赤ちゃんを抱っこするコツとは? 抱っこをする時に大事なこと
横抱きは、赤ちゃんが生まれてからすぐに試せる抱き方です。基本姿勢を覚えて、いつでもスキンシップを取ってあげましょう。
首が据わってきたら縦抱きもOK
赤ちゃんの首がしっかりと据わってきたら『縦抱き』にチャレンジしてみましょう。縦抱きは、以下の手順です。
- 赤ちゃんの首のうしろに向かって手を入れる
- もう片方の手でお尻を支える
- ママの体に密着するように抱きかかえる
首が据わる頃になると新生児期よりも格段に赤ちゃんの体つきがしっかりしているように感じられますが、まだまだ支えは必要です。両手を使って、赤ちゃんをサポートしてあげましょう。
抱っこすると泣く・嫌がる場合は?
安心感を得られる『抱っこ』ですが、赤ちゃんの機嫌が悪いときに無理に試そうとしても余計に嫌がってしまう場合もあります。興奮状態の赤ちゃんを落ち着けるには、どのような方法があるかをチェックしてみましょう。
抱っこの仕方が気に入らない
普段、抱っこが大好きな赤ちゃんが抱っこをしてあげても泣き止まないときには、抱っこの仕方が気に入らないのかもしれません。
大人にとっては差がないように感じられる『抱っこ』ですが、ベッドの上や抱っこで過ごす時間が長い赤ちゃんは微々たる変化であっても感じ取ってしまうものです。
なかなか泣き止まないときには、左右の手を組み替えて抱っこの向きを変えてみたり、揺らし方を変えてみたり、抱っこそのもののやり方を工夫してみましょう。
暑くて嫌がっている
夏場や暑がりの赤ちゃんに注意したいポイントは『気温』です。抱っこは肌と肌とが触れ合うため、体温が上がりやすいですよね。
抱っこの『温もり』は確かに安心感を生み出してくれますが、その温もりが『暑さ』に変わってしまわないよう注意が必要です。
赤ちゃんの体温が上がっていたり、汗ばんでいたりするときには、1度下ろして様子を見てみましょう。
抱っこに慣れていない
生まれたばかりの赤ちゃんは、『初体験』に不安を覚えやすいです。
そのため、親子のきずなを深める『抱っこ』であったとしても、しばらくのうちは『抱っこ』そのものに赤ちゃんが慣れる必要があります。
「赤ちゃんといえば、抱っこが好き」というイメージがあるため、不安に思うかもしれませんが、時間をかけて慣らしてあげることで、赤ちゃんにとって抱っこが心地よい動作に変わっていくでしょう。
ママも赤ちゃんも抱っこを楽しんで
ママと赤ちゃんのきずなを育むためには『抱っこ』が1番です。
ただ肌と肌を触れ合わせるだけのように感じますが、赤ちゃんの精神状態を安定させることはもちろん、集中力を高めたり、興味関心を促進させたりと効果は多岐にわたりますよ。
さらに、『抱っこ』は赤ちゃんの表情も楽しめて、ママとしてもうれしい時間を過ごせます。抱っこの基本姿勢を学んで、育児に役立てましょう。
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