■子どもの名前を決めるポイント
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「子どもの名前ってどのように付けたらいいのか分からない」と悩んでしまいますよね。初めての子どもだったらなおのこと。愛おしい我が子のためにも、誇りを持てる名前にしてあげたいと思うでしょう。
まずは、子どもの名前を決めるポイントをピックアップしていきます。
▼画数
まずポイントとして挙げるのが、名前の画数。あまりにも画数が多すぎると、名前を書く場面で苦労してしまいます。画数が多い複雑な漢字は、名前に使うのは避けるのが無難かもしれません。
また、画数占いがあるように、名前の画数は運勢に関わるという考え方もあります。運勢を重視するなら、画数占いをしてみてはいかがでしょうか?
▼漢字
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どのような漢字を付けるのかも、名前を決めるポイントのひとつ。漢字にはそれぞれ意味があるので、付けた漢字によって名前の印象も変わってきます。
よく知らないで選んでしまうと、一生後悔することになってしまうかもしれません。名前に付けようとしている漢字がどんな意味を持つのかを、しっかりと調べてくださいね。
▼診断・姓名判断
画数のところでも触れましたが、診断・姓名判断をするのもポイントになります。画数や漢字の響き、組み合わせによって、子どもの人生の吉凶や運命に影響が出るという考え方があります。
あまり気にしないなら診断・姓名判断をする必要はありませんが、気になる場合は占ってみるのも良いでしょう。
▼違和感なく読みやすい
「違和感なく読みやすいか」という項目も、重要なポイントとして挙げられます。読むのに違和感がある名前だと、呼びにくいというデメリットがあるのです。
また、読みにくい漢字にすると、初対面の人と会ったときに「なんて読むですか?」と毎回聞かれてしまいます。間違った読み方で呼ばれてしまうかもしれません。
▼名前の由来を子どもに説明できる
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子どもが物心ついたときには、高確率で「なんでこの名前にしたの?」と由来を聞かれることもあるでしょう。そこで「特に意味はないよ」と答えてしまうと、子どもはショックを受けてしまいます。
そのため、由来を子どもに説明できるように、ステキな意味を持つ名前を付けてあげてくださいね。
■女の子の子どもの名前15選
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名前は、子どもの印象を左右する重要なポイント。
「女の子らしく育つように、かわいらしい名前にしたい」「美しい女性に育つよう、上品な名前にしたい」など、さまざまな希望があるのではないでしょうか?
人気がある女の子の名前をピックアップしていくので、名付けの際の参考にしてくださいね。
▼古風な名前
古風な名前は、美しい日本の和を思わせます。そのため、昔の日本人女性特有のおしとやかな雰囲気に育てたい親に人気です。
近年は、海外の人の名前を漢字にするなど、個性的な名前が増えてきていますが、古風な名前も昔から変わらない人気を誇っていますよ。
夏帆(かほ)
「夏の太陽みたいに周りを明るく照らす元気な子に。そして、船の帆を大きく広げて人生を航海してほしい」。そんな思いから名付けられる女の子が多い名前です。夏らしく、元気なイメージを与えてくれるでしょう。
帆乃夏・帆乃花(ほのか)
「帆」が入っていることで、帆を広げて海に航海していくようなイメージを連想させます。響きはおしとやかで女の子らしく、日本人女性にぴったりの名前ですよ。
「夏」を入れるとさらに元気な子どもに、「花」を入れると美しさあふれる子どもに。柔らかいイメージにしたいのなら、ひらがなで書くのもおすすめです。
紫乃(しの)
気品があるイメージの「紫」に、昔という意味を持つ「乃」。そんなふたつの漢字を合わせた「紫乃」という名前は、和を重んじる高貴な女の子を連想させます。
「紫」は12画と画数が多めですが、「乃」は2画と画数が少ないので、名前を書く場面でもそれほど手間にならないといえるでしょう。
理乃(りの)
ことわりやおさめるとも読める漢字「理」は、道理という意味もあり、知的なイメージを与えます。昔という意味を持つ「乃」と組み合わさると、知的で古風な女の子を連想させますよ。
