コミックエッセイ:うちはモフモフ暮らし
勉強で間違えることを極端に嫌う娘。その要因を踏まえたわが家の家庭学習【うちはモフモフ暮らし 第22話】
■その子の「気質」と「親の関わり方」に注目
1つ目の要因は「生まれ持った気質」。娘はプライドが高く負けず嫌いな子だと思います。
子どもを2人育てていて、姉弟の気質の違いを感じますので、この要因は大いにあるのかなと…。
2つ目の要因は「親の関わり方」の問題。
褒めることももちろん大事なことなのだけれども、条件付きの褒め方ばかりしていると「よい子じゃないと褒めてもらえない、「よい結果じゃないと褒めてくれない」、「間違えない子がよい子」と、子どもは勘違いしてしまう点もあるかもしれません。
以上の要因を踏まえて私が気をつけたことは…
間違いを指摘して機嫌が悪くなってしまった時は、私もイライラしてしまうので黙って見守るようにしました。
興奮していると子ども説明が頭に入らないですし、まずは親子でクールダウンすることが大事ですよね。
お互い落ち着いてから
「間違えることはどんなメリットがあるのか」「間違える子=ダメな子ではない!」ことを根気よく説明してみました。
でも子どもって丁寧に説明してもなかなか理解できないもの。うちの娘もなかなか理解してくれず大変でした。
なので私は、具体例を出して説明するようにしています。
親自身の失敗談なんかを面白おかしく娘に言って聞かせると、自然と笑顔が戻りわりと素直に私の説明が頭に入っていくようです。
「親も完璧ではない、大人でも間違えることがある」と気付くと自分の間違いもある程度許容できるようになっていくのではないでしょうか。
また日常生活では、
「何もなくても褒めること」も心がけました。
「ちーちゃん大好き!」とか「ちーちゃんが生まれてきてくれてママ幸せ」とか、存在自体を褒めるといいますか、条件なしで褒める時間も意識して作るように心がけました。
娘はまだまだイライラすることも多いですが、だんだんと改善してきている気がします。
これはあくまで私個人の見解であり、ほかの子すべてに当てはまることではないかもしれませんが、問題をひもといていくことで親にとっても多くの気づきがあると思います。
「子育ては忍耐の連続!」
今後も根気よく(できるだけ)冷静に教えていきたいです。
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