子ども服のサイズ選びの方法は? 目安とサイズアウトしたときの処分法

子ども用の服を買う時に、サイズ選びに悩んでしまうという人は多いのではないでしょうか。年齢から見るサイズの目安や子ども服を選ぶ際の注意点を知り、子どもにピッタリな服選びの参考にしましょう。サイズアウトした服の処分法も紹介します!

子ども服のサイズの目安を年齢から見る

目次

・子ども服のサイズの目安を年齢から見る
・子ども服のベビーとキッズの違い
・子ども服を選ぶ際の注意点
・サイズアウトした服の処分方法は?
・子どもの服もサイズを合わせて購入を
子ども服のサイズ選びの方法は? 目安とサイズアウトしたときの処分法

子どもを持って初めて「子ども服のサイズが身長別に分けられていることを知った」という人は多いのではないでしょうか。

一般的な子ども服は、身長を基準に、その身長に対する標準的な体形をもととして制作されています。


自分の子どもにピッタリなサイズの子ども服をスムーズに選べるようになるためにも、まずは年齢別の基本的なサイズから確認していきましょう!

新生児から4歳前後


新生児から4歳前後というと、肉付きがよく、全体的に丸い体形になりがちな時期ですよね。体格の差が大きい時期でもあることから、体重もサイズ選びの基準になります。

新生児から4歳前後の子ども服の一般的な服のサイズについて、目安となる年齢(月齢)と体重を詳しくチェックしていきましょう!

  • 『50』:0~2カ月、3~6kg
  • 『60』:3~5カ月、6~9kg
  • 『70』:6~11カ月、9~11kg
  • 『80』:1歳~1歳半、11~13kg
  • 『90』:1歳半~ 2歳前後、13kg
  • 『95』:3歳前後、14kg
  • 『100』:4歳前後、14~17kg

5歳から小学生の間


5歳から小学生にかけての時期は、身長の個人差が大きくなる時期です。
この時期の服のサイズの目安を、該当する年齢・身長と合わせて確認していきましょう!

  • 『110』:5~6歳、105~115cm
  • 『120』:7~8歳、115~125cm
  • 『130』:9~10歳、125~135cm
  • 『140』:11~12歳、135~145cm

子ども服のベビーとキッズの違い

子ども服のサイズ選びの方法は? 目安とサイズアウトしたときの処分法

4歳前後の子ども服を選んでいると、「今までと売り場が違う」と感じることがあるかもしれません。これは、子ども服の中に『ベビー』と『キッズ』という別々のカテゴリーが存在し、その境目にあたるのがちょうど4歳前後の時期だからです。

それぞれの詳しい違いについて、改めて確認していきましょう!

サイズによる区別が一般的


子ども服の『ベビー』と『キッズ』は、一般的に4歳前後の時期に該当するサイズ『100』を節目として区別されています。

子ども服の『ベビー』は、この時期の丸みを帯びた子どもの体形に合わせ、横幅にゆとりを持って作られています。

スナップボタンで簡単に脱ぎ着ができたり、オムツをはいても圧迫感のないゆったりした構造になっていたりと、この時期の子どもの特徴に合わせた数多くの工夫が施されています。

一方、『キッズ』の場合、『ベビー』に比べ全体的に細身&縦長に作られています。また、この時期ならではの成長をふまえ、サイズの詳細には『胸囲』『胴囲』も併記されていることが多いでしょう。


子ども服の定義は不明瞭


実は、『子ども服』にはハッキリとした定義がありません。対象としている年代についても『1~15歳』『3~12、3歳』など、さまざまな見解があります。

また、先述のような『ベビー』『キッズ』の2種類のみではなく、1~15歳(身長80~160cm)前後の時期を『ベビー』『トドラー』『ジュニア』の3つのカテゴリーに分類することも少なくありません。

子ども用の服を選ぶ際は、身長や体重などの分かりやすい数値を基準にするのがおすすめですよ!

子ども服を選ぶ際の注意点

子ども服のサイズ選びの方法は? 目安とサイズアウトしたときの処分法

子ども服を選ぶにあたっては、大人用の服を選ぶのとは違った視点での注意が必要です。
特に意識したいポイントを3つ確認していきましょう!

日本・アメリカなど国による注意


子ども服は、国によってフォルムや全体のバランスが大きく変わります。主な国別の特徴を紹介していきましょう!

  • 『日本』:標準的な日本人の体形に合うタイプ。身幅がやや広め
  • 『アメリカ』:日本製に比べ、丈がやや長めで身幅が細め。日本人が身長や年齢に合わせたサイズの物を選ぶと「きつい」と感じやすい
  • 『イギリス』:日本製に比べ、丈・身幅共にゆったりめ。日本人が身長や年齢に合わせたサイズの物を選ぶと「大きい」と感じやすい
  • 『フランス』:丈の長さは日本製の物と同程度だが、身幅が細く作られていることが多い。物によっては通常より2サイズ以上大きいサイズを選ぶ必要があることも
また、メーカーによって細かい特徴が変わります。可能であれば実際に手に取ったり、試着をしてから購入するのがおすすめです。

アイテムによってもサイズ感は異なる


子ども服のサイズ感は、アイテムによっても変わります。
アイテムの特徴を押さえた選び方をすることで、スマートに着こなせるのはもちろんのこと、コストの削減もできますよ!

以下、アイテム別のおすすめサイズを紹介します!

  • 『半袖Tシャツ』:ジャストサイズか1サイズ上の物
  • 『長袖Tシャツ』:ジャストサイズ
  • 『トレーナー』:ジャストサイズ。ただし欧米のメーカーのアイテムは1サイズ上の物
  • 『カーディガン』:ジャストサイズか1サイズ上の物
  • 『ボトムス』:ロング丈の物はジャストサイズ。ハーフパンツなどは1サイズ上もOK
  • 『ワンピース』:1~2サイズ上の物。特にノースリーブのアイテムの場合、チュニックやトップスとしても着用可能
1シーズンしか着られないと何だかもったいなく感じてしまいますよね。

1サイズ以上大きくても違和感のないアイテムをメインに買い足していくと、来年も着れる可能性が高まります。

安全面も考慮しよう


子どもの服を選ぶ際は、安全面についてもしっかりとチェックすることが大切です。

近年、フードや紐の付いた服を着用禁止にしている保育園や幼稚園、小学校が増えていますが、これはフードや紐が遊具などに引っかかり、窒息することを防ぐための措置です。

日々活発に活動する子どもの服は、大人には思いもよらないようなきっかけで大きな事故を招く原因となってしまいます。
デザインを重視して、子どもが動きにくくなるなどがないように気をつけましょう。

サイズアウトした服の処分方法は?

子ども服のサイズ選びの方法は? 目安とサイズアウトしたときの処分法

成長した子どもの服を買い足すにあたり、悩みの種となりがちなのが『サイズアウトしてしまった服の処分法』です。


おさがり・寄付など、人にあげる


子ども服の処分法として、一般的なのは『おさがり・寄付などで人にあげる』という方法です。

子ども服はある意味消耗品のため、おさがりや寄付といった形で手放すことはささやかな人助けになるでしょう。

どこかで誰かの役に立つと思えば、思い出いっぱいの子ども服との別れも幸せな気持ちで迎えられそうですね!

売却しておこづかいに


「どうせ子ども服を処分するのなら、少しでもお金にしたい」そんな人におすすめなのが、フリマアプリやリサイクルショップなどを利用して売却するという方法です。

売却して得られたお金は、自分のおこづかいにするもよし、新しい子ども服の購入資金にするもよし、できるだけ高い値段で売りたいですよね!

なお、子ども服を売却する際は、「これから使える」という季節のタイミングを選びましょう。すぐに使えるアイテムは需要が高く、オフシーズンに比べ高く売れる可能性があります。

リメイクして思い出にしても


特に思い入れのある子ども服は、『リメイク』という形で手元に残すのもおすすめです。

生地の特長を生かして小さなポーチに仕立てたり、シュシュにしてみたりと、アイデア次第でさまざまなアイテムに生まれ変わらせられますよ!

子どもの服もサイズを合わせて購入を

子ども服のサイズ選びの方法は? 目安とサイズアウトしたときの処分法

子ども服は、一般的に『ベビー』『キッズ』の2つのカテゴリーに分けられており、それぞれ身長を基準としたサイズ表示がされています。

標準的な体格の子どもの場合、洋服のサイズ選びは基本的に表示通りで問題ありません。

ただし、海外製の物を選ぶ場合や、1つのアイテムを何年か続けて着たいという場合は条件が変わります。それぞれの特徴や目的に合ったサイズの物を選びましょう。

子どもの日々の成長を彩る子ども服は、親にとっても大切な思い出に残るアイテムです。楽しんで選んで、素敵な服を手に入れてくださいね!

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