また、ハワイ語で「りの」は、まぶしいや輝くといった意味があります。ハワイが好きな方やおしゃれな由来の名前を付けたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。
紗世(さよ)
うすぎぬという意味がある「紗」と、世の中という意味を表す「世」。このふたつの漢字が組み合わさった名前「紗世」は、繊細な女の子のイメージを与えます。
「薄い絹のように柔軟な優しさを持ち、世の中に貢献して活躍するような女性になってほしい」。そんな思いで名付けられる女の子も多いんですよ。
琴音(ことね)
日本ならではの伝統的な楽器「琴」。「琴音」という名前は、美しい和の心が感じられる琴の音色をイメージさせます。
琴は、一音ごとに弦をはじく必要がある楽器です。そのため、「一歩一歩しっかりと大地を踏みしめて歩いていってほしい」と願いを込めて名付けられる場合も多くありますよ。
菜緒(なお)
野菜の「菜」と糸口を表す「緒」を組み合わせた名前「菜緒」。「畑で育つ野菜のように強くたくましく、人とのつながりを大切にする子に育ってほしい」といった由来から名付けられています。
また、古風でありながら呼びやすい名前なので、親しみやすさも込めて名付けられる赤ちゃんも。「男の子や女の子関係なく、誰からも好かれるような子どもになってほしい」と、名前に思いが込められていますよ。
詩織(しおり)
うたと読む「詩」と織り物の「織」を組み合わせた名前「詩織」。「人々を感動させる芸術性を持ち、ていねいに糸を紡ぐように繊細な女の子に育ってほしい」。そんな思いから名付けられています。感情表現が豊かで、やさしいイメージを与える名前です。
ただ、「詩」の画数は13画、「織」の画数は18画と少し多め。名前を書くときには、少々時間がかかってしまうかもしれません。
▼漢字一文字の名前
女の子の名前の中で、漢字一文字の名前もかわいらしいと人気があります。我が子への思いを一文字に込めるので、名前がより印象的になるでしょう。また、漢字一文字だと、シンプルで覚えやすく書きやすいメリットも。
そこで、特に人気が高い、漢字一文字の名前をピックアップしていきますね。女の子らしさあふれる名前が盛りだくさんですよ。
詩(うた)
芸術的センスが高いイメージを与える名前「詩」。文学のうたを表現しているので、「高い表現力を持ってほしい」「感性豊かな子どもに育ってほしい」という思いから名付けられています。文学好きな親が、子どもに名付ける場合も。
東貴博さんと安めぐみさんの子どもも、漢字一文字ではありませんが、「詩歌」と書いてうたと読みます。詩を書いて読むような、ロマンチックなイメージがありますね。
奏(かなで)
楽器を奏するという意味を持つ漢字「奏」。「そう」という名前で読まれる場合もありますが、一般的には「かなで」と読みます。美しい音色を奏でながら音楽を紡ぎだすように、しなやかで繊細なイメージを与えますよ。
女の子だけではなく、男の子の名前としても人気がある漢字です。
桜(さくら)
「桜」といえば、日本の春を象徴する花。春のように温かみがあって、薄いピンク色のようにかわいらしいイメージを与えます。「桜のように、美しさと華やかさを兼ね備えた女の子に育ってほしい」といった願いを込めて、名付けられている場合が多数。
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タレントの上原さくらさんやプロゴルファーの横峯さくらさんのように、ひらがなで名付けるのも女の子らしくておすすめです。
蛍(ほたる)
一匹一匹が美しい光を放っている「蛍」。その光は、ほのかでやわらかくありながら、力強くもあります。そのため、「蛍のように、自立しながら美しく輝いてほしい」と願いを込めて名付けられている場合が多いんです。
「蛍」という言葉は、和歌や俳句の中でもひんぱんに登場するので、和風なイメージも与えてくれますよ。
紫(ゆかり)
「紫」と書いて「ゆかり」と読む女の子の名前は、なかなか見かけないですよね。珍しいからこそ、出会う人に強い印象を与えられます。
紫は、聖徳太子が生きていた時代に「気品がある色」として崇められてきました。そのため、高貴で美しいイメージがありますよ。
葵(あおい)
2015年の人気名前ランキングベスト100から、漢字一文字の名前の中でトップに輝いた「葵」(株式会社ベネッセコーポレーションの「たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典 2016~2017年版」による)。
夏に花開くアオイ科の植物を意味する漢字で、夏の風情を感じさせます。花びらのように心ゆかしい雰囲気も兼ね備えた、活発な女の子のイメージを与えられますよ。
