梅雨ストレス「雨で外に出かけられない!」元気な子どもと1日、どう過ごす?
■じっくり子どもと向き合うチャンス? 「頭を使う遊び」
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子どもが疲れてくれる遊びは、ダイナミックに体を動かすものばかりではありません。大人も同じですが、じっくり考えて頭を使う遊びは、子どもも体を使ったくらいの疲労感を覚えます。雨続きで外出できない時、幼稚園や保育園でも取り入れている、「頭を使う遊び」を試してみましょう。
頭を使う遊び1【指先を使う細かな遊び】
工作など、指先を使う作業は頭も手も使うので意外と疲れます。工作が苦手な場合には、毛糸などを使って結び方や三つ編みの仕方を教えたり、簡単な料理を一緒に作ったり、箸でお豆を移動させたりする遊びもおすすめです。
頭を使う遊び2【パズル】
子どもが好きなキャラクターなどのパズルはいかがですか? 市販のものもいいですが、少し厚めの紙に子どもと一緒に絵を描いて、それをハサミで切り、お手製パズルを作ってもいいですね。
年齢に合ったピース数のものからスタートして、徐々に難易度をアップさせたものにしていくのがおすすめです。
頭を使う遊び3【トランプ遊び】
数がかぞえられる年齢の子どもには、トランプを使った遊びも効果的です。
ババ抜きや神経衰弱といった定番の遊びはもちろん、「トランプを使って10を作ろう」(1と9を合わせて10になる、など)といった、簡単な足し算・引き算を組み合わせた遊び方もできますよ。
雨ばかりで憂うつになりがちな梅雨時ですが、家の中でできる遊びをあれこれ考えるチャンスでもあります。ひとつずつ試してみて、お子さんの好みに合ったものを発見すれば、雨の日も少しラクになっていきますね。
コツは、ママも一緒に楽しんじゃうこと。今年の梅雨は、思いっきり遊んで過ごしましょう。
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