連載記事:ワーキングママのミックスツインズ日記
双子育児9カ月め 「◯◯をはじめました!」【ワーキングママのミックスツインズ日記 Vol.8】
2018年11月に男の子と女の子の双子のママとなった多屋澄礼さん。ワーキングママとして双子を育てるリアルな日々を綴る連載です。
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離乳食、ずり這い、夜泣き、新しいことがどんどん始まり、できることもどんどんと増えてきました。
保育園、会社、自宅を往復する忙しない日々の中でも
小さな感動や驚きがあり、それが仕事で心も体もクタクタになっている
私の活力になっています。
我が家の双子たちが色々なことに挑戦してくれるのは嬉しいのですが、心配性な私は、双子から一時も目が離せない日々が続いております。
■その一、「後追い」はじめました。
弟の
ダンくんの性格を一言で表すとしたら
「甘えん坊」! 四六時中「ママ、ママ」で、どんなにお父さんが全力で遊んでくれていても、私が側にいないことに気がつくと、ブンブンと手を振り回して泣き出してしまいます。
洗濯物を取り込んだり、離乳食を準備するのも一苦労。まだずり這いも初期段階なので、上手に追いかけることもできず、大号泣することも。
しかし、いざ抱っこをすると泣き止んで、ニコッと微笑む策士なダンくん。もしや、泣けば抱っこしてもらえるって、味をしめてしまったのか…!?
後追いが激しい弟とは真逆に、
マイペースに部屋を探索する
キリちゃん。お茶碗を棚から出して齧ってみたり「え!そんなところにいたの?」と行動範囲をハイスピードで拡大していくパワーがとにかくすごい。
キリちゃんの物怖じせず、積極的なところは自分に似ているのかもしれません。
■その二、「ストロー飲み」はじめました。
食事の際の水分摂取は大切ですよね。離乳食をはじめてから排泄のリズムも変化があり、便秘が心配なのでなるべく麦茶や白湯を飲んで欲しいと思い、
ストロー飲みができるように練習の日々が続きました。
ストローマグの導入も試みたのですが、練習に最適だったのが
小さなサイズ(我が家はコープ)のパック入り麦茶。
練習をスタートした頃は、双子は自力で吸う感覚が分からず、パックの側面を押して麦茶が出てくるようにサポートしていたのですが、まずはダンくんがストローの使い方をマスターし、それから1週間くらいでキリちゃんも自力で麦茶を飲めるように。食事の合間にチューチューと麦茶を吸う姿が微笑ましいです。
そのほかにも遂に離乳食でも
掴み食べがスタートし、毎日の食事の時間が以前に比べると大変な感じにはなっていますが、今のところは「食べるの楽しい!」とふたりとも思ってくれてるみたいなので、レトルトなども取り入れながらもバリエーションを考えながら進めています。
そして、ずり這い初心者のダンくんを大きく引き離すように、キリちゃんの
つかまり立ちもはじまりそうな予感で、母の気持ちが双子の成長に追いついていないのが現状。
現状にプラスし、
私を悩ませる問題がいくつかあります。
それは我が家のシークレットメンバー、
猫の存在です!
結婚する前からずっと生活を共にしていた愛猫がいるのですが、双子が生まれた直後に引っ越しすることになり、現在は実家で居候中。
双子は実家に帰るたびに猫に興味津々で、特にキリちゃんは猫を見つけるたびに
「ハイスピードずり這い」で猫を追いかけ回しています。
夫も、猫にちょっかいを出しがちで、私を怒らせることもしばしば。最近では夫とキリちゃんがいると、近くにも寄ってきてくれなくなってしまい、とっても寂しい。
いつかは
「双子+夫+猫+私」で生活できる日々がスタートできることを心から願っております。
つづく
「母の夏休み」武智志穂の沖縄でのんびり双子育児 Vol.48 | HugMug