華(はな)
古風な名前でありながら、華やかさを兼ね備えていて現代風の名前でもある「華」。
この名前には、「華やかで誰からも愛される女の子に育ってほしい」と願いが込められています。なじみがある名前なので、覚えてもらいやすいメリットも。
■男の子の子どもの名前10選
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女の子の名前と同様、男の子に名前を付けるときも、どのように名付けようか悩んでしまいますよね。「かっこよくて男らしい名前を付けたい」「古風な名前にして個性を出したい」など、希望はさまざまでしょう。
そこで、人気がある男の子の名前をピックアップしていくので、参考にしてくださいね。
▼古風な名前
和を感じさせる古風な名前は、日本男児のかっこよさを表現してくれます。そのため、男の子に古風な名前を付けるのも人気です。
中には、「信長」「秀吉」など、戦国武将の名前を付ける方も。歴史上の人物の名前は、誰にでもわかりやすい古風な名前といえるでしょう。
大河(たいが)
歴史を綴った大河ドラマという言葉からも感じられる、古風な名前「大河」。「大きい河のように、スケールの大きな人生を歩む男の子になってほしい」と願いが込められています。
「大」の画数は3画、「河」の画数は8画なので、比較的書きやすい漢字といえますよ。
帆澄(ほづみ)
航海に欠かせない船の「帆」と、清く透き通っている意味を表す「澄」。このふたつの漢字が組み合わさると、さわやかで活発なイメージを与えます。「順風満帆な道を歩み、いつまでも純粋な心を忘れないでいてほしい」と願いも込められていますよ。
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「帆」の画数は6画、「澄」の画数は15画と多めに感じます。しかし、姓名判断をすると、運勢は大吉と出るようです(諸説あり)。
蒼涼(そうすけ)
ブルーの絵の具をベタ塗りしたような「蒼」と、涼しいという意味を持つ「涼」。このふたつの漢字が組み合わさると、さわやかな雰囲気を醸し出す男の子をイメージさせます。
「蒼」の画数は13画、「涼」の画数は11画と多いですが、姓名判断をすると運勢が良い傾向にありますよ(諸説あり)。
▼漢字一文字の名前
男の子で漢字一文字の名前は、最近増えていてトレンドになっています。明治安田生命の「2015年名前ランキング」を見てみると、漢字一文字の名前が10位以内に3つも入る結果に。女の子の名前と同じく、親の願いが漢字一文字に込められるので、印象強くなりますよ。
そこで、特に人気の高い、漢字一文字の名前を挙げていきますね。かっこいい名前やさわやかな名前がそろっています。
優・悠(ゆう)
「ゆう」という名前は、男の子も女の子も名付けられますが、「悠」と書くことで男の子っぽさが生まれます。
はるか遠く尽きないといった意味があるので、「子どもの人生にある幸せが尽きないように」と願いが込められていますよ。
また、「優」という漢字は、男の子も女の子も使える名前なので、性別が分からない段階から名付けられている場合が多め。漢字の意味の通り、「優しい子どもに育ちますように」と思いが詰まっています。
誠(まこと)
真実の心という意味を持つ漢字「誠」。誠実でまごころあふれる男の子をイメージさせます。
誠は、新撰組の隊旗にも書かれている文字なので、古風な印象も与えるでしょう。「心が豊かで誠実な思いを持って生きてほしい」と願いを込めて、名付けられています。
凪(なぎ)
波や風が静かになるという意味を持つ漢字「凪」。落ち着きがあってやわらかなイメージを与えます。「平和な人生をのんびりと歩んでいってほしい」と願いが込められた名前です。
男の子だけではなく、女の子にも名付けられています。
幸(こう)
「幸」という漢字には、しあわせやさいわいといった意味があります。そのため、子どもに名付けるときも「幸せな人生を切り拓いてほしい」と願いが込められているのです。
シンプルだけれども、親の思いが力強く伝わってくる「幸」。愛が詰まっていて、ステキな名前ですね。
湊(みなと)
「湊」という漢字が持つのは、人や物が集まる場所といった意味。もともと船着場を表していて、水が集まるところと言われていました。
そのため、「周りにたくさんの人が集まってくる、魅力的な男の子になってほしい」と願いを込めて名付けられています。
蓮(れん)
はすという植物を意味する「蓮」。はすは連なっている植物なので、蓮という名前には「周りにいるたくさんの人に支えてもらいながら、人のことを支えられるような男の子になってほしい」と思いが込められています。
