2018年10月17日 17:00|ウーマンエキサイト

子育て環境の変化が、ママの罪悪感と不安を高めている【ママのイライラ言葉変換辞典 第1回】


■「イライラ言葉」は「本当に言いたいこと」は伝わらない

ママのイライラ言葉変換辞典

©chihana - stock.adobe.com


ところで。「いい加減にしなさい!」「早くして!」。そんなイライラ言葉では、子どもは「ママが怒っていること」はわかるものの、「ママが本当に言いたいこと」は理解できない場合があります。たとえば、「いい加減にしなさい!」「何度言ったら、わかるの?」。

日常的によく使う言葉ですが、ママの本当の気持ちは、「ご飯だと呼んでいるのだから、早く食卓について欲しい」とか「部屋を片付けて欲しい」といったことかもしれませんよね。

そうなると、ママがいくら声を大にしてイライラ言葉を使っても、子どもに「ママが本当に言いたいこと」は伝わらず、余計にイライラして、さらなるイライラ言葉を重ねてしまう、という負のスパイラルに陥ってしまいます。


■ママの「イライラ」が激減するポジティブ言葉とは

では、どうしたら良いのでしょうか? 「私は、『イライラ言葉をなくす』のではなく、『子どもに話しかける語彙を増やす』という発想が良いのではないかと考えています」(江藤さん)

そこで必要なのが、いままで使っていたネガティブな口癖をポジティブな表現に置き換えた「新しい言葉」です。この連載のなかでは、「イライラ言葉」に対して、「ポジティブ言葉」と呼びます。

子育ては、キレイ事だけではやっていけません。むしろ本気で取り組む子育てには、「イライラのない子育てなんてない!」と、声を大にして言いたい。だからこそ、現状を打破する方法論の一つとして、「形から言葉を変えていく」ということに、ちょっとトライしてみませんか? 

次回は、「イライラ言葉」→「ポジティブ言葉」の変換事例をご紹介します。

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