お姉ちゃんたちに可愛がられてすくすく成長中!我が家の育児グッズ公開!3歳、1歳、0歳の年子3姉妹を育てているずぼらママです。まだまだおうち時間を過ごすことが多いなかで、断捨離をして気持ちも部屋もすっきりさせています。我が家はとにかく育児グッズが多く、買わなくてもよかったと思うもので溢れています。1人目・さっちゃんの出産前は、とにかく赤ちゃんのグッズを揃えるのが楽しかった反面、わからないこともたくさんありました。とりあえず育児雑誌の「出産前に揃えておくべきものリスト」を読み、同じように一通り揃えていました。今回は3人の子育てを経て気づいた買ってよかったもの&必要なかったものをお伝えします!【必要なかったもの】・たくさんの短肌着、長肌着・電動ゆりかご・室温計・おしゃぶり・短肌着我が家では生後1ヶ月くらいまでしか使いませんでした。(みなさんは活用してるのでしょうか・・・?)3人目にいたっては一度も着せなかったくらいです。個人的な考えかもしれませんが、短い丈は着せてもすぐにお腹が出てしまい、わたしにはすごく使いにくく感じました。・室温計体温調節が苦手な赤ちゃんのために室内の温度を測るのも大切なことだと思い、室温計を購入しました。しかし、これもあまり使わずに終わりました。壊れていたのか冬にすごく高い湿度が表示されていて、参考になりませんでした。・電動ゆりかご大きな育児グッズだと、電動ゆりかごが必要なかったかもしれません。赤ちゃんをずっと寝かせておけるものではないし、電動ゆりかごで寝かせると逆に泣いてしまうことが多かったです。ねんねの時期以外はあまり使用することがなく、我が家の物置行きになりました。ただ、家事の合間など、主に料理中の短い時間に使用する場合には助けられていました。泣いていても、ゆりかごに揺られているあいだに少しでも眠ってくれるのは、電動のいいところです。・おしゃぶりおしゃぶりは念のため買いましたが、やめさせるのが大変なイメージがあり、結局使わずに過ごしました。【買ってよかったもの】・おむつのゴミ箱・電動鼻水吸い機・お風呂のマット・クーハン・レンタルウォーターサーバー・おむつのゴミ箱おむつのゴミ箱は子どもたちが生まれてから、いままで毎日使っています。我が家で購入したものは専用の袋が必要ないタイプのゴミ箱で、臭いがシャットアウトされるのと大容量なので助かっています。・電動鼻吸い機電動鼻水吸い機は、育児の心強い味方です。2人目のれーちゃんは、は新生児のころから使っています。年中使えるので買って損はないと思います。お風呂のマットは、赤ちゃんを寝かせて洗えるので重宝しています。寝返りしても問題ありません。・クーハンクーハンは、ベビーベッドの代わりに使っていました。赤ちゃんを中に入れておくだけで、上の子たちのドタバタから守ることができました。折り畳んでしまえるタイプのものなので、収納にも困りません。・ウォーターサーバーレンタルウォーターサーバーは、ミルクを作るときに大活躍しました。ミルクを作れる軟水のものを使用しています。調乳の温度設定もできる優れもの!ミルクだけではなく、自身が美味しいハーブティーなどでほっと一息つくときにもお世話になっています。また、現在授乳中でお水の摂取も欠かせないので、すぐに水分補給ができるウォーターサーバーはとても便利です。挙げればキリがありませんがみなさんの参考になりましたでしょうか?余談ですが、先日友人にブレンダーを借りました。第3子にして初めて使いましたが、離乳食作りがはかどります。いままで時間をかけて食材を潰していましたが、あっという間にトロトロになります。便利なものがたくさんある昨今、うまく活用して楽しく育児をしていければ良いなと思います。ぜひたくさんの方の意見を聞いて、育児に取り入れてみてくださいね♪編集後記おおもりさんの離乳食奮闘記は、編集部からも「あるある!」と共感の声があがりました。離乳食づくりでは、分量やスケジュールなどでさまざまな疑問が生まれてしまいますよね。赤ちゃんの発育や発達には個人差があるので、離乳食の進め方については、赤ちゃんの様子をよく観察しながら焦らずに進めていきましょう。妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2020年10月08日登場人物おかめ:ワーキングマザー。息子の成長記録にと日々育児マンガを描いている。夫:普通のサラリーマン。最近の悩みは『息子のパパイヤ期』おまめ:2015年夏に生まれた我が家の長男。プラレールとトミカに夢中。最近の欲しいものは『プラレールのレール』ドキドキの妊娠報告…!?おかめさんからのメッセージ今回、なぜ育休や産休ではなく、退職を選んだかについてお話します。実は一人目のおまめのとき、保育園に入れたいと考え、当時の職場を休職扱いにしてもらいました。ですが、自身の住んでいる場所が保育園激戦区に加えて、引っ越しや里帰りなどで忙しく、保活の準備ができないまま出産となりました。休職明けの仕事の忙しさなども積み重なった結果、かなり出遅れての保活スタートになってしまい、当然入園することができませんでした。保活失敗によるストレスでかなり落ち込み、今でもトラウマのようになっています。今では、産後でヘトヘトななか無理して園見学や説明会、役所への相談に行かなくても良かったのではないかと思うこともあります。おまめのときにわたしには産後すぐに保活をする体力が無いのだとわかったので、今回は休職ではなく退職を選びました。育児と仕事・保活の板挟みを避け、少しでも心に余裕を持って保活を始めたいと考えています。今のところは下の子も年少の時期に幼稚園へ入園させて、そのタイミングでまた求職活動をしようと考えています!上の子との2人育児にもなるので、自分が一番どうしたいかを選択しました。編集後記働いている妊婦さんの多くは、妊娠したことをいつ・どのように職場へ報告すべきか悩んでいるかもしれません。妊娠報告に対する会社の上司や同僚の反応も気になりますよね。妊娠・出産では会社側の手続きも多いです。妊娠・出産をきっかけに退職を希望している場合も仕事を続ける場合も、今後の予定を周囲の人に伝えておくとスムーズになります。妊娠報告をする際、まずは妊婦さん自身がどうしたいのかを整理してみましょう。産後も仕事を続けたいのか、いつごろの復職が希望なのかといったことを整理すれば、おのずと自分が進みたい方向性を固められるかもしれませんよ。ままのて読者のみなさんも、自分の将来に合った選択をしてみてくださいね。(ままのて編集部)妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2020年10月02日出典: shutterstock赤ちゃんを迎える準備スムーズにできていますか?初めての赤ちゃん、何をしたらいいの?どんなものを準備するの?パパにもできることは?など分からないこと、迷ってしまうこと、心配なことがたくさんあるとの思います。今回、ワコールとミキハウスがコラボした出産準備相談会が開催されるのでお知らせします。出産準備のスペシャリストに相談しよう!株式会社京王百貨店新宿店で、ワコールとミキハウスがコラボした合同出産準備相談会を9月19日(土)・27日(日)に開催します。ラウンジを完備し1家族ずつの相談会となっているので、不安なことや心配なことなどを余すことなく聞くチャンスです!ワコールには、授乳中の下着、出産後のボディラインのケア方法ことなど。ミキハウスでは、子育てキャリアアドバイザーが沐浴の仕方から肌着の着せ方を実際に教えてくれるとのことです。妊娠するとママの体は急激に変化していきます。心が追いつかないときもあるのではないでしょうか。また、出産を控え心配なことも!個室なので他のお客さんを気にすることもありません。出産準備のスペシャリストに悩みや不安を相談し、晴れやかな気持ちで赤ちゃんを迎えましょう。合同出産準備相談会の内容実施日:9月19日(土)、27日(日)会場:新宿店7階 「ミキハウス ベビー」サロン内ラウンジ時間:各日11時スタート(各回約90分)定員:各回1家族・3名様まで受付:事前予約制電話番号:03(5321)4367内容(1)産前産後の美ママセミナー(約30分) 産前産後の下着選び、美しいボディラインのためのご相談(2)赤ちゃんのお世話体験(約60分)肌着の着せ方、おむつの替え方、沐浴などを体験出典:PRTIMES画像:(C)frica Studio/shutterstock出典:
