子どもへの接し方「夫婦で違って良いの?」そのメリットとデメリット
■子どもへの接し方「ゴールはどこ?」夫婦ですりあわせを
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夫婦で子どもへの接し方が違う場合、子どもが混乱しないために「言っていることは違っても、その先の
着地点が同じであること」をお互いに確認することが大切です。
例えば、前述の例で言うと、父親は「自発的に動ける人になってほしい」という思いがありますよね。一方、母親の言葉からは「先生や友だちなど周囲の人の話に耳を傾け、受け入れる人になってほしい」という思いが感じられますね。
一見、まったく違う接し方、教育方針のようにも感じますが、どちらも
「わが子が幸せに生きていけるように」という思い、目指すべきゴールは同じ。父親と母親の間で接し方が違っても、「子どものために」という目指すゴールが同じであれば、子育てにおいて問題ではありません。「周囲の人々の話を聞きながら、自分で判断し行動できる子どもになってほしい」という思いが子どもに伝わっていればいいのです。
しかし、接し方の違いが子どもに混乱を引き起こしているようなら、どちらかの
アプローチがうまく機能していないということ。あらためて夫婦で話し合い、どんな子どもに育ってほしいのかの
ゴールを再設定する必要があるでしょう。
決して「パパ(ママ)はあんな風に言っているけどそれじゃダメなんだ」などと、子どもの前で相手の言うことを否定しないこと。「それは○○という意味で言ってるんだよ」というように、相手の主張も認めたうえで子どもに話しましょう。そのためにも、どんな接し方が好ましいのかを夫婦ですりあわせることが大事です。
夫婦それぞれの子育て。行動や接し方は違っても「わが子のために大切にしたいこと」が同じであれば問題ありません。子育てはゴールの確認とすりあわせが大切なのだと思います。
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