また、はすの花言葉は「神聖」「清い心」など。「純粋で美しい心を持ち続けてほしい」といった親の願いが表現されていますよ。
翔(しょう・かける)
高く飛ぶという意味を持つ漢字「翔」。「しょう」とも「かける」とも読めますが、「しょう」と名付けられる場合が多くあります。
「たくさんのことを吸収しながら、のびのびと自由に育ってほしい」「高い目標を持って飛躍してほしい」といった思いが込められていますよ。
■兄弟姉妹で名前をそろえる方法
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初めての赤ちゃんに名前を付けるときも迷いますが、弟や妹が生まれたときにも名付けで悩んでしまうのではないでしょうか?どうせなら、名前をそろえて兄弟・姉妹感を出したいですよね。しかし、どのような名前を付けたら一体感が生まれるのかは難しいところ。
そこで、兄弟・姉妹で名前をそろえる方法についてご紹介します。「初めての出産だけれども、次の子どもを考えている」という方も、ぜひ参考にしてくださいね。
▼イメージをそろえる
まず、名前をそろえる方法としてピックアップしたいのが、イメージをそろえること。「植物」「動物」のようにテーマを一緒にすることで、名前におそろい感が生まれるのです。
太陽をイメージした「陽斗」「昇太」
明るい陽が差す「陽斗(はると)」と太陽が昇る「昇太(しょうた)」は、どちらの名前も太陽をイメージしています。暗い場所も明るく照らして元気を与えてくれるイメージなので、「明るく元気に育ってもらいたい」と願いを込める際におすすめしたい名前です。男の子の兄弟にぴったりでしょう。
月をイメージした「沙月」「瑠奈」
「沙月(さつき)」と「月梨(るな)」は、どちらの名前にも「月」が入っています。優しい光で照らしてくれるイメージなので、「人々の心を癒やす存在になってほしい」と願いを込めたいならおすすめしたい名前です。女の子の姉妹にぴったりでしょう。
▼初め・最後の音をそろえる
名前の意味や見た目ではなく、発音でそろえる方法もあります。初めや最後の音をそろえることによって、名前におそろい感が生まれますよ。
ただ、音をそろえることにこだわりすぎて、由来を考えていないのはNG。子どもに名前の由来を聞かれたとき、自信たっぷりに答えられる、ステキな名前を付けてくださいね。
「えりな」「かりな」
「えりな」と「かりな」は、最後の「な」という発音が共通しています。ほかにも「まりな」「さりな」などが、女の子に人気の名前です。
「しゅう」「りゅう」
「しゅう」と「りゅう」は、拗音(小さい文字を含む発音)と、最後の「う」という発音が共通しています。もし、男の子と女の子の兄弟ならば、女の子は「みゅう」にするのもありですね。
▼同じ文字を入れる
名前に同じ文字を入れるのも、兄弟・姉妹で名前をそろえる方法として挙げられます。同じ漢字を使って構成される名前はたくさんあるので、どんどん兄弟が増えてもそろえやすい方法ですよ。
「拓哉」「智哉」
「拓哉」と「智哉」には、共通して「哉」という漢字が使われています。単体では大きな意味を持たない漢字なので、名前の由来は組み合わせる漢字に左右されますよ。
「綾乃」「梨乃」
「綾乃」と「梨乃」には、共通して「乃」という漢字が使われています。「むかし」の意味を持つ漢字なので、古風な名前にしたい場合にもぴったりでしょう。
▼文字数をそろえる
先述した3つの方法よりは効果が少ないですが、文字数をそろえる方法もあります。ただし、二文字だと名前の幅が広くておそろい感がなくなってしまうため、一文字か三文字がおすすめですよ。
一文字でそろえた「翔」「蓮」
人気がある男の子の名前としてもピックアップした「翔」と「蓮」。男の子の名前を一文字にするのはトレンドなので、ぜひ検討してみてくださいね。
三文字でそろえた「凛々花」「由衣果」
「凛々花(りりか)」と「由衣果(ゆいか)」は、文字数だけではなく、最後の文字の音もそろっています。統一感が大きいため、姉妹の場合はイチオシの名前ですよ。
■名前は子どもへの最初のプレゼント
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これから一生背負っていく「名前」。
大切な子どもに幸せな人生を歩んでもらうためにも、納得がいくまで考えたいですね。
名前は、親から赤ちゃんに与えられる最初のプレゼント。子どもの宝物となるような名前を付けましょう。
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