男の子のおうちヘアカット「失敗しない」ママでもできる“たったこれだけ4ステップ”
■トップ表面は「手をつけない」男子カット成功の4ステップ
青く囲っている部分は「手をつけない」こと!
ヘアスタイルのフォルムを決定づけるのが頭頂部、トップ表面部分の髪の毛(青線で囲った部分)。ここを下手にいじると、失敗して悲しい結果に…ということも。ボサボサヘアを整える程度なら、この部分には手をつけないようにしましょう。ではどこを切るのか? というと、「サイド」「前髪」「襟足」のみ。
この3カ所を調整するだけで、見違えるほどスッキリするんです!
【手順別・男の子の“ちょいヘアカット”のコツ】
1.手始めに「サイド」をカット
耳の上に髪の毛が重なってきてしまうと「切りに行かなきゃ」というサインでもありますよね。サイドをすっきりさせるだけで、随分見違えます。霧吹きなどで少し湿らせると切りやすいのでオススメ。切り方はひとつまみ分の髪の毛をとり、ねじりながらすきバサミで切っていくだけ。この「つまんで・ねじって・すきバサミ」が、男の子のヘアカットの基本です。これを2回ほど繰り返します。
2.「前髪」はドライのままカット
前髪は、ぬらすと髪の毛の長さがわかりにくくなり切りすぎてしまうことも。そのまま“ドライカット”がオススメです。
流したい方向に向かって、下部分にすきバサミを入れていきます。
3.失敗の心配が少ない「えりあし」
次にえりあしをカットします。同じくすきバサミでスッキリさせましょう。ギザギザが気になる場合は、最後の仕上げでカットバサミで整えるときれいです。
4.最後は「後頭部のまるい部分」
最後に、後頭部をチェック。ここが伸びてしまっていると“もさっと”しがちなので、軽くしてあげるとスッキリ。左手にくしを持ちながら、右手にはすきバサミを持ち、くしを下から上にスライドさせながら切っていきます。ちょっと難しそう…と躊躇しがちですが、前述の「トップ表面」に手をつけない限りは“失敗ヘア”にはならないので、ご安心を。
男の子の場合、もみあげの長さが仕上がりに大きく影響するので、最後に確認を。少し長すぎる場合は、基本の「つまんで・ねじって・すきバサミ」で切りましょう。
【before】
【after】
男の子はとにかく動くので、テレビを見せながら切るというお母さんも多いですが、子どもの向く方向を調節しやすいタブレットを活用すると、よりやりやすくなります。
「集中力が切れてしまった場合は、一度に全部切ろうとしなくても大丈夫。サイド・前髪・えりあしとエリアに区切って考えれば、日にちをまたいでのカットでもOKです。トップ表面をいじらないので、そこまで違和感なく過ごせますよ」(森田さん)
取材・文/aica
キッズモデル/下農祐助
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