連載記事:パパママの本音調査

【子どもからの手紙】涙が止まらない、笑える…宝物にしたい手紙エピソード【パパママの本音調査】 Vol.365



■手紙が親子の大切なコミュニケーションに

親子での手紙のやりとり方法や保管方法についてもコメントが寄せられました。


▼親子での手紙のやりとり

【子どもからの手紙】涙が止まらない、笑える…宝物にしたい手紙エピソード【パパママの本音調査】  Vol.365

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「イベント時は、お互いに家族全員で寄せ書きみたいなカードを書きます」(神奈川県 50代女性)

「小4の息子から『ママに手紙を書くね』と始まったのが交換日記です。ノートにたいしたことは書いていませんが…。いつまで続くかわかりませんがしばらく続けようと思います」(北海道 40代女性)


手紙だけではなく、日記だと日々の思いを都度言葉にして伝えられてよいですね。

▼手紙の保管方法や返信についての工夫も

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「学校のイベントで書いてくれました。紙にぎっしり書いていて、うれしくて額縁にいれて飾っています」(山口県 30代女性)

「私の誕生日に兄弟で書いてくれました。『ママの子どもでよかった』って書いてあって、泣きながら読みました。手紙はカバンに入れて持ち歩いています」(宮城県 40代女性)

「命の授業で親宛てに書いてもらいました。それ以外でも日常で書いてくれていますが、毎回うれしいし、涙ものです。その分、返事を書いて渡します」(青森県 30代女性)


「手紙を飾る」ことによって、いつでも手紙をもらったときの感動を思い出すことができそうですよね。また、子ども自身にとっても、自分が書いた手紙を喜んでもらえたと実感することができるかもしれません。

そして、「返事を書いて渡す」ということは当たり前のようで、親から子へ手紙を書いたことがある人は意外に少ないのではないかと感じました。


筆者自身は、子どもから手紙をもらったとき、それに対して口頭では感謝を伝えても、返事を書くことは、これまであまりできていないことに気付きました。

■手紙が親子の思い出を彩る

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「子どもたちが書いた手紙をたくさんとってあります。仕事から帰宅した私に、たびたびミニレターをくれました。私の似顔絵に『まま、すき』と書いたものや、『けさはママのことキライっていってごめん』などと汚い字で一生懸命書いた反省文があり、読み返すたびにおかしくなります。子どもたちは覚えていないかもしれませんが、大切な宝物です」(神奈川県 40代女性)

「小さい頃は、感謝の言葉など、たくさんお手紙をもらいました。それから数年たった今は、私に対しての意見、例えば『いつまでも子どもではないので、子ども扱いしないでください』などと言われて、成長を感じます。手紙の最後には『大大大好きです』と書いてくれているので、意見を真摯(しんし)に受け止めてもっと子どもの気持ちになって発言しようと思いました」(兵庫県 40代女性)

「息子の20歳の誕生日に時計を贈りました。すると、息子から主人と私宛てに『20年育ててもらってありがとうございます』と、感謝の気持ちがびっしりと書かれていました。
ぶっきらぼうで、普段あまりしゃべらないので、涙目で文字が読めないくらい感動しました」(大阪府 50代女性)


これらのコメントからは、手紙が思い出を彩っていたり、子どもの成長を実感させる証となっていたりと、家族によっては非常に大切なものになっていることがわかります。手紙の内容が、たとえうれしい内容ばかりではなくとも、そこに書かれた本音、本心が、親子の関係をよりよくする上で重要な役割を担っているようにも感じられました。

9割以上のパパやママがもらったことがある子どもからの手紙。その手紙はパパやママにとっては特別な思い出の一つとなっていることでしょう。

また日々のコミュニケーションだと、親もつい口調がキツくなってしまったり、言いすぎてしまったりすることがあります。そんなときは親からも子どもに手紙を送り、普段は言えない本音を伝えるのもいいかもしれません。親が手紙をもらってうれしく感じるように、子どもにとっても親からの手紙はうれしいはずですから。

いまはSNSで親子間の会話も成り立つ時代です。
気軽な会話や連絡、「ごめんなさい」の言葉も、すぐに思い立ったら送れる便利さは、親子の会話のひとつのツールといえます。そんななかでも手紙は、親子それぞれに記憶や思い出として、大きく残るもの。手紙を書く行為には、もしかしたら互いに思いやる気持ちも込められているのかもしれませんね。

筆者も早速おしゃべりが苦手な長男と、最近ひらがなを読めるようになった次男にお手紙を書いてみたいと思います!
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