ワイルド系男子母に贈る! 園での子ども同士のトラブル、どう対処?【3男児ママ考察の育児ポイント】
■子どもの「何もしていない」「誰とも遊んでない」は本気にしない
©Andrey Kuzmin-stock.adobe.com
集団生活が始まると、「今日は何をした」「誰が何をした」と子どもは報告をしてくれると思いますよね。ところが、男子は報告してくれる
情報量自体が極端に少ないことも多いんです。わが家でも次男はよく話してくれるタイプですが、長男は何も話してくれませんでした。
「今日は何した?」「誰と遊んだ?」と聞くと、返ってくる返事は「何もしてない」「誰とも遊んでない」。でも、実はたくさん遊んでいるし、お友だちとも仲良くしているケースがほとんどです。
子どもの何気ない一言に一喜一憂したり、本気で心配したりは無用です。どうしても気になった時には、子どもではなく先生に様子を聞いてみましょう。
■ぶったり蹴ったり…万が一、トラブルになってしまった時は?
ワイルド系男子母にとって一番怖いのが、お友だちをぶったり蹴ったりしてしまった時ですよね。その対処法は、
保育園や幼稚園の指導方針によって、お母さんができることは変わってきます。
<子ども同士のトラブルが起こった時 先生の動き5つのパターン>
1.やられた子、やってしまった子、双方の保護者に何があったかと子どもの名前も伝える。
2.やってしまった子の保護者にだけ、相手の子の名前とやってしまったことを伝える。
3.やられた子の保護者には、やってしまった子の名前は言わずに起こったこと「ぶたれて傷ができた」などだけ伝える。
4.やってしまった子の保護者にも、やられた子の名前は言わずにやったことだけ伝える。
5.どちらにも何も言わない(保育園や幼稚園で起こったことは、保育園や幼稚園の中で解決する)。
先生の対応は、上の5つに分けられます。
やってしまった行動だけを園から伝えられた時には、子ども自身には追求せず、先生にその時の子どもの様子を聞きましょう。きちんと謝ったのか、解決したのかを確認します。解決していれば蒸し返す必要はありません。
もし、相手の名前がわかっていれば、その子のママやパパに一言「すみませんでした」と声をかけておきたいと思うのが親心…。そんな日のために、日頃から送迎で会うママたちには
笑顔で挨拶しておくのも大切です。顔見知りになっていれば、いざというときに声をかけやすいですね。
何か起こってもまずは落ち着いて対応しましょう。基本的には
お互いさまなことではありますが、一声かけるだけで自分の気持ちもラクになります。
「集団生活の中ではそんなこともある」と前もって覚悟しておくのもおすすめです。
集団生活に入るわが子への不安はつきませんが、目は離さないようにしつつ、時々は目をつむって、落ち着いて見守りながら、気持ちよく過ごしていきましょう!
小学1年生の息子に、おやつを使って算数の問題を出してみたら……かわいらしい結末に!【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.77】