赤ちゃんの髪の毛は、どのように切ればよいのでしょうか?
初めての散髪をスムーズに進めるための必要なアイテムや手順をチェックしてみましょう。散髪中にぐずってしまったときの対処法についても紹介します。
赤ちゃんの散髪は自宅?美容院?
赤ちゃんの髪の毛の伸び方は個人差が大きいので、年齢ではなく、赤ちゃんの前髪が目にかかってきたり、再度の毛が耳にかかりはじめたら『散髪』のタイミングです。
いつまで自宅で切るのがいいか、いつから美容院がよいのでしょうか?
初めての散髪は自宅がおすすめ
赤ちゃんが初めて散髪するときには『自宅』がおすすめです。
手先に自信がない人は不安を感じるかもしれませんが、落ち着いて取り組めば初めての人でもスムーズに進められますよ。以下のポイントを意識してみましょう!
- 赤ちゃんが動かないよう、テレビやスマホを見せる
- 赤ちゃん用の爪切りばさみなど、小さい作りのはさみを使う
赤ちゃんの髪は伸びたといっても部分的であるため、自宅での散髪が経済的ですよ。
1歳を過ぎたら美容院もOK
大人の言うことが少しずつ理解でき、長く座っていられるようになったら『美容院』でのカットにチャレンジしてみましょう!
ただし、自宅とは違う環境に赤ちゃんがびっくりしてしまうこともあります。お気に入りのおもちゃなど、赤ちゃんの気を引くアイテムを持っていくことがポイントです。
プロに切ってもらうことできれいに仕上がるため、記念写真を撮る前や結婚式に参列するときなど『記念に残るイベント』の前には美容院にお願いするとよいでしょう。
目・耳に髪がかかるくらいを目安に
赤ちゃんの散髪のタイミングは『前髪が目にかかっている』『横の髪が耳にかかっている』ときが目安です。
数本かかっているだけであればさほど気にする必要はありませんが、全体的に長くなってきたり、束でかかるようになってきたりする場合には、散髪の必要がありますよ。
また、髪の毛の束がザクザクになっていたり、部分的に長くなってしまっていたりするときにも少し整えてあげるとよいでしょう!
上手に切るためのやり方・コツは?
元気に動き回る赤ちゃんの前ではさみを使うことは、ちょっと怖いですよね。事前に準備物や流れをしっかり確認して臨みましょう。
アイテムや切り方など、基本のポイントを紹介します!
はさみなど必要な物を準備
まず、散髪をするときに必要となる以下のアイテムをそろえましょう。
- 散髪ばさみ・すきばさみ
- くし
- ケープ
- 霧吹き
- ゴミ袋・新聞紙
初めて散髪する人にとってはアイテムが多いように感じるかもしれませんが、1度購入すれば長く使えますし、自宅にある物でうまく代用することも可能ですよ。
また、赤ちゃんが大人しくしていられるようおもちゃやスマホを準備しておくこともおすすめです!
基本の散髪方法
アイテムをそろえたら、実際に散髪に移りましょう。基本の散髪方法は以下の手順で進めます!
- 霧吹きで髪全体を軽くぬらす
- 耳の前と後ろに分け、くしでとかした後、はさみを縦に入れて『サイド』の髪を切る
- サイドと同じ要領で、『えり足』の髪を切る
- えり足を整えたら、サイドとえり足がつながるようにそろえる
- 『前髪』を指ではさみ、はさみを縦に入れながら切る
ポイントは『はさみを縦に入れること』『少量をつまみながら切ること』です。赤ちゃんを傷付けないだけでなく、見た目の失敗も少ないおすすめの方法ですよ。
嫌がられないための方法とは
感覚器が敏感な赤ちゃんは、顔まわりの髪を触られたり、はさみの音を聞いたりするとびっくりして泣き出してしまう子も少なくありません。
赤ちゃんの機嫌を損ねず、素早く散髪を終えるためにはテレビやスマホを見せて、気をそらしましょう!たったこれだけでも、案外大人しく過ごしてくれますよ。
テレビやスマホを見せても泣き出してしまう場合、散髪には少し早かったのかもしれません。極端に髪が伸びていなければ、タイミングを見計らって再チャレンジしましょう!
切った髪の毛はどうする?
「わが子が初めて経験するものは記念に全て取っておきたい!」と考えるママ・パパも多くいます。
切った赤ちゃんの髪は、どのようにアレンジできるかをチェックしてみましょう!
願いを込めて筆にする
『赤ちゃんの髪』を使った定番アイテムといえば、やはり『筆』です!
『胎毛筆(たいもうふで)』と呼ばれ、額縁入りの飾れるタイプや、刻印タイプなど、さまざまなデザインにアレンジできるのが特徴です。もちろん、筆は髪を長期保管できるよう加工も施されていますよ。
見た目もかわいい胎毛筆ですが、実は「健康で過ごせますように」「字がうまくなりますように」といった願いが込められたアイテムです。
筆以外の記念品もおすすめ
『胎毛筆』以外にも、赤ちゃんの髪を用いたさまざまな記念品があります!
例えば、『オブジェ』『ジュエリー』などです。赤ちゃんの髪を飾ったり、身に着けられたりするため、こちらもおすすめですよ。
また、自分でリボンや桐箱などのグッズを買いそろえて保管する方法もあります。ただし、赤ちゃんの髪はそのままでは長期保管に向かないので、長く持っておきたい場合には、サービスを活用する方がよいでしょう。
赤ちゃんの間はママが専属美容師になろう
赤ちゃんの髪の生えそろい方は一人一人異なりますが、基本的には1歳になるまでは自宅でのカットで十分です。
手先に自信がない人でも、アイテムをそろえることで意外と手早く進められますよ。また、散髪中は赤ちゃんが大人しく過ごせるようスマホやテレビをうまく活用しましょう!
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