2020年09月10日2人目の妊娠・出産後の生活は、1人目のときと違ってくることが多く、いろいろな場面を想定して準備しておくことが必要です。今回は、2人目の妊娠中だけでなく、出産時や産後に向けて準備しておいてほしいことについてお話しします。 2人目妊娠中の生活で準備しておくことは?2人目の妊娠中で大変なのは、初期と後期かと思います。どうしても、1人目のときより無理してしまうママが多く、流早産につながることもあり、状態によっては安静や入院になることもあります。 初期はつわりが原因で、自分の食事や生活だけでなく上のお子さんの育児がつらくなる方が多いです。つわりの時期に食事が上手く作れず、上のお子さんの栄養状態を気にされる方が多いですが、短期間のことなのでそれほど気にしなくても大丈夫です。市販のものやお惣菜などを上手に使ってのりきってください。また、後期はおなかが大きくなって腰痛など体に負担が出てくる中で、お子さんの年齢によっては抱っこなどをされることもあると思います。短時間にしたり、座ってぎゅーっとしてあげたりして、上のお子さんの精神的なフォローもしながら、なるべく無理しないようにしましょう。どうしてもつらい時期だけでも、一時保育やベビーシッターなどの利用も検討されてもいいかと思います。 また、万が一の突然の入院に備えて家族のフォロー体制や保育園なども調べておくことが大切です。 2人目出産までの入院時に備えて出産はいつ来るかわかりません。予定日はあくまでも予定であって、陣痛がなくても破水で始まることもあります。どんな時間帯にくるかシミュレーションをして、準備をしておきましょう。 1番困るのが、上のお子さんと2人きりでいたときに陣痛や破水が来てしまったパターンです。上のお子さんを連れて行けずに、預け場所を探しているうちにどんどん陣痛が強くなり……ということもあります。旦那さん以外に、両親や義両親、兄弟、ママ友などにもしものときに連絡できるようにお願いしておくと安心です。荷物などは、妊娠34〜35週に入った時期には準備しておきましょう。1人やお子さん連れで病院に行くときには身軽で移動できるように必要最低限のものだけ持参し、大きな荷物は後で届けてもらえるようにするといいです。複数のタクシーの連絡先を調べておいたり、タクシー呼び出しアプリ、陣痛タクシーの登録などもされるといいかと思います。予定の帝王切開、無痛分娩などで予定入院の場合でも、破水や陣痛が予定より早く来たりして突然入院になることもありますので、想定しておくことが大切です。 産後入院中〜産後1カ月ごろまで上のお子さんの預け先を決める上で、慣れない相手だとお子さんだけでなく預け先も大変なことがあります。パパが育休をとる場合には、事前にお子さんとパパだけの2人の時間をつくって、寝かしつけやごはんをあげる機会などを積極的に設けるようにしましょう。両親や義両親の場合は、できるだけ会う時間をつくったり、ママがいない状態で何回か過ごしてもらったりして慣れていくようにしましょう。サポートが少ない場合は、妊娠中〜産後に一時的に保育園に預けられることもできますので自治体に相談してみましょう。産後は、体調の回復が思うようにいかないこともあります。一人で頑張ろうとせずに、できるだけサポートをしてもらうように準備して、産後の体調を見ながら再度調整されると安心です。妊娠経過や産後の回復などは、1人目と同じではないこともありイメージしていたよりも大変になることもあります。また、上のお子さんも赤ちゃん返りなどでいつもより手がかかることもあり、その中での新生児の育児は身体的だけではなく、精神的にも負担があるかもしれません。妊娠中から、新しい家族を迎える準備を家族みんなでできるといいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
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