コミックエッセイ:4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家
今の時代の不審者ってどんな人!? 子どもに見分ける方法を教えるには【4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 Vol.85】
今回は防犯についてです。新小学生になる子どもがいる保護者の方は、特に防犯について考えているタイミングなのではないでしょうか。
以前から子どもの防犯標語として学校でも教えられている「いかのおすし」というものがあるのをご存知ですか?
知らない人にはついて
「いか」ない
声をかけられても車には
「の」らない
危険を感じたら「助けて!」と
「お」おごえを出す
安心な所、大人がいる所に
「す」ぐに逃げる
どんな人が何をしたのか大人に
「し」らせる
これを頭に入れておくのはもちろんなのですが、これは不審な人に何かのアクションを起こされてからの対応ということだと思います。
子どもを狙ってるような人は、まずどの子にするか見定めていたり、どこなら人目がないかなど下調べをしていることが多いそうです。
以前は悪いことをしようとしてる人は、マスクやサングラスなどで顔を隠して下調べをしていたことも多かったようですが(必ずしもその限りではありません)今はマスクをしている人が多数…
そこで地域の子どもたちに防犯意識を持ってもらうためにイベントに参加して、私…こんな怪しくなってみましたよ(笑)
男性におもちゃのナイフ持ってもらい「誰が怪しく見えるかなクイズ」をやったりしました。
結局
見た目で怪しい人を判断はできないということで
私が考えた防犯標語はこちら!
こちらいかがでしょうか。
「き」 聞いてくる人…は、たとえば道を尋ねてきて案内してと言いつつ連れ去ったり、親に用があるふりをして、何時頃まで不在かを探っていたりするかも。そもそも子どもに道を聞いてくるのは怪しい可能性高いですよね。
「み」 見てくる、見せてくる人…は、じーっと見てくる、または子どもの興味を惹くようなものを見せてくる…などです。釣られて近づかないようにしましょう。
「お」 同じ所に長時間いる人…じっと周りを眺めている場合、1人でいる子や好みの子が通り掛かるのを待っていたり、周辺の状況を観察していたりという可能性が。
「と」 盗撮してくる人…文字通りです。ただ盗撮してるかどうか分かりにくいので、撮られてるような気がしたらすぐ見えないところへ逃げましょう。
「う」 うろつく、ウロウロしている人…狙いを定める目的の他にも死角や抜け道を探してたりと犯罪の下調べかも。
「さ」 触ろうとする人…親しくない人が身体に触れてくるのはおかしいで、すぐ逃げましょう。
「つ」 つけてくる、ついてくる人…こちらも誰かにつけられている気がしたら、家や行動を把握するためかも…ということで、知っている大人がいるところにすぐ逃げましょう。
人を疑いすぎるのも良くないと思いますが
何か変だ!という違和感を持てることは今の時代に必要なスキルだと思います。どんな行動の人が怪しいのか、大人は判断できても子どもにはピンと来ないと思うので、説明しやすいように考えてみました。
といっても小さい子には難しいかと思われます。
細かいことはわからなくてもこれだけは覚えていてほしいのがこれ!
今はコロナ問題で、子どももソーシャルディスタンスを取ることを教えられています。
この距離を守ることは、犯罪防止にも繋がりますので今一度親子で話をするきっかけになれば幸いです。