産後の妻がイライラしてばかり…!? 夫たちに知ってほしい「産後メンタル崩壊」のリアルと家族ができること
■辛い時は「辛い」と言う!甘えることを良しとしよう
夫婦の形は画一的でなくてもいいし、ママの物事への感じ方だってもっと自由であってもいいのです。
しかし真面目系頑張り屋のママは辛い時に辛いと言えず、
「みんなやってるし」、「もっとしんどい人もいるし」と呪いの言葉でますます自分のことを苦しめます。
産後のママにとってまずは重要なのは「鬼」の存在を認識すること。
そして「鬼」は余裕を失ったママには到底手に負えないことを理解することです。
さらに「鬼の巨大化」を止めるためには、ママが周りに対してちゃんとヘルプを出すことも必要だと言います。
鬼を飼いならすには、人として最低限の「睡眠」と「一人の時間」の確保が不可欠。逆にその2点が十分に満たせていない状況で自らの鬼をコントロールしようとすれば、うまくいかず、ますますイライラを助長させてしまうだけなのです。
そして、ようやく鬼と対峙できる心の余裕を持てた時は、自分自身さえもわかり得なかった心の奥にある声を聞いてみるとよいのだそう。
「怒りはどこから来るのか?」「ただ理解されたいだけなのだろうか?」「もっと労ってほしいのか?」それとも「甘えたいだけ?」
本心を読み解き、冷静かつ的確に伝えるならどうしたらよいのか? 自分自身を振り返ってみる時間も大切。
そして、自分の想いを吐き出す場を設けることがママにとっては何よりも心の救いになるのかもしれません。
お友達と思い切りおしゃべりをしたり、一人カラオケで思う存分ストレス発散したり、ヲポコさんのように声にならない想いをツイッターで発信したり、できることはさまざま。
辛いときは、ただ我慢をするのではなく、その辛さから解放されるための方法を自分なりに見つけて実践していくことが、多くのママたちにとって産後の鬼とうまく付き合っていくためのヒントになるかもしれませんね。
ヲポコさん
育児や日々の暮らしの中で感じるモヤモヤをツイッターで発信中。絶賛子育て中のワンオペオタ主婦、二児の母。
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@wopocco
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ヲポコ
完璧な母でも妻でもない… でもそれを認められるようになった自分が好き【